〜 散策レポ 〜  東京・山梨   12.5.21



今日は、昨年から言われていた 「カルガモ親子を見に連れていけ、オイコラッ!」

というカミさんの脅迫に屈して、昨年親子を撮った場所へすごすごと出かけてきた。

まだ早いかなと思いつつ… 雛は大きめだったけど、7月だったんだよね。


曇りがちで時折晴れ間が覗き込む空模様。

現地に到着してみるも、パッと見カルガモ親子の姿はなし。






バン






バンの幼鳥



日光浴中






一瞬カワセミも姿を見せた



ちょっと待っていろいろ見たけど、カルガモは成鳥の姿しかなかった。

来月また連れてきてというけど、スケジュールびっしりなので時間が合うかどうか…






セアカツノカメムシ



大きく移動して、別の場所に行くことにした。

カミさんが昨年からハマっているトンボ捕獲へ。






ボク ドラえもん



ろばくん



曇っているけど、たまに日差しがある。

晴れてくれればトンボは飛ぶと思うので、ちょこちょこ見ながら時間潰し。






コチャバネセセリ



アオハナムグリ



腹側



甘い分泌物をもらいにアリが寄ってくる



(おそらくタイリク)クロスジヘビトンボがもう出てきた



アオゲラの巣の跡地はオオゲジの住処に



晴れてきたので、いつもトンボが飛んでいるポイントへ移動。

1個体飛び始めている。

カミさんが何度もトライするが、素早すぎてとても追いつけない。

網を借りてジッと待ち、近くに来たところを一発で仕留めた(笑)






サラサヤンマ












今年も手に取って撮影できた。


一応… 網は基本的にトンボにしか使っていません。 蝶に使うことはまずありません。

トンボも撮影したらリリースしております。 冷たい目は嫌ですよ〜(苦笑)



もう一種、ムカシヤンマも姿があった。

杭に止まっていて目の前まで行ったけど、この止まっているのを捕獲するのが苦手…

逃げられてしまった。 カメラを預けていたけど、先に撮っておけばよかったと後悔。


他にもいるかなと歩いていると、またもやムカシヤンマがいた。

今度は先に撮影しておく。






少なくとも2個体はいる






手に取って撮影したかったけど、やっぱり逃げられた。

手掴み捕獲の方が簡単かもしれない… ま、今日は撮影だけでもOK。

6月に一統さんがお越しになった時にまだいてくれることを願う。


カミさんが3時から用事があるので、あとは軽く見て回る。







羽化したてのアカスジキンカメムシ







ちょっと羽化に失敗したみたい



符節や触角が切れているし、口が変になっている  大丈夫かな…



チャタテムシの群集



サラサの抜け殻か?



ヒラタアオコガネ



イチモンジチョウ



帰りがけ、軽く一ヶ所寄る。

ヒオドシチョウの蛹化前の幼虫がいたらと思っていたけど、今年はここにいないようだ。







テングチョウの蛹



カルガモ親子は見られなかったけど、まずまずの散策となった。

明日も休みだが一日雨の予報なので、一か月ぶりに夜回りへ行こうと思う。

観察飼育していたアカタテハもリリースしなければいけないし。

ということで、一旦家に戻って出かける。


6時前に到着し無事にリリース。 眠いので、数時間車内にて仮眠をとる。








疲れが溜まっていたのか、10時近くに起床した。 体が冷え切って体調が悪くなりそう…

とりあえず、夜の本拠地を目指して、気分次第でもう一ヶ所回るかもしれない。


夜回り的にはちょうど面白くない時期かもしれない。

春の蛾は終え、シンジュサンなどはまだ早く、夜行性のヘビはちょっと微妙…

標高が高い地点の温度を見たら、ヘビはまず諦めになった。 8度じゃ無理だろ…

少しでも賑やかに、お馴染みのメンツが顔を揃え、何か目玉でもあることを期待。


道中、撮影はできなかったけど、アナグマと数年ぶりのムササビを観察。

こういうのも夜回りの楽しみの一つだったりする。

撮影できればなおいいんだけど。






オオミズアオ



シロモンヤガ



フトオビホソバスズメ



お馴染みのメンツはちょろちょろ出てきている。

目的地に近くなったところで、野ウサギの姿があった。

逃げるけど、脇に入らないように追いかけたら思惑通りトンネル内へ誘導できた。

窓を開け、走行しながらなんとか撮影を試みてみる。










走る〜走る〜♪



並走









疲れたね… 500m以上走りっぱなしだもんね



その後、また300mほど走りこの場所へ



目の前のタンポポを食いだした (上の画像ではまだタンポポは残っています)



完食(笑)



食い終わると、後ろの隙間から藪に入っていった。 今日の目玉はこれか?

なかなかできない良い体験ができた。 こうはうまくいかないもんね。


さて、夜の本拠地へ到着。

しかし、気温のためか飛来してきている虫が少ない。

歩いていても寒さが身に染みる。






シノノメシャチホコ? 類似種がいるので微妙…



ギンモンカレハ






カラフトゴマケンモン



フトオビホソバは多かった



クロエグリシャチホコ



数は少ないけど、そこそこお馴染みのメンツが揃ってきている。

6月に入ればいろいろと賑やかになるだろう。


近くの灯下ポイントにも寄ってみる。






ゴマケンモン



キンイロキリガ



調査中

クロテンシャチホコ



ハネナガブドウスズメ



モモスズメ






おっ、だんだんらしくなってきた。


時刻は1時過ぎ。

この状況と時間から、今日はここでやめておく。

帰り道の橋だけ寄り道。






オミズさん♀ 卵を産ませたいけど、現在手一杯なので今回は断念



アオバシャチホコ



ウンモンスズメ



イボタガやエゾヨツメがいなくなっただけで寂しい雰囲気だ。

次回の夜回りの時はいろんなものが出てきているだろう。 また来てみよう。




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