木枯らしに心を閉ざし バスを待つ 君の髪が
風にからんで 痛々しい 僕はただ 交わす言葉を
探すふりして 忙しく たばこをふかすだけ
いつからこんなに 息苦しい
沈黙が続いて いるのだろう
バスの窓から 溢れる笑顔を
もう 見ることは無いのに
1人コートのえりをたて 歩き出す 僕の中で
風が何かを 崩してゆく 僕はただ君の面影を
探すような 顔をして おもいでの店に来てしまった
いつものように コーヒーを二つ
頼もうとしている 僕だった
席の向こうかで うつむいていた
君は もういないのに
君と別れてわかったことは
君無しでも時は過ぎてゆくこと
過ぎてゆくとゆうこと
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