風の便りで 聞いたんだけど
つらい報せは突然 やって来る
子供の頃から 親友だった
お前が突然死んだこと 知ったのさ
お前はいつでも ようりょがよくて
酒とか女も 早かった
何でも首を つっこむ奴で
明るいいたずら 憎めない
お前はあの世で嘆くじゃ ないぞー
あの世もいい酒たくさん あるぞー
あれから何年 たったのだろう
今でもあの頃あざやか 忘れない
そのうち会おうと 思ってたのに
思い出話で明かそと 思ったのに
卒業アルバム お前の写真
指でなぞって なあお前
いつかあの世で 再会したら
一升ビンでも あけようぜ
お前はあの世で嘆くじゃ ないぞー
あの世も女がたくさん いるぞー
いまごろゆうゆう あの雲の上
娑婆を忘れてのんびり してるかな
それとも空から 下界を眺め
あくせく働く俺たち 見てるかな
走りまわった あの裏山や
熱い砂浜 夏の海
お前は自然に 帰って行った
大きな世界に 行ったのさ
あの世もいい酒たくさん あるぞー
あの世も女がたくさん いるぞー
お前の思い出忘れは しないぞー
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