〜 散策レポ 〜  山梨 11.8.8



本日は、おそらく今年は最初で最後の一統さんとの散策。

せっかくなので、一統さんの見たい種類がいる方面へ出かけ

少しでも成果があることを期待したい。


8時に合流し、現地到着は10時過ぎ。

予報では夕立があるようだけど、山の方ではすでに雲がたくさんかかっている。


まずは、標高の高い山を登ってトンボを探しに行く。






ミヤマ♀が散歩していた



登っていくに連れて景色は暗くなっていく。

雨が降る前にいろいろ見てみる。






コフキトンボ



ウチワヤンマ






クロイトトンボ




トンボは後ろから撮るんだよと、散策レポ152でカミさんに教わりました



タカネトンボ









ドアップ〜



コフキトンボ



ネキトンボ



一統さんが目標のリスアカネの姿がない。

去年ここで撮っているけど8月末だった。

寒いところなので、見られるのはもう少し先なのかもしれない。

後日チェックしに来よう。


ずっと池の上を旋回しているヤンマ系。

見た感じではマルタンに見えるんだけど…

証拠画像にもならないけど一応撮ってみる。






これじゃわからんよね…



眼は青く腰が細くて腹は黒っぽかったので、マルタン♂っぽいけど翅があまり色づいてない…



なんだったんだろう?



2時間ちょっといた。 今日のここはこれが限界そう。

下っていくと晴れ間が出てきた。

センチコガネっぽいのが落ちていたので止める。






オオスジコガネだった 綺麗なんだけどね









この山の麓は寄ってみたい。

行きは天気が怪しかったので上を優先した。

今日のここはあまり目立ったものはいなかったけど

やっぱり寄らなくてはいけない場所のようだ。

スーっと大きめのトンボが横切っていった。

止まって〜と祈っていたら木に止まってくれました。














カトリヤンマ



ストロボを焚かないと綺麗に撮れない…






一旦捕獲して明るい場所で撮影









ドアップ〜



手乗り〜



カトリヤンマ手乗りを楽しむ一統氏



一統さんの目的種をここで見られたのは大きい。

夕方6時頃に生息地へ行こうと考えていた。

時間を有効に使えるし、止まっている場面も撮影できてよかった。


この後、一度行ってみたいと思っていた場所を初めて歩いてみる。

この頃から近くで雷鳴が…






ダイミョウセセリ 珍しく畳んで止まっているので撮影



逆光でちょっと遠い…



ヤスマツトビナナフシ









想像以上に雰囲気がよかった。

時期をズラせばいろいろいるかもしれない。






オスグロトモエの方かな?




コオニヤンマ



サワガニが群がっていた ランチは蛾の幼虫のようだった



マユタテアカネ



ヒメジャノメかと思ってたら、コジャノメの夏型だった



エノキから糸を垂らしてぶら下がっていたオオムラサキの初齢幼虫






ここは散策コースに追加してみよう。


そろそろ天気が怪しくなってきたので、オオムラサキがいる方面へ移動。

6月は楽しめた土場も気になるので見に行く。






夏らしい光景



フキバッタも木に産むようだ



求愛 残念ながら不成立でした



辺りは多数のオオムラサキが舞っている。

一統さんはオオムラサキとスズメバチに集中していた。

土場を見に行くと、この時期はほとんど何もいないようだ。

それでもしつこく見ていくと…






ルリボシカミキリが1個体だけいた












奥の方へ進んでいくと…






産卵中



ヒメウマノオバチ 触角で物色中



ヒメスズメバチ



もう雨が降るのは時間の問題な状況だけど、最後に近くの樹液ゾーンを歩いてみる。






今年はオオムラサキが多いみたい



判別が難しい個体… ナガゴマフかな?



ハチモドキハナアブ



これだけの環境で、相変わらずクワガタはこれだけ 捕り尽くされるんじゃないかと心配…



このあと嵐模様になったけど、運良く(?)豪雨は逸れた。


結果的に少し寂しい内容だったかもしれないけど、一統さんの目標種や初見種が

いくつか撮れたのでとりあえずは及第点だろう。 長い時間お疲れ様でした。

お仕事が多忙で今年はあまり出歩けなかったけど、来年またご一緒できる時を

楽しみにしております。



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