1995/07/26 京都ミューズホール
28 福岡ビブレホール
31 岡山オルガホール
08/02 高松オリーブホール
03 徳島アクティホール(2回公演)
05 クラブダイアモンドホール
07 渋谷 ON AIR WEST
10 大阪厚生年金大ホール

本 豊田利晃・著 「ブラッドブラザー」リトルモア 1,529円(税込)



全国ツアー、ラストは大阪

 92年に2丁目劇場から始まって厚年中、メルパルク、NGKと進出し、今やすっかりおなじみとなった千原兄弟のソロイベント『はじめ』。今回は、京都ミューズを皮切りに福岡、岡山など、全国8都市ツアーを展開。そのラストを飾る厚年大では2400席というかつてない広さに挑む。「会場が大きかろうと小さかろうとそんなん関係ない。とにかく僕らがオモロイと思うことはこれなんだ!というのを見せたいですね」と意気込み充分の千原兄。他会場が過去の名作コントで綴るのとは対照的
に、大阪では新作のみを披露。最近は2丁目のまとめ役として司会にまわる事の多かったふたりだけに、久々のコントに注目したい!
〜「関西ウォーカー」掲載〜



子供たちの家出“はじめ GAGIGIG TOUR”について

 今回は千原兄弟がこの夏行う全国ツアー「はじめ GAGIGIG TOUR」について書きたい。まず、コメディアンが全国ツアーをするというのは、今までほとんどなかった事だろうと思う。 (大阪・名古屋・東京などというのはよくあるが)。もしかすると俺たちが初めてかもしれない。まー、そんな事はどーでもいいが、まずツアーをすることになったきっかけから書こう。 学園祭のシーズンの頃の千原兄弟はかなり忙しく、3〜4ヶ月休みが1日もないという状態だった。その時に、仲のいい奴ら(STAFF、構成作家etc)で子供の頃、家出をよくしたという話からみんなで一緒に休みをとって、車で旅をしようという話になり、盛り上がった。しかし、休みを取るということは不可能に近いので何とかしようと考え、旅をしてその行く先々でイベントをすれば仕事として旅ができるということで全国ツアーをすることになった。仕事の関係上、仕方なく新幹線を使う場合もあるが、基本的にはほとんど車で移動(旅)する。あくまでもメインは旅なのだ(もちろんやると決まった以上、イベントはシンケンにするが)。それでツアータイトルも、子供たちの家出ということでおれの中でのガキの複数形で“ガギガギ”がGIGするという意味で“はじめガギギグツアー”と名付けた。 知らない人のために説明すると、“はじめ”というのは千原兄弟の親父の名前から取ったイベント名で 3〜4年程前2丁目劇場から始まった千原兄弟が定期的にやり続けているイベントだ。今回のツアーが20回目近くになるが、毎回かなりおもしろく、実験的で不安感や程よいきんちょー感がたまらなく、千原兄弟がこれからどーなろうがこの世界にいる限り絶対に終わることのないイベントだろう(もーそろそろ、“ はじめ”というタイトルには飽きてきたので変わるかもしれないが)。そんな“はじめ”をいろんな地方の人々が見れるということはかなり喜ばしいことだろう(今回は、多分地方でやるときはベストOF 千原兄弟のような形でやるので、厚生年金大ホールの“はじめ”を見たということにはならないが……)。 3〜4年前に演った第1回目の“はじめ”はネタが中心で、その当時持っていたネタをほとんど演り、かなり盛り上がったのを記憶している(ゲストは板尾さんに来てもらった)。そしてちょーど10回目に厚生年金中ホールで“はじめ”をした。その当時はでかい舞台に立つこともなかったので、緊張したのを臆えている。そして、メルパルクホール、NGKでは“はじめ”をやり、今回の全国ツアーにいたる。 そこで今回“はじめ”を見に来る人たちに言っておきたいことがある。よくお笑い芸人がイベントをすると、楽しい催し物が用意されているが、“はじめ”ではそんな事をするつもりはない。簡単に言えば“楽しい事”はしない。“おもしろい事”をするという事だ。よく客を盛り上げるために色々しているが、俺たちは、自分達がおもしろいと思う事しかしない(もちろん客にそのおもしろさを伝えようとはするが)。そして、今までにない新しいことをやるつもりだ(今までも、数々実験的で新しいことを探してきた)。まー、だからその辺を頭に入れて見に来てもらえればありがたい。(“ はじめ”について書いたのでついでに言っておくが、“はじめvol.11”で言ったことはすべておれが創った想像の中の話です)。

〜カジカジ掲載のコラム「千原Jr.の囚(トラ)」より〜

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