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「温め酒」(ぬくめざけ)(No9.附曲決定)

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N.14 
作詞 : 城山春河
『ぬ』の企画
夢を追いかけ 人生(たび)半(なか)ば
酒は心の 止まり木よ
酔って数える 妻の齢(とし)
痛む想いに 温め酒
馬鹿な時代の 味がする
                     
酒の肴(さかな)は 子の寝顔
頬を擦(す)りつけ 頭撫(な)で
俺の呂律(ろれつ)は 酔い目盛り
夫婦語らう 温め酒
少し涙の 味がする
                     
酒に映った 頑固者
飲むにためらい 苦笑い
円(まる)くなったか この俺も
酌をねだるは 温め酒
昔気質(かたぎ)の 味がする
                     

■information : 投稿日.2003/06/11(Wed) 02:29