〜 散策レポ 〜  山梨   11.10.6



 このページは某サイトにて、『散策・自然・生き物』とは全く関係のない数ヶ所に何度もネタ扱いでリンクを貼られ
 しばらくの間、公開を取り消していましたが、URLが変わりましたので、とりあえず再公開することにします。
 また同じことが繰り返されましたら、このページと関連記事のページも再度非公開に致しますのでご了承願います。
  ※ カマキリ版にて話題になる分には問題ありません



明日から連休なので、やることもないし夜回りすることにした。

今回は前回と全く同じルートでいってみようと思う。 クロウスはもう出たかな?

謎のカマキリがいればいいけど、そんなにうまくはいかないだろう。

でも、行かないと見つからないし。


仕事終了時刻が遅くなり、10時前にこちらを出発。

前回より寒さは感じないけど、それでも長袖を着ないときついくらいの気温。

しかも雨がパラパラ… 降るなんて聞いてないよ。


カジカガエルポイントは今日パスして、まずは山梨のヘビゾーンへ。

う〜ん、やっぱり寒い。 バッタ類もほとんどいない。

ここは何度くらいなんだろう? きっと12〜13度くらいと思われる。

カマキリもヘビもいないので、カマキリモドキがよく来ているポイントまで登る。

ここは照明が半分切れちゃっているのであまり期待は…







ヤマアカガエル? タゴガエル?



ヤマアカでした



こちらはアマガエル



ちょっと寂しい。

ここに来たのは例のカマキリがメインだけど、そんな謎なヤツは

そうそう見つかるわけないよね。


下りで自販機を見るとクスサンが止まっている。

他に何かいるかと見てみると…

ここにカマキリがいるではないですか。







オオカマキリでした



やっぱりね。

次の場所に移動しようと思ったけど、ちょっと寄り道をしてみることに。

横に入ると後輩の彼女宅があったのでその辺りを。

一ヶ所だけ外灯があるので見てみよう。


と、その途中の道端に…

あれれ? なんかそれっぽい気がするけど… 確かめてみる。







いた!



これぞ正しく



謎のカマキリ



時刻は午後11時45分。

一昨年の撮影現場からは1キロ離れていないと思う。

同じ山のだいぶ下った辺りだけど、この一帯に生息しているのだろうか。







一昨年のよりも若干小さく感じる



左前脚の黒いのは怪我しているみたい












散策レポ252、日記や画像掲示板でもこの件は触れているので

経緯は割愛させていただきます。

今回は一旦捕獲して、家に持って帰ってどうするか検討する。


では、一気に2011夜回りルートへ。

途中の山道で野ウサギがいた。 運転しながら撮影してみる。







走ってます(笑)



あれ? いつもはそのまま逃げちゃうんだけど、ここで止まっていてくれた






喉もとの丸いのはなんだろ? マダニかな?



たまに見かける野ウサギをやっと撮ることができてテンションが上がった。

この後キツネも見かけた。 本土のキツネを見たのは初めて。 いるんだね。


気分良くいつもの外灯ポイントへ到着するも、ここはすっかり寂しくなった。







ゴミムシダマシ系?

キノコゴミムシダマシっぽい



アシアカカメムシ



本命ポイントへ移動。

その途中、またキツネがいた。 撮れるかな…







運転しながら撮影



ちょっとわからないね…



犬ではないですよ。 ちゃんとシッポもでかかったです。


本命ポイントに到着。

ここまでの外灯が寂しかったので心配したけど、ここはまだ楽しめるようです。







減ってはきたけどクスサンが目立つ



別個体



シロシタバ 遠いけど顔が見えたので撮影



たぶんシラフクチバ



サビカミキリ



そこのオオカマキリさん、ちょっとあちらまでご同行願えますでしょうか…



おい、わかってんだぞ! 吐けっ!



…ご協力ありあとやした〜



ハリガネムシってこっちじゃ見ないね。 九州でしか見たことがない。

さらに奥の方も歩いてみる。







コカマさん、ご同行… あっ、今日はいいや



コクワ♀



ホソカミキリ



ビロードナミシャク ちょうど飛ぶ瞬間が撮れた



オオエグリバ



調査中

アカフヤガでは?とのことです (Special Thanks : 川北さん)



カンタン






クモもエサが減ってきて大変だろう



アオズムカデ



少なくなったオオクサカゲロウと遊んでみる












今日は目立ったものは少なかったけど、この時期これだけ写真を

撮れるんだからいい場所だ。

そばの外灯には愉快な遊び相手がいてくれた。







怒りんぼのコロギス



舞台のはじまりはじまり〜






行くぞー!



ソイヤソイヤ…



ソーレソーレ…



ジャカジャン! パチパチパチ…



一世風靡セピアばりの激しいダンスでした。 ←古い?


謎のカマキリを捕獲したのでもう帰ってもいいかなと。 時刻は1時45分。

でも、せっかくだからクロウスポイントも行っちゃおうか…


ハードな山をいくつも越え、ようやく広めの道に出たので60キロちょっとで

走行していたら外灯下に黒い塊が見えた。

もうカブトムシはいないだろうし… なんだろ?と急停車。

100mほどバックして戻ってみる。

このパターンの時って、結局石だったり枯れ葉だったりとガッカリなパターンの方が

多いけど、今回は止まってよかったなと思った。







ヒゲナガカミキリ♂



立派だね〜















この時期にこういうのを見ると嬉しくなっちゃう。

眠気が来ていたけどまたもやテンションアップ。


前回は気にしなかったけど、この移動は1時間半ほどかかるみたいね…

ようやく3時過ぎに到着した。







ムラサキシタバ 前回と全く同じ場所で保護色化していた



でも、後翅の欠損が逆なので別個体と判明






翅を立てているヒメヤママユが多かった






ここはこれだけ。 クスサンとヒメヤママユがけっこう轢かれていた。

もう少し移動して、クロウスタビガがいるか期待してみる。

気温は8度の表示。






一番上の場所でヤママユガがまだいるか…



翅のエグり加減(先端)は、オオノコメエダシャクっぽいけど、ヒメノコメエダシャクのような気がする…

ヒメでよさそうです (Special Thanks : 川北さん)



ヒメヤママユ 黒化型同士も、♂(下)はかなり黒い



シャクガの同定は諦め気味…

オオネグロウスベニかネグロウスベニ (Special Thanks : monroeさん) 解説は↓でしてます



上のと同種に見えるような…

オオネグロウスベニナミシャク、もしくは ネグロウスベニナミシャクだそうです
前翅の裏側に黒紋があるかないかで区別とのこと そこまで撮れない(苦笑)
(Special Thanks : 川北さん)




前回同様、キエグリシャチホコで〆るのは偶然です



クロウスタビガはまだ発生していなかった。

出始めだから、もしかしたら早い時間に採集されたとか?

そういえば、今日は緑系の蛾がいなかった。

なんとなく物足りない。


例のカマキリが見つかったのは個人的に嬉しい。

さて、今後どうしましょ? とりあえず、家で管理します。

そのうち、別コーナーにて報告するかもしれません。

サイズ(頭〜尻)は約72mmでした。




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