1994/07/30 大阪・メルパルクホール



7月30日は『はじめ』の日
 今回は“はじめ”について書こうと思う。“はじめ”とは俺たち「千原兄弟」が2年程前から始めたイベントのタイトルだ。12回目を迎える今回はメルパルクホールで7月30日に行う。ありがたい事にチケットは完売している。話は変わるが、俺たちが2丁目劇場で舞台を終え、外に出るとかなりの人数の女の子が俺たちの出てくるのを待っている。そして写真を撮ったり、握手を求めたりしてくる。それを遠巻きで見ている街ゆく人達は、その彼女たちを“こんなブサイク男のどこがえーねん”というような目で見ている。(実際そういう声を耳にした事もある)失礼な話だが俺はそう思って当然だと思う。なぜなら街ゆく人たちは俺のかっこいい所(おもしろいetc.)を見た事がないのだから。俺はいつも思ってる。歌詞の解らない外タレの歌を聴くために高い金を払って観に行く奴等より、何がかっこよくて何がかっこ悪いかを観にきている彼女達の方がよっぽどかっこいい。(一部の人達を除いて)
 7月30日に“はじめ”に来る人たちへ。何年か経って“はじめ”に来ていたあなた達がかっこいいと言われる時代を千原兄弟は創ります!



止まれない男、ボーズになる。
 今回は『はじめ』を演り終えての感想を書こうと思う。簡単に言ってしまうと、今までの『はじめ』の中で1番、演っていて面白かった。もしも俺が客席で観ていたら間違いなく爆笑していただろう。
 今回のテーマは、今まで俺たちが創ってきたモノを破壊しようという事だった(否定するという事ではなく)。だから今回は、今まで千原兄弟が演ってきた“言葉あそび”的な笑いをほとんど省いた実験的なlコントが中心だった。そしてエンディングでは、自分のこめかみにピストルを突きつけたポーズのポスターを再現し、引き銃をひくという想像自殺をし、1番最後のコントで俺は“ボーズ”になった。なぜボーズにしたかなどと俺は語る気はないが、ただひとつ言える事は、これからも千原兄弟はどんどん変わっていくという事。そして千原兄弟はますますかっこよくなっていくだろう。なぜなら俺は走り続けているのではなく、止まれない男だから。

はーびぼー掲載コラム「千原Jr.の叫び顔!」より

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