〜 散策レポ 〜  東京   11.10.20



カマキリのエサを捕りに行かなければいけないので

久しぶりの本拠地を歩くことにした。 ここはイナゴが大量にいる。

今年まだ見ていないミルンヤンマも撮影しておきたい。


軽く歩くだけなので午後1時半頃に到着。

目的のイナゴはたくさんいるので、約5分で適量の確保完了。

天気予報では晴れると言っていたのに、雨が降ってきそうな空模様。

とりあえず歩いてみよう。






ハナバチを捕らえたオオカマキリ



天気もあるけど、20度あるかないかといった感じで肌寒い。

それでもそこそこ虫の姿はあった。






ウラナミシジミは今年撮っていなかった



ヒメアカネ



アキアカネ



マユタテアカネ



アオイトトンボ



シオカラトンボ そろそろ見られなくなる



クビキリギス



奥の細い流れがある方に移動。

ミルンヤンマはたぶんこっちに行けば見られるだろう。






今晩のおつまみ(笑)



ニホンアカガエル



予想通り、ミルンヤンマが飛んでいる。

飛翔写真を撮ろうと思ったら奥の方へ飛んでいった。

5分ほど待っても戻ってこないので、一旦車に戻って網を持ってくる。


現地に戻っても姿を現さないのでさらに奥の方へ歩く。

すると、バトルしているミルンを発見。






今年初撮影









プルプル震えてピントが合わないのでリリース。

別個体を探しているとすぐに現れた。






この子は比較的おとなしかった



















年に一度は見ておきたいのでとりあえずよかった。


今日は目的も完了したし、天気的にあまり期待できないのでこれで終了。

晴れた日にもう一度ここに来るかもしれない。








〜 散策レポ 〜  東京   11.10.24



謎のカマキリのおかげで、最近カマキリがお気に入りになってきた。

いや、前から好きな虫ではあったけど、考えていた計画を 『来年でいいか』

と延ばしていたり… その計画を本日遂行してみようと思う。


一つはチョウセンカマキリ。

子供の頃に見たような記憶はあるものの、数十年前の記憶なんてものは曖昧。

当時のも実はオオカマキリだったかもしれないので、もしかしたら一度も見たこと

ないのかも? (鹿児島でチョウセンの幼虫は見たけれど)

不思議と地元やマイフィールドで見かける大きなカマキリは全てオオカマキリだ。

昨年、虫仲間のゆたかさんのフィールドにいることはわかった。

今年は行ってみよう!

でも、正直これも 『今年はいいか〜』 なんて考えたりしていた。


もう一つはウスバカマキリ。

ウスバカマキリは今まで見たことがなく、一度見てみたいと思ってはいたけど

生息場所などがわからずこれも数年先延ばしにしていた。

謎カマのおかげで気合いを入れてリサーチできた。

でも、生息地の中でも局所的らしいからうまく見つかるかどうか…


せめてどっちかでも見られれば…

うまくすれば、オオ・ハラビロ・コカマと一日5種見ちゃおうなんて(笑)


まずは、チョウセンカマキリを見にゆたかさんフィールドへ行ってみる。

ここは中学時代に自転車で遊びに来た記憶がある。 ○十年ぶりだ。


久々に来た印象… こんなに良い感じの場所だったっけ?

夏に来ればいろいろと楽しめそうだ。






久々の登場、ツマグロヒョウモン



カルガモ



お食事中



クビキリギス



「何すんだよ〜!」 ←恒例



ウラナミシジミ






ダイミョウセセリ



オオアオイトトンボ



ハグロトンボ



曇りで暗い空も、意外といろいろ活動していた。

しかし、肝心のカマキリが見当たらない。

先日も最初はオオカマさえあまり目に入らなかったので見落としてるのかな…

来た道を戻る時はもっと念入りに凝視していく。

すると、ようやくカマキリの姿を発見。






さて、チョウセンか?




捕まえてみないとわからない…



チョウセンでした



いつも見ているオオカマキリとは明白に色が違う。

ネット画像では微妙なのもあったけど、実物を見るとかなり違うことがわかった。

では、もう少し撮影しておきましょう。









後翅も見分けるポイント



色が薄い



とりあえずよかった。 でも、こうなれば緑のタイプも見ておきたい。

その思いは呆気なく達成できた。






緑タイプ



奥から出てきたような感じだったので、たぶん見逃していたわけではないと思う。

…そう思いたい(苦笑)

これもチョウセンかな?






でした









ちょっと怒らせてみた






まずは一つの目標を達成。

戻りながらルッキングして、次の場所へ向かおう。






オオアオイトトンボ



イチモンジセセリ



豪快に



車を止めて向かう途中でもいそうな雰囲気があった。

帰りはよく見て歩いていたら、畑の脇にもドーンといてくれた。






行きもよく見ていけばよかった



この辺はチョウセンばかりなのかな?









次の場所は道に迷ってしまったようで、だいぶロスしながらもやっと到着。

でも、ここもちょっと変だ。

車を停められるスペースを探してあっちこっち走っていたら

違うゾーンに来ちゃったらしい…

せっかくだからここも少し歩いてみよう。

発見されていないだけで、ここにいるかもしれないし。






ちょっとドキっとした コカマだった



ヤハズハエトリ♂



でっかいオオカマキリ



この子、なんか特徴がある



タモカマ!



オオカマキリの後翅は黒っぽい






ここ、オオカマキリの宝庫といった雰囲気。

一本のセイタカアワダチソウに3個体付いていたり。






こちらは♂



♂は色が薄めなのかな? 個体差かも



別個体 もう出て来そうなので10分程いじくってみたけど…



反対側には卵も… 辛いね



キタテハ



ジュウジナガカメムシ



トノサマバッタ



けっこう時間を使っちゃった。 本命はいないけど、なんかここは楽しかった。


付近の住民さんに道を聞くと、やっぱりちょっとだけそれちゃったようだ。

またごちゃごちゃして辿り着けないと困るので、遠いけど安全な場所に

車を停めて歩いていく。






ヒメアカタテハ



これ、何の鳥の羽だろう?



雰囲気はある。 でも、ちょっと歩きづらいな。

腰から下は植物の種が付き放題。 靴下なんかハリセンボン状態だ。

それでもウスバを求めてゆっくりいろいろと歩き回る。






オオカマキリお食事中



ここにもチョウセンカマキリがいた



ミヤマアカネ



いそうかなと思うところをかなり歩いた。

でも、残念ながら今日は見つけることができなかった。

帰ってもう一度リサーチすると、場所はやっぱりこの辺りで間違いなさそう。

ただ、見ていたポイントがズレていたようだ。

ウスバはカマキリっぽい雰囲気の場所にはいないんだね。

数日後から冷え込むらしく、時期的に微妙だけどもう一度ここに来てみようと思う。



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