〜 散策レポ 〜  山梨   11.9.8



せっかくの休みも、なんとなく散策に出歩く気分ではなかった。

しかし、ちょうど一ヶ月前に一統さんとご一緒した際に見られなかった

リスアカネは出てきてるだろうか?

ホント、それだけが目的で急遽行ってみることに。

そんなわけで、突然の行動だったので高速が安い時間に間に合わず…

この5分の差は大きかった。


リスアカネのポイントは高標高なので、まずはクロツバメシジミのポイントへ。






クマバチ






イチモンジセセリがたくさんいた



アサマイチモンジ






ホタルの幼虫?と思って撮ったけど… ヒルではなさそうだし、なんの幼虫だろう?



トノサマバッタ



ミヤマアカネ






奥のクロツポイントへ。

全部で5個体を確認できた。






クロツバメシジミ



わかりづらいけど、交尾してます



無事な姿を見て安心した。

生息範囲がわずかなのでずっと生き延びてほしい。


先ほどの賑やかな所に戻ると、新しい顔ぶれも来ていた。






ジャノメチョウ



さっきの個体かな? アサマイチモンジは2個体来ていた












アオバセセリ















賑やかだとやっぱり楽しい。

この後、ミヤマシジミのポイントへ移動。






ありゃ、飛んじゃった



ミヤマシジミ



別個体 時期が遅いのか、擦れた個体がほとんど









反対岸に行こうと思ったら、道が崩れていて通行不可能となっていた。

春に来た時もすでに崩れかけていた。

先日の台風でどうかなと思っていたけどやっぱり…


しょうがない。 次のポイントへ移動しよう。






景色をバックに



クルマバッタモドキ



最後に見た個体はそこそこ綺麗だった



先月、ゲンゴロウがいそうな池があったので、今日はガサってみようと思っていた。

行ってみると交通量が意外と多く、雰囲気的にちょっとやりづらい。

上から見て回って、確認できたらやってみようと思ったけど姿がなかったので

トンボを追いかけた。






ハグロトンボ



ネキトンボ



オツネントンボ



この辺の細い山道を適当に入っていく。

韮崎方面よりも壊されている木が少なく、雰囲気の良い場所がけっこうありそう。

もう少し早い時期にこの辺りを回ったら面白いかもしれない。






ノコちゃん




その3m上に大きいノコ



上の個体におりてもらった 体がぶっとくて68mmあった



68mmは実物を見た中ではマイギネス。 迫力があった。

入れ物もないし、残り少ない余生を無事に過ごしてもらいたい。


そろそろ昼になるので、今日の本命ポイントへ移動。

途中の山道で…






後ろにピントが合っちゃった…






その後飛んで画像を撮るも、今度は一部が切れてしまい…



悔しいので、目の前にいたナツアカネをバッチリ撮って気を晴らした



目的地到着目前、またまた路上にて。

大きいヤンマが飛んでいたので車を止めた。

こっちに飛んできたので一旦捕獲。






オオルリボシヤンマ






ドアップ〜



























年に一回は触っておきたい。 とりあえず満足。

池に到着。 いろいろと賑わっていた。






イモリ



仲良しっぽかった



歩いていくと、バサバサっと音がして3個体ほど飛び上がった。






産卵していたようだ



もうちょい角度が良ければ…



ホバリングして落ち着くとまた産卵を始めた。

ここは条件の良い産卵場のようで全部で5♀いた。






全部オオルリボシヤンマかな?












本日の任務はリスアカネ調査。

歩いて間もなく姿を確認出来た。






リスアカネ















ヤマカガシが泳いでいた



8月の前半で見られなかったのはまだ時期が少し早かったようだ。

8月後半以降ならば戻ってきていると思う。 一統さんに教えてあげなきゃ。


麓付近は今日はあまりいなかった。 オオムラサキの幼虫をチェック。






いたいた



数個体いた



あれ? アカボシゴマダラ? 普通のゴマダラチョウならいいけど…



時刻は3時過ぎ。 体調が今一つだったし、急なお出掛けだったので疲れた。

せっかくだから、夜も見て回ろうかなと思い始めている。

こっち方面の夜回りはあまりしていないし。

昔のマムシポイントで少し休もうと思ったら、まだ整備中でゆっくりできそうもない。

せっかくだから久しぶりにこの辺りを歩いてみよう。


歩き始めるとカトリヤンマが休んでいたようで飛んでいった。

慎重に歩くべきだった。

07年に撮ったカトリヤンマの産卵はここだったのだ。






フキバッタ



クロアゲハ



オニヤンマ



何かの幼鳥 ビンズイっぽいかな?






羽化不全のようだ



マユタテアカネ ノシメ型



いつも通る人っ気のない山道で仮眠して夜に備える。


散策レポ246へ続く…



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