あの頃の俺たちは 決められた枠組みに
おさまらず生きたいと 旅を始めていた
誰よりもそばにいた 涼しげなあの瞳
今誰に寄り添って 笑みを交わしている
ありきたりの暮らし 埋もれる日々に
時折射す 木漏れ日のような女(ひと)
たった一度 近づいて 二度と出会う ことのない
軌道描く 旅の続き 俺たちは 歩いている
公園で夜を明かし 語り合った将来の
影を踏むことさえも 今はもうできない
風も吹かぬ暮らし 乾いた胸に
時折降る 夕立のような女(ひと)
たった一度 愛しあい 赤い雲が 浮かんでた
空の下で 旅の続き 俺たちは 歩いている
たった一度 近づいて 二度と出会う ことのない
軌道描く 旅の続き また今日も 歩いていく
ラララ・・・
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