〜 散策レポ 〜  東京 10.5.22



今年初のよねださんとの散策。

どうしても見たいというトンボがいる。 昨年私が偶然見つけたムカシヤンマ。

昨年も一度来ていただいたが、発見から2週間近く経っていたし、

あいにくの雨で見つからなかった。


先日下見に来たけど、姿は見られなかった。

そもそも羽化までに3〜4年ほどかかると言われているので、

ヘタしたら今年はいない年かもしれない。

いたとしても、目立つ上に動きが遅いので、誰かに捕獲されたら…

生息数は少ないだろうから。


一応、いない確率が高そうと伝えて、いなかったら違うものを見ようと

いうことで現地に向かった。



午前9時前に到着。 気持ち肌寒いかな?

期待よりも不安が多いながらもゆっくりと歩いていく。







オオイシアブ 獲物はコメツキ



日光浴



ヒオドシチョウの前蛹



ポイント付近をよーく探したが、やはり今日も姿は見えない。

サラサヤンマでも撮れればいいなと話していたけどこれも姿なし…

まだ時間が早いのかもしれない。

別の場所に行って、帰りにもう一度見てみようということになった。


ここのトイレに毎年アシナガバチが巣を作るので、それを見に行く。






キアシナガバチ






ハチの写真を撮っていると、小さい虫が飛んでいる。

見た目ホタルと思えたので素手でキャッチ。






ムネクリイロボタル









本拠地に向かう前に、近くのポイントに立ち寄る。

ヒオドシ幼虫拉致現場。

先日、ここにも1個体だけサラサヤンマが飛んでいた。


まぁ、ダメ元で行ってみたのだが、予想通り玉砕。

車に乗り込む時にパッと目に入った。













アオマダラタマムシ









こんなのがいるんだね。 図鑑やネットでは見た事があるけど…

個人的にはサラサヤンマよりもこれの方が嬉しかったり(笑)

何枚も何枚も写真を撮った。

似たような画像が続きますが、もう見られないかもしれないので

誰がなんと言おうとたくさん貼ります!
























タマムシ類は翅を開いたら素早く飛んでいってしまうが、この子は飛ぶのが不得意らしい






裏側も綺麗



逃がそうと思っても飛んでいってくれない… もう少し撮っておくか。















結局、人目につかない場所にリリースしてきた



いや、良いものが見れた。 もう満足だ。

あとは、よねださんに少しでも楽しんでもらわないと…


大きく移動して、本拠地に到着。

この頃には暑いくらいの陽気になっていた。






ヤマカガシ



今年産まれた個体のようだ



こんな感じで撮影してます (撮影 : よねださん)



アオダイショウ  一度逃げられたが、執念で探し出した



1m10〜20cmほど



だいぶ賑やかになってきたけど、例年に比べると数は少ないように思う。

春の気象異常が影響しているのかな?

遅れて一気に出てきてくれるのかな?






カワトンボ



ヤマサナエ♂



徐々に



お尻を上げていった






シオヤ天国からシオカラも数を増やしてきて、この2種が大多数を占めている。

よねださんはハラビロトンボの画像を綺麗に撮りたいようなので、

奥の生息ポイントにゆっくり移動。






シモフリコメツキ系



ショウジョウトンボも出てきた



先日は1個体しか見られなかったが、今日は4・5匹確認できた



こちらはそろそろ成熟







ヨツボシトンボもいくつか見られた



最低限の目標は達成させることが出来たので、

ヘビでも探しに水辺や薄暗い方面に行ってみる。






シュレーゲルアオガエル



と、よねださんからお声が。

「ウスバがいるよ」 とのことで、よねださんの元へ戻る。






草むらの中で休んでいたようだ



ウスバシロチョウは花にいる所を撮りたいので、一枚だけ写して再び水辺方面へ。

シュレーゲルのことを話すと写したいとのことで、二人で歩いていく。






シュレーゲル さっきの場所だが別の個体かな?



ニホンアカガエル



田んぼにはヒルがいた 何十年ぶりに見たかなぁ…



別のゾーンに移動していたら、ウスバシロが花に来ていた。






ハルジオンにて吸蜜












歩いて移動していた



ヘビの姿は最初だけでこれ以降はなかった。

そろそろムカシヤンマのポイントへ戻ることにしよう。






またヤマサナエ登場






いつものラーメン屋で食事をし、2時半近くにムカシヤンマポイントを歩く。

状況は変わったかな?






頭がサラサで洗脳されていたので、撮っている時はサラサヤンマだとばかりに思っていた



水辺にも産むんだ〜と思っていたら、クロスジギンヤンマの♀というオチ…



朝のヒオドシ前蛹はぶら下がっていた



ムネアカオオアリの女王






クロハナムグリ



う〜ん、昨年見たのは5月18日だったか。

他の種のように1〜2週間遅れてるとしたら… 来週また行ってみようかな。


冬場に鳥を写しに適当に歩いていた時、夏はトンボが面白いかな?

って場所を見つけていた。

そこだけ最後に見に行ってみると、雑草がボーボーに生えて湿地がなくなってる?

ちょっと期待はずれで終わってしまった。






ババヤスデ系  大きなダンゴムシのイメージ



最後にこいつでしたか…



ヘビと戯れるまーく (撮影・加工 : よねださん)



(撮影 : よねださん)



よねださんの一番見たかったものは見せてあげる事ができなかったけど、

自然相手なのでしょうがない。

次回は8〜9月の予定。 その時は二人で大満足したいもんだ。



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