夏色の空が傾く頃
あなたは私を残し去(い) ってしまう
愛していると云ってくれた
強くやさしい人だけど
心がゆがむほどのサヨナラを
まだその瞳は知らないね
髪を少し 風にあずけながら
私思い出に 微笑んでる
海辺の静けさに 涙こぼれても
あなたを見つめてる ノースリーブのまま
気持ちいいはずの夏の雨も
今年は心の窓をふるわせた
素顔がいいとどんな時も
嘘をすぐに見破ったあなた
もしも寂しさが触れたなら
ふりほどくように叱ってね
煙草の煙りに 背筋伸ばしながら
私小波( さざなみ) と 遊んでる
なぜ出逢ったよりも ずっとまっすぐに
あなたを感じてたい ノースリーブのまま
海辺の静けさに 涙こぼれても
あなたを見つめてる ノースリーブのまま
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