〜 散策レポ 〜  信州遠征 (上高地など) 11.8.4〜5



散策レポ229の続き…


長野から飛騨高山へ移動し、夜ミキヲさんと合流。

7年前に一度お会いして以来、久々の対面となった。

飛騨高山といえば牛。 晩御飯は美味しい焼肉をご馳走になりました。

変わったスタイルの店だったので、忘れられない味になりそうです。


その後、いろいろお話をして、明日に備えて就寝した。



翌朝、何時に起きたかは覚えていない。 きっと早起きだったはず。

ボーっとしつつも支度をして、上高地へと向かった。






ミキヲ邸から見える川にいたカモ 距離は150mくらいあったかな?



バスは7時半だったかな? 本当に覚えていない(汗)

出発まで少し時間があるので、バス乗り場付近をルッキング。






おはよう



シータテハがちょろちょろしていた






人が歩くと飛び立つのを繰り返し、トイレの裏の方へ飛んでいったので追いかけた。






ここなら人が来ないのでゆっくりできるね



おとなしく乗ってくれた












バスに乗って山道を進み、途中の池があるバス停で下車。

ここから歩いていく。

天気予報では曇りで午後から雨だという。

心配したけど、今のところは晴れている。

しかし、遠くに怪しい雲がいくつか見えるので、午前勝負だろうと感じていた。






イワナ? ヤマメ?



おそらく同種 ストロボを焚いてみた  ん〜、ヤマメかな?

ヤマトイワナと教わったけど、ブラウントラウトのような気もする



見たことのないカメムシ オオモンキカスミカメのようだ



キンスジコガネ あまり多くない種らしいが、数個体飛び回っていた






綺麗だったので風景をバックに



コムラサキがたくさん飛んでいた



見たかったオオイチモンジの姿はなかった。

やはり時期が遅かったか、他の場所がポイントなのか…

雰囲気的にはここにいそうな気がするんだけど。


先へと進む。






ヒメキマダラヒカゲ



別個体



何ヒョウモン?と期待したけど、ミドリヒョウモンでした









カラスシジミ



日陰に移動しちゃった



画像が粗いね…



ボロだけど、隣のセセリも気になったので写しておいた 同定はできません…

コチャバネセセリだそうです (Special Thanks : ゆたかさん)



ヒメキマダラヒカゲはあまり見れないので撮っておく



もしやモドキ?なんて一応撮ったけど、そんわけはなくクロヒカゲでした






だいぶ擦れたヒメキマダラヒカゲ



以前ミキヲさんが来た時は、トンボがそこらじゅう飛んでいて圧巻だったとか。

今日はちょろっと飛んでいる程度でちょっと寂しい。

今年の天候が影響しているのか、私の日頃の行いが原因なのか…






ヤマメの稚魚

これ、カワマスの幼魚だろうとのことです (Special Thanks : 一統さん)



ベニスズメのお子さん



風景をバックに



湿地もよく見ているけど、確実に見られると思っていたルリイトトンボの姿もない。

毎年7月は出歩けないので、6月末に来た方がもっと楽しめるかもしれないと感じた。






本日唯一のウラジャノメ




おそらく普通のミドリシジミ このあと飛んで、綺麗な緑を見せてくれた



そこそこ綺麗なヒメキマダラヒカゲがやっといた



擦れていてわかりづらいけど、ヤマキマダラヒカゲかな?



見たいと思っていた種は見つからないけど、普段あまり見れないのがけっこういた。

あとは、まだ見れていないものと少しでも多く出会えることを期待したい。






クロヒカゲ



シータテハ



コムラサキ



おサルさん



空はだいぶ雲が多くなってきた。 どんどん進んでいこう。






証拠画像しか撮れず… 生息種情報から、おそらくカラカネトンボ



懐っこいナツアカネ 指を出すと何度も止まってくれた






ヤマアカガエル



針葉樹系のスズメガ(クロスズメなど)でこんな幼虫がいたようなって思っていたけど…



なんとなくエビガラスズメっぽく思えてきた



クロヒカゲも懐っこい子がいました






ミキヲさんをはじめ、「なんで蝶とかトンボを手に乗せられるの?」 とたまに聞かれる。

ダメな時も多いけど、条件が合ってコツさえ掴めば意外と簡単に乗ることもあります。

ミキヲさんは何度か見ていたのでマスターしたことでしょう。

今度チャレンジしてみてください。


ということで、ミキヲさんの手にそのまま移ってもらって記念撮影。






雑な加工でごめんなさい(苦笑)



この辺りから曇る時間が増えてきた。 青空よりも雲の割合が多い。

厚い雲なので、このあと雨が降ってくるかもしれない。






別個体 こんなに懐っこかったっけ?



アカハナカミキリ



あっ、いいのを発見!



シラフヒゲナガカミキリ



亜高山帯で見られる種のようだ



日陰でも撮影しておこう



アップ〜






日陰でも撮影しておこう






これを見つけただけでも、今日は来てよかった〜という気分になった。

歩いていると、たくさんのコムラサキが一斉に飛び立った。

見てみると、脇に獣糞があったようで、それに群がっていたみたい。

飛び立った個体が服に止まったので手を差し伸べる。






コムラサキ手乗り〜



うん、綺麗












その光景を見て、「いいな〜」 と言っていたサル(嘘) なんでボケてるかなぁ…



いつの間にやら、空は完全に曇り空へと変わってしまった。

その後パラっと来たり… 予定では、もう一つ池を歩くらしいけど。






ヒメアシナガコガネ



葉裏に… だ〜れ?



ムネグロリンゴカミキリ 北方系で、これはマイフィールドでは見られない種のようだ



とりあえず先に進んでみたけど、いよいよ本降りの雨が落ちてきた。

この天気でこの先の状況を考えるとかなりリスキーなので

今回はここで引き返すことにした。

戻りながらもチェックは忘れない。






久しぶりのマルガリータ






首が長いと撮っちゃうね



これは元祖オトシブミのようだ



クロニセリンゴカミキリ



居候付き



ん〜、わからん…

アカスジオオカスミカメと判明 (Special Thanks : ゆたかさん)
カスミカメの仲間としては、世界最大級だそうです



マルガリータもそうだったけど、ミキヲさんはよくいろんなものを見つけていた。

一人で歩いていたら、撮れなかった種がかなりいたと思う。

単独で歩くのは好きだけど、誰かと一緒に歩けば目は増えるし

目線が違うので良い結果が出ることも。

撮影している姿を見て刺激を受けたとおっしゃっていたけど

私も勉強になることが多かった。


バスの発車まで時間がある。

休憩しながら、この辺りを軽く歩いてみる。






ムネグロリンゴカミキリ






ちょっと甘いけど、タカネアオハバチをやっとまともに撮ることができた



バスに乗り、駐車場に到着。

上高地の天気はもう晴れそうにないけど、ここは軽く降っただけでセミも鳴いている。

ミキヲさんとはここでお別れなので、最後に駐車場を一週歩いてみた。






白い車が好きなようで、ずっと車の周りを飛び回っていた




疲れたのか上に移動 オオウラギンスジヒョウモン









エゾゼミが鳴いている木にミキヲさんがライダーキック。

暖かい時間は落っこってこないみたい。






何ツユムシだろう?



スズメガ系のお子さん



コエビガラスズメのようだ


来年、なんとか調整してリベンジしなければいけないね。

また来てみたい場所だった。

できれば一日雨が降らない時に歩いてみたい。


宿泊から案内など、ミキヲさんにはお世話になりっぱなしで

本当にありがとうございました。

これに懲りていなければ、またここを一緒に歩いてみたいと考えています。

…懲りちゃった?(苦笑)



さて、ここで解散して、この後どうしようか考えた。

病み上がりや寝不足、底の薄い靴を履いていたので正直疲れている。

でも、まだ2時くらいだ。

夜回りしながら帰ろうという結論になり、とりあえず山梨へ向かうことにする。


231へ続く…



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