目覚めの悪い朝には
濃すぎるくらいのブラックコーヒー
見てもいないニュースショー
無機質な声が流れ出す
今頃になってなぜか
君の夢ばかり見てるんだろう
今更なんて云わないさ
失ったものは戻らない
頭の上泳ぐ 魚達の群が 真夜中の二人に
舞い散る流れ星みたいさ
後味悪い別れと
残された君からのメール
捨てる事さえも出来ずに
保存したままのＡドライブ
引き出しの中には今も
二人寄り添ったフォトグラフ
今更なんて云わないさ
過ぎ去った時は戻せない
人影もまばらな 終電車の中で 身を寄せ合いながら
尽きることなく話してたね
君を君を君を君を 受け止められずに傷つけてしまった
ずっとずっとずっとずっと ホントは二人で寄り添ってたかった
君を君を君を君を 抱きしめられずに傷つけてしまった
もっともっともっともっと その細い肩を抱きしめてたかった
笑っちゃうよね きっと僕は
FOOLISH BOY
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