〜 散策レポ 〜  鹿児島   11.11.4〜6



散策レポ261の続き…


フェリーをおりて現地へと向かう。

ひでさん曰く、「思っていたよりかなり遠い…」。 移動だけで3時間近くかかった。

走行中にまたもや雨が落ちてきたけど、現地はちょうど雨上がりといった雰囲気。

水溜りの量からしてけっこう降ったようだけど、歩いているうちに晴れ間も見えてきた。






マガモ



ペアだったのかな?



九州のベッコウトンボの産地といえばもうバレバレかもしれないけど

ウチのポリシーとして一応場所の明記は控えておきます。


雰囲気的には静岡の生息地と似ているかもしれない。

とても広い池で周りの環境や葦の生え方、ライギョが生息しているところも。

歩いていると、あちらこちらでマイコアカネの姿が。

関東にはあまり生息していないのでとても羨ましい。






風景と共に




マイコアカネ



チョンと乗っかってくれた






別個体






晴れてはきたけど、山の陰に入ってしまい薄暗い。

もう少し早い時間なら賑やかなのだろう。






キタテハ



現地ではネキトンボの♀かと思っていたけど胸の模様が違うような…






ん〜…



トンボ班、久々の出番ですよ〜(笑)

大きさ的に違うと思っていたけど、やっぱりベニトンボ♀の可能性が高そうです
(Special Thanks : 一統さん)



上のトンボを撮影するひでさん



リスアカネもいた



大きな池には近づけないけど所々水場がある。

ガサってみればタイコウチくらいはいそうな気配。

上から眺めていたらイモリが見えたので遊んでもらった。






アカハライモリ






かなりいいもんを食っているらしい



色が薄めだった別個体 腹の模様もだいぶ違う









ヌマガエルかな?



背中に線がある個体



ビオトープに到着。 ここはベッコウトンボのために作られたようだ。

なんとなくタイコウチなどの水生昆虫探しモードになってきた。

ひでさんの方へ歩いていくと、ゲンゴロウがいくつかいるとのこと。

よく見ると泳いでいた。






コガタノゲンゴロウ



臭く白い液をたんまり出してます









こう見ると、後脚以外はとっても短い



このサイズのゲンゴロウでも存在感は充分だった。






トノサマガエル



マイコアカネ 私はいくら見ても飽きない



ツマグロヒョウモン 個人的に、こういう逆光ショットって嫌いではない



池はもう目新しいものがいなさそうなので脇の方を見ていく。






イセリアカイガラムシ ということは、ベダリアテントウも探せばいたかも




ツマグロヒョウモン



ハリガネムシは出てこなかった



キイロスズメバチ 手掴み作戦は失敗の巻



ジョロウグモ 巣を離れて満身創痍な印象






ひでさんが喜んで撮影していたので私も写しておいた



ベニトンボ



タテハモドキもいたけど、一瞬の強風で飛ばされてしまった。

そういえば今回撮っていなかったっけ…


自然がたくさん残っていて良い環境だった。

初夏から秋にはたくさんの生きものがいるんだろうな。

ここではベッコウトンボが減っているという話を聞いたけど

いつまでも残っていてもらいたい。

人が手を加えなければいけない部分もあるので

関係者さんたちには頑張ってほしい。


鹿児島での散策は終了。

時期を考えれば、これ以上ないほど楽しめた。

きっと九州の人から見たら当たり前の種ばかりで面白くないかもしれないけど

関東人の私にはもうどれも撮影したい種ばかりだった。

トンボは生息種がかなり違う。



さて、初日に捕獲しておいたヒメカマキリ。

本日の帰りにリリースするために連れてきている。

一応ハリガネチェックだけしておこうと思い、ひでさんが水溜りにつけてみる。








あら、いたの…






ハリガネムシ短っ!









水の中へリリース




この子には心情的にいてほしくなかったけど…

さすが、カマキリが小さいだけにハリガネムシも小さかった。

15cmくらいだったかな。 脱出してから大きくなるんだろうか?



最後の画像がハリガネムシっていうのもウチらしいけど、ちょっと抵抗があった。

駐車場に戻るとハクチョウの姿が見えたので行ってみる。






たくさんいた エサも売っているようだ



エサを撒き始めると大変なことに(笑)



餌付けしちゃっていいんだろうか?

エサ(せんべいみたいなもの)を堂々と売ってるからいいのかな。






かゆいかゆい



ハクチョウは全てコブハクチョウ






オナガガモ 雄






オナガガモ 雌



目の周りが黒いのがいくつかいた オナガガモの若い個体でしょうか?

ヒドリガモだそうです (Special Thanks : 一統さん)



エサをあげる優しい人



尾っぽを掴む意地悪な人(笑)



夏も思ったけど、一ヶ月だけでいいから住んでみたい。


今回もひでさんにはお世話になりっぱなしでした。

長時間の運転、お疲れ様でした。

また来年、是非ともお伺いしたいと思います。

その時をスタッフ一同(笑)楽しみにしております。




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