〜 散策レポ 〜  東京 10.4.26



GWの混雑の前に、もう一度先週のリベンジをしておきたい。

前回は書かなかったけどもう書いちゃうか…

ムカシトンボが見たい。 今日は会えるか?


遅めの午前に到着。

さっそく歩いてみるけど、トンボはあまり飛んでない。

しばらくゆっくり歩いていると、ヒラヒラと羽化したてのトンボが… キタ?







もしやの期待も虚しく、やっぱりサナエ系とわかった



でも、ダビドではなく、ヒメクロサナエっぽい


しばらく歩くも見つからず、車で上流へ移動したけどダメでした。

この付近にいるはずなんだけど、ポイントがズレているのかもしれない。

場所を絞り、時間をかけて待機していた方がいいのか…

GW明け、懲りずにもう一度来るかもしれない。






あとはボロボロのヒオドシチョウくらい



昼過ぎ、もう少し下流のいつも見る所へ。

春にだけ会える蝶、やっと写せるチャンスがきました。






ツマキチョウ



忙しない蝶だが、一枚だけそこそこ撮らせてくれた



ツマキチョウだけで満足できる自分が怖い(苦笑)

この後、先週と同様、本拠地に移動してみる。


到着すると、このフィールドでよく見かける人がいらっしゃったので、

挨拶して声をかけてみた。 ここでいつも調査活動をしているのは知っていた。

一度は何かの調査に参加しようと思っていたので。

いろいろと話を聞かせていただき、まずはイモリゾーンへ歩いてみる。


サンショウウオはまだ卵から出てきていなかった。

トンボがチラホラ飛んでいるくらいでちょっと寂しい。


開けた方に行くと、さっきの人とまたお会いしたので、

「まだ一枚も写してないですよ〜」と言うと、

ある鳥の巣があるとのことで案内していただいた。






何の巣でしょう?







親がいない時を見計らって一枚だけ急いで撮ってみた。

もっとバッチリ撮りたかったけど、親が戻ってきて驚いて巣を放棄でもしたら

大変なのでこれでご了承を。 これはモズの巣でした。

名前を出す許可を得ていないので… 教えてくださって感謝です!


トンボはいろいろ出てるという情報は得ていたのであちこち歩いてみるも、

シオヤさんしか見当たらない。

ただ、数はだいぶ増えてきた。 一週間でだいぶ雰囲気が変わった。






これからはスルーすると思われる






後で調べると20度あったようだが、この頃から風が強くなり肌寒く感じ始めた。

ヘビは… ホントいないね。 タイミングが悪いのかな? 午前の方がよさそうか?






カキドオシ



ムラサキケマン  来週にはこの植物育ちの蝶も出てくるでしょう



やや物足りない。

今日は5時近くまで粘ってみる。






アカシマサシガメ  3月16日と同じ倒木の下にいた



アカハネムシ



ベニシジミ






今日は枚数が少ないからもう一丁



そういえば、今年はヤマトシジミもルリシジミも見かけない。

トラフシジミは見かけてるけど…


そろそろ帰ろうという頃、シオヤトンボ以外のトンボとやっと会えた。






カワトンボ



ドア〜ップ



次に来る時には必ず賑やかになっているだろう。

もう一回このパターン(ムカシトンボとここ)でやってみたいと思う。





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〜 散策レポ 〜 東京 10.4.30



世間はGWに突入。

この時期はどこに行っても混んでるし、行くまでに大渋滞なので出歩きたくない。

そんな時期だけど、今日は一応平日なのでそれほど混んでないかなとも思ったり。

気分はあまりノッてないので、それならば行ったことのない所に行こうと、

標高の高い場所を歩いてみる。


その前に、通り道の夜回りコースを走る。

実はこの道をちょっと入ると、15年程前に別荘になったかもしれない場所がある。

当時は何度か行ってみたけど、散策目的で行くのは初めてなのでどんな感じかな?






いつも見るのよりも大きめのスミレ



調べてみると、『ヴィオラ・ソロリア・プリケアナ』 という外来種のスミレのようだ



今晩のおかず(笑)



なんとなく綺麗に撮れたので貼っておく



トラマルハナバチ



建物はそのままの姿だった。

オーナーさんが変わっちゃったみたいだが…


本当に静かな場所で、清流が横を流れている。

なんとなくムカシトンボがいそうなので少し待っていると…






ヒラヒラ飛んで木の上の方に止まったので待ってみる



少し低い所へおりてきたので、長い棒を使って落としてみる



いい所に着地  あれ?



やっぱり(苦笑)  ダビドサナエかクロサナエ なんとなくクロっぽい気がするけど…



目を凹ませちゃったみたい… ごめん



人が入り込むような所じゃないので、また今度寄ってみようかな。


さて、目的地は標高1000〜1500mらしい。 駐車場が1000mなのかな?

天気予報ではにわか雨があるかもしれないと。

この時間(昼前)で怪しそうな雲が多くなってきた。

早いとこ行っちゃおう。






目的地まで1kmの場所



現地到着。 人が多いや(汗)

空は厚い雲に覆われて、冷たい風が強くなってきた。

なんかヤバそうだ、とりあえず登っていく。


でも、ちょっと想像していた雰囲気とは違うかな?

もう少し登ればまた違うんだろうけど。

トレーナーを着ていても肌寒いを通り越して寒い…

ここまで来たけど、今日はやめとこうかな(汗)


というわけで山をおりていくと、鳥の声が聞こえたので目をやる。






ミソサザイ



こちらは小鳥



どうやら、親が子を鳴き声で導いているようだ。

子は飛べないので、急斜面を必死に走っていく。

親はちょっと移動して鳴いて、また少し移動して鳴いての繰り返し。

子は落葉の多い急斜面に入ってしまい、これ以上は撮れなかったけど、

親は何枚か撮ってみた。






子を待つ親鳥









どんより曇りと林内が暗いのでこれが限界…



声は何度も聞いていたけど姿は初めて見た。

地味だけど、声もきれいで可愛い鳥でした。

子はちゃんと帰れたかな?






ヤマメ



予定が狂っちゃったな… もう少し暑い時期になったらまた来てみよう。


で、暖房ガンガンにして下山していたら、だんだんと晴れ間が多くなってきた。

このまま帰るのもなんだし、本拠地に寄ってみることにした。

ウスバシロはまだ出てないだろうから、シオヤさん以外のトンボが見られればいいな。






やっぱりシオヤばっかり  シオカラもいくつか混じっていた



アカシマサシガメ



クロスジギンヤンマの羽化でも期待していたけど姿なし。

その代わり、日本で数ヶ所しか生息していないここの代表選手を本年やっと撮影。






ヤマトセンブリ












去年も何度か撮っていたけど、今年は姿は見るも撮影できていなかった。

派手さはないが貴重な生きもの。 いつまでも生き残っていてほしい。


先日のモズの雛が気になるけど、今日はそっとしておこう。






クロスジギンの羽化殻… 遅かった(苦笑)



羽化したてのシオヤさん



ヤマトセンブリの卵



ギンスジキンウワバ、キクギンウワバが有力



ナナホシテントウ



来週にはウスバシロチョウが舞っていると思われるが、

今日はやっぱりいなかった。






ボロボロのアカタテハ



ツバメシジミ









ここは5月中盤になれば面白くなってくるだろう。

ウスバシロは他の場所で見ようかな。

歩くのも楽しくなる時期。

しばらく休みは多いので、天候が良ければどこかに歩いてみたい。






手に止まった






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