〜 散策レポ 〜  北海道 10.9.5〜9



早いものでいよいよ最終日となった。

飛行機は夜なので、夕方まで歩いてみようと思う。


1・2日目と、夕方から建築中の山小屋新設トイレを微力ながらお手伝い

してきたけど、今日は最後なのでゆっくり歩いていいと。

来年は快適なトイレが出来上がってることだろう。


先日、蚊のせいで断念したマダラヤンマ、別の生息地にgecko氏が

朝イチで案内していただけるという。 とても有難いです。

早朝に待ち合わせし、8時頃には現地に到着した。






こういう環境



これは何ガモ?

オカヨシガモだそうです



寒いくらいの気温で風も強め。

歩いてみるも、目立った生き物はまだ活動していない。

川沿いはgeckoさんが歩いているので、木や草のある土手裏を中心に見てみた。






オニグモ系が多い



わからんクモばっかり…



これはキバナオニグモ



よく見ると寄生されている



どうやってこの状況になったのか? 侵入したのかな?



1時間程歩き、仕事のためにgeckoさんは帰ることに。

わざわざこれだけのために… 感謝の気持ちでいっぱいだ。

おみやげ探しを頑張った甲斐があった。

今回も大変お世話になりました。

来年再会することができたら、また懲りずに相手してやってください。


一人で歩いてみるが、時間と共に人の数がすごく増えてきた。






さっきのカモ?



ジョウビタキ♀と思ったけど違うよね?  オオルリ♀?  なんだろ…

ノビタキ♀だろうとのことです






9時近くになり、駐車場に自衛隊の車がわんさかやってきた。

人も更に増え、なんかここにいるのをためらってきた。 マダラヤンマは見たいけど…

休憩しながら様子を見てたけど、断念して戻ることに。 大きな宿題を残しちゃったな。



あとは買い物に昼食、荷物の発送や帰り支度を先に済ませ、

お馴染みのコースを時間がある限り回る。






やっぱりアカマダラではない サカハチチョウ



これもボロ  同定不能



オオミドリシジミのようだ



シータテハ



あっ、いた!



今回も出会えないで終わると思っていたら、最後の最後にコヒオドシ。

残念ながらすぐに飛んで行き、しばらく待っていたけど戻ってこなかった。

いることはいるんだね、綺麗な個体をバッチリと撮ってみたい。


温泉方面へ移動。

自分的にも若干飽きてきたけど、やっぱりこいつらともう少し戯れておこう。






オオルリボシヤンマ♀















ちょっと移動。






ルリボシヤンマ♂















別個体






地元近辺ではなかなか会えない種類だからね。

今回これだけ触れられたので満足だ。


3時を過ぎ、最後にもう一ヶ所ゆっくり歩きたい。






カワウ?  北海道にはいないイメージも、最近は進出してるとか










やっぱりいるのはお馴染みのメンツばかり。

キベリタテハの綺麗な個体を諦めていないけど。

今回の遠征を振り返りながら登っていくと…




ん?



ほら!





やっぱここにもいるじゃん! いそうな環境だと思ってたもん。














マムシ様



6月のgecko氏との散策では、テーマの一つにマムシがノミネートされていた。

ここに訪れた時、「ここはいてもおかしくない雰囲気、どこかにいるでしょ!」

と言ったのを覚えている。

ホント、探す時は全然見つからなくて、ノーマークの時にポッと現れる。

こんなもんだね。






40cm前後の個体









良い顔をしている









マムシは掴むたびに、『こいつ怖いな』 と思う。 

いや、持つのは怖くないんだけど、知らずにそばに寄って咬まれたら大変だなと。

一昨年、持ち替える際に牙が指に刺さったけど、簡単にスーっと入っていくし。

動きも俊敏なので、散策にお出掛けの際には本当に気をつけてください。

草むらなどに入る場合は特に危険です。



この後、上の方まで行くも特になく、諦め加減で下山していたら目の前にスズメバチが。






チャイロスズメバチ  北海道で会えるとは思わなかった



慎重に掴んでみる






ヘビも含めて、よいこのみんなは絶対にこんなことしたらいけませんよ! 危険です。

私はライセンスを取得しているので触れるのです(嘘)


予想通り、小さい種の蜂は危ない。 針が指に当たりそうになった。

持つなら大きな種に限る。
←違うか



新顔は見られなかったけど、そんなこんなで楽しんだので戻ることにした。






大多数のヒョウモン系はこのミドリヒョウモンだった  ♂は撮っていなかったので最後に一枚



別の石に移動していた



最後にトイレポイントに寄った。






大量のクスサンしか見ていなかったけど、ヒメヤママユも出てきているようだ



今回も楽しめることができた。

でも、来るならもう少し早い時期だなと痛感した。

来年はまだお邪魔することができるかわからないけど、

ログハウス職人の Oさんは 「必ず来なさいよ!」 と…(汗)

なんとか努力してみます。


白雪さん・Oさん・geckoさん、大変お世話になり、ありがとうございました。

またお会いできる日を。


北海道シリーズの不明種はいくつか判明することができました
(Special Thanks : よねださん・ATSさん・一寸野虫さん)


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