〜 散策レポ 〜  東京・山梨  07.5.18



懲りない男は、仕事終了後すぐ山へ直行した。

春の蛾… 2種類を見たい。 時期的にはもうギリか?

どうせダメでもこのまま行かずに来年よりも、

行ってダメな方が後悔も少しで済むだろう。

が、風がやや強くて気温も予想より低い感じ。

いつもの橋も虫の飛来が少ないようだ。

やっぱ帰ろうかとも思ったけど、ここまで来たから行くだけ行くか…


テンションがあまり上がらぬまま進んでいくと、

大きめの蛾が落ちていたのですかさず止まる。

いたのか? 潰れてないか?










ハネナガブドウスズメ






残念… 君じゃなかったんだよな。

ただ、私という人間は単純なもんで、こんなのでも気分は高まってしまう。


蛾の他にもカエルやヘビなんかがいてくれないかなと期待しつつ、

山梨側に突入した。

そして、またしても大きめのシルエットが… 今度こそ!?












ハネナガブドウスズメ



この時期君って多いの?


正直スズメガ系はあまり興味がなかったけど、

昨夏に6種類を一気に発見した(散策レポ14参照)。

なので、最近は馴染んできたというか、

好きになりかけてきているかもしれない。

ただ、手に乗せようとは今のところはまだ思わないけど。

そのうち乗せるんだろうね。


途中で外灯に集まる虫を飛びながら捕まえる鳥がいた。

一度だけ目に見える場所に止まったので確認したらフクロウだった。

カメラを用意した途端すぐに飛んで行ってしまったので、

残念ながら画像に残す事ができなかった。

しばらく粘ったんだけど、警戒してか戻ってこなかった。


いつもの濃い施設は空振り、その先のポイントではカミキリが飛んでいた。

大きさ的にはキマダラ? キボシ? そんな感じだった。

残念ながらこれも確認できず。

その場所にいた、名前は知らなかったが、なんとなく名前が

すぐ浮かびそうな蛾を発見。






ゴマダラシロエダシャク



『シロ』 を除いて予想通りの名前だった。


現在上野原近辺。

とても大月辺りまで行くパワーは残っていない。

テンションが上がってればまた違ったんだろうけど、

今日のところはこのままUターンした。


帰り道、フクロウが飛んでいた外灯には…






タイリククロスジヘビトンボ



そろそろ出始めの時期のようです。


途中イタチを2匹発見しながらゆっくり帰っていると…

ん!? 今度こそ!??











またまたハネナガブドウスズメ



今日はこういう日のようです。

スズメガ系はあまり可愛い顔ではないけど、せっかくなので1枚撮ってみました。






ドア〜ップ(恒例) 意外と可愛いかも


そんなわけで、今年の春の蛾は惨敗で終了の模様。

来年は少し計画を立てて、是非実物を見てみたいものです。


午前1時過ぎに帰宅。

自宅前にいたこいつらを意味もなく撮影して終了した。






ミツモンハチモドキバエ



こやつ、4月後半から発生して5月上旬にピーク?

5月後半には姿を見せなくなる。

コガネムシ類の成虫に寄生するという話があるけど、

この時期に発生しているコガネムシの仲間って?

本当は違うんじゃないの? 実態がよくわからない虫だ。






エグリツマエダシャク



次回は5月最終週か?

懲りない男はいつまで経っても懲りないもんだ…



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