寄せては返す 波打ち際に
君の名前を 書いては消した
何かある度 ここを訪ねる
子供の頃の 秘密のアジト
波はいつでも 気まぐれで
風は何にも 縛られずに
雲は自由に 流れゆく
見渡す限り 光が踊る
果てなく続く 水平線は
空と海とが出逢う場所さ
そして今ボクは 夢の中
潮の香りと さざ波の音
ツラい記憶も 流してくれる
君との別れ 戻らぬ月日
満ちてく海に 記憶を浸(ひた)した
君はいつでも きまぐれで
君は何にも 縛られずに
君は自由に 流れゆく
魚が跳ねる 冷たい飛沫(しぶき)
全てを包む この楽園は
空と海とが出逢う場所さ
そしてふと浮かぶ 君の顔
見渡す限り 光が踊る
果てなく続く 水平線は
空と海とが出逢う場所さ
そして今ボクは 夢の中
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