最期のつもりで あなたの車に乗った
懐かしい匂いに 目が眩みそうになる
変わらない横顔 笑顔に胸が痛む
ハンドル握ると 余計に優しさにじむ
夜景のきれいな所はやめて
思い出輝いて見えるから
無言の3秒 そのあとがこわい
気づかないふりをしていたけれど
ほんとうは私 あなたの気持ち わかっていたから
あなたは 知ってて なんにも言わずに見てる
紫陽花の かたわら ゆずりはを 思わせる
まなざしの 儚さ 映り込んだせつなさ
ふいに 目を伏せて 一度だけきつく抱いた
そんなに 大人になりきれないと
そうして きっかけを作るのね
無言の3秒 そのあとに言った
幸せになって くれるのならと
ほんとうは私 あなたを 変えて しまうのが こわくて
無言の3秒 体に残った
ぬくもりが 今も 締めつけてる
無言の3秒 あなたを変えて しまうのが こわくて
|