〜散策レポ 〜  埼玉 10.9.13



今日は、川北さんと秋のチチぶりをしてきた。 お誘いありがとうございました。

見たい種はまだ数週早いかなという状況も、時たまイレギュラーもあるので

行ってみなければわからない。

いつもより早い午後6時集合に設定するが、この頃にはもう空はかなり暗かった。

秋ですね…


まず、標高1000mちょっとの場所で、川北氏ご自慢の灯火セットを組むことに。

どんなのが来るかな?






セッティング中にトイレをチェック  キタササキリモドキ(ヒメヤブキリモドキ)がいくつかいた



戻るとセットはほぼ出来上がっていた。

ただ、周りの外灯も含めて虫の飛来数がほとんどない。

今日は飛ばない日かな?






こんな感じ



クロミスジシロエダシャク



川北氏が、キイロゲンセイかも?と言っていた虫  エノキハムシであった



しばらく待っていたけど状況は変わらないので、

後ほど別の場所でやってみようということに。

外灯周りに切り替えた。






エダナナフシ  マイフィールドではナナフシモドキしかいないので新鮮に感じる



ハガタエグリシャチホコ



場所によってはそこそこ飛来している。

時間もまだ早いので焦らずいこう。






カブトムシがまだ頑張っている



名前を聞いたけど忘れた…

オオホソアオバヤガでした(Special Thanks : 川北さん)



ハイイロキシタヤガ



イラクサギンウワバ



日本軍



カタシロゴマフカミキリ



別個体  色が薄いが、これもカタシロゴマフと思われる



コメツキさんカメムシを捕食中



今年最後のヘビトンボかな…



蛾の名前は川北さんに今度聞いてみよう(笑) 覚えられんよ〜。


川北氏イチ押しの標高が高い場所へ移動。

ここの林道で灯火をやる予定だったらしいが入れない。

どうやら土砂崩れか何かで立ち入り禁止となっている。

あっちゃー… 灯火は中止となった。

でも、ここはいろいろいる場所なのでチェックしていく。






クサキリ (ヒメクサキリかもしれません)



たまに見かけるクダマキモドキサイズのツユムシ 数年前に同定したはずだけど… 今度探しておく

ヘリグロツユムシでした 多くない種類とのこと



今日はどこもツノアオカメムシが多かった



シロシタバ



せっかくなので開いてもらった



シロシタバを激写中の川北氏



別行動をしていると川北さんが呼んでいる。

ムラサキシタバがいたようだ。






ムラサキシタバ



ちょっとしか開いてくれなかった



翅を開いた状態で止まらせようと川北さんが網に入れて頑張っていたが、

逆さになって飛び回り続けて背中部分が擦れちゃった。

結局上画像しか開いてくれず飛び去る。

でも、時期的には少し早いムラサキシタバが見られただけでOK。

目的の蛾も見つかればいいけど。






クスサンはそこそこ多い




綺麗な個体



夜中の山奥で壮絶なバトルが繰り広げられていた。



本日の〜  メイ〜ン イベント〜〜〜


クスサン VS クロナガオサムシ(チチブホソクロナガオサムシかもしれません)。






腹部を噛み切り、卵がボロボロと出てきてます









逃げるクスサンをしつこく追い回す









勝負あったか…



かなりの時間を割いて観察していた。

オサムシは死んだ個体を食うイメージがあったけど。






綺麗なクスサン



同個体



セアカヒラタゴミムシ



クサキリ褐色型 (雰囲気的にヒメクサキリかも)



こいつはストロボ光を最弱にしてもテカってしまう



ジョナスキシタバ



バトルはどうなったかな?






まだやっていたが、クスサンはもうほぼ抵抗できなかった  腹よりもこの辺の肉が目当てだったようだ



別個体  こっちは静かにカメムシを食っていた



最大目標の蛾は見つからなかった。 やはり1〜2週早いようだ。


場所をいつも賑やかな所に移動。






トイレ内にはオオカマキリ



ビロードカミキリ  もしかしたら、珍品と言われる チャイロビロードカミキリ の可能性もあります



角度によっては黄金



ピンピカ  高級なイメージ



ヤママユガもいた



ヤマクダマキモドキ



エビガラスズメ



地元やマイフィールドではほとんど見ない









ヤママユとクスサンが数個体飛び回っている。

二人はいつもの如く、灯りに舞う妖精たち(大袈裟?)を追いかけるのであった。
























たまにそこそこ撮れたりすると嬉しい






川北氏も楽しそうに追いかけている



これ、時間を忘れる。 恒例になりそう。


車内の会話で、クロメンガタスズメが捕れた場所があるということで、

最後にそっち方面に行ってみた。

途中、よさげな外灯に立ち寄る。

この頃から体感温度はかなり寒く感じた。






アオアカガネヨトウ  川北氏は先日ブログでもっと良い色合いで撮影されていた



前回もいた謎の小さいシデムシ風… どうやらシデムシではないようだ



スナゴミムシダマシのようだ



現地の最初の外灯へ。






カギバアオシャク



もう一個の外灯が強烈だった。

高い所にあるけど、けっこう虫が集まっていた。






アケビコノハ



カキバトモエ



ミミズク



ぐで〜ん…



ギンツバメ



ホタルガに似ているシロオビドクガ♂



エゾシモフリスズメ



スズメガが飛んでいたので追いかけた



コスズメだった



ちょっと満足な画像



黒っぽいヤママユガ  なんかシブい



ヤママユは手乗りを拒否ることが多いけど、この子はすんなり応じてくれた









一番見たかったのは残念ながら見られなかったけど、

久しぶりに夜回りで充実した気分だ。

基本的に一人で回るのが好きだが、

仲間と楽しく会話しながらの散策もやっぱりいい。

また機会を作ってご一緒できる日を楽しみにしております。

川北さん、ありがとうございました。



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