髪のほつれを 気にかけて
そっと手鏡 のぞく母
老いてふたたび 女にかえる
小さなあなたが 愛しくて
私の名前も 忘れた母さん
支えることしか できません
迎えに来たの 一緒に生きたい
離れていた分 側にいさせてね
娘盛りの 想い出が
夢のまにまに 見えますか
指に馴染んだ 手鏡だけが
あなたの心を 開きます
ひとりの淋しさ 堪えた母さん
私も涙を 堪えます
わずかな時も 一緒に生きたい
あなたの日向に せめてなりたくて
甘えていいのよ ごめんね母さん
優しい横顔 変わらない
今日からずっと 一緒よ母さん
あなたの幸せ きっと守ります
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