〜 散策レポ 〜  山梨  09.11.2



山梨のDJ仲間宅へ大量のレコードを持って行く用事がある。

今日の気温は前日比で-10度だとか? 木枯らしが吹く? 最低気温が4度?

こんな天気で残念だけど、せっかくあっちまで行くので少し回ってみようと思う。


お昼前にこちらを出発。 天気は小雨。 山梨は晴れるらしいけど…







きっちりしてるんでしょうかね?



昼、笹子トンネル辺りから日が差してきたけど温度計は10度…

暖房付けて下道をトコトコ進む。


到着間際の温度計は13度になっていた。

主にマムシを以前見かけた場所を中心に行くも、この寒さと強風は厳しいね。

毎年カトリヤンマがいるポイントも見たが…

時期が遅かった? 寒いから? 何もいなかった。



夜、用事を済ませて、11時ころから回ってみる。

とりあえず、今日はウスタビガを見たい。

幼虫を目撃した山へ。 近くの外灯に来ているか?






トビイロトラガ



初見だったかな? これはこれで嬉しい



なんか夏の蛾のようだけど… ま、いっか














この山を登っていくと、雪がチラチラ降ってきた。

そんなに標高が高い山ではないんだけど。

11月初旬に雪なんて… 我が人生では初めてだ。

頂上付近まで登ったところで雪はけっこう降りだし、強風なので吹雪状態に…






普通に降ってきました



ちょっと画像じゃわかりづらいですが…






山をおりると小降りに。

次の場所へ移動すると全く降っていなかった。

気温は何度だろ? 0度近いのかな?

諦め半分見に行くと自販機に…








ウスタビガ♀



遅ればせながら初対面だった。 毎年この時期は夜回りしてないから。

待望のご対面。 寒いなんていってられない。 10分ほど遊んでもらった。







翅がちょっと破れちゃってるのが残念…



モコモコ






満足できたけど、できれば♂も見たい。

帰り道は少し気合を入れていこう。






ヒメヤママユ



けっこういた






カバエダシャク 冬の蛾のようです  寒くて固まってる感じでしたが生きてます



そういや、フユシャクのようなのも2種見た。

電池の都合上、画像は撮っておりません。

フユシャク系は知らないので、似たような違うシャクガかもしれないけど。


時刻は1時半頃。

無人となった駅を歩いてみる。






これも破れかけてる







アカエグリバ



センチコガネ(たぶん)  線の入り具合から、オオセンチかなとも思ったけどどうじゃろ?



寒いよ〜…









駅の構内で、ウスタビガの♂の死体が二つ…

生きてるのを期待してカジカガエルポイントへ。






綺麗な♀がいた




♂もいたが、翅をプルプルしており、すぐに闇へ飛んでいってしまった…

いるのはわかった。 近々もう一度行ってみようか。 もう少し暖かい日に。



最後の山道、ヘビ?と思われるものが。

さっきもいたのだが、大きなミミズだった。

この気温でいたら快挙だよな! 考え方が変わる!

との思いもあり車をおりると、ミミズではなかった。










クガビルでしたか



こんなに大きいクガビルは初めて見た



そうだよね、ヘビはないよね(笑)

でも、ウスタビガが見られて新鮮だった。

気持ち的には♂を見に行きたくなってきている。







〜 散策レポ 〜  山梨  09.11.8



これを執筆しているのが12月4日。

PCを買い換えてHPビルダーがなく、今日まで更新ができなかったので

すでに記憶が曖昧… なので、簡単に記載していきます。


ウスタビガの♂を撮りたいがために、夜の山梨へ向かった。






ゴマケンモンのようだが違うな… 調査中

ケンモンミドリキリガと判明 (Special Thanks : 川北さん)



これもなんちゃらケンモン? お手上げ…

ホソバハガタヨトウと判明 (Special Thanks : 川北さん)



ザーっと走ってもさすがにいつもの場所ではほとんど何もいない。

一番期待のカジカガエルポイントも不安になる…










いきなり♀がいた



綺麗な個体



この場所だけウスタビガ天国だった。






ヤラセではない



1匹ずつ乗ってもらう










ヒメヤママユもいた。








ヒメの中のヒメというくらいに小さい(笑)



奥に入っていくと♀がいくつか落ちている。

しかし、♂は1匹も見当たらない。


















たまたまなのか? それとも時期か?

♂の方が早く羽化してくるんだろうなぁなんて考えたり。

帰ってから調べてみると、♂は明け方近い時間に出る確率が

上がるようなのを目にした。


もう少し奥の駅まで見に行ったけど諦めがついた。





カバエダシャク 前回もいた冬の蛾



ニトベエダシャク  地元でもけっこう目にする



コヨツメアオシャク

Special Thanks : 川北さん


ここにいるというのがわかっただけでも今年は良しとしましょう。

来年は♂も手に乗せてバッチリ写真を撮りたい。



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