〜 散策レポ 〜  東京   12.5.28



本日は二回戦。


まずは、蝶の食草をとってくる目的があるので、暇してるカミさんとお出かけしてきた。

その方面のついでに少し寄り道。

昨年、カミキリやクロタマムシが来ていた土場。

時期はちょっと早いけど何かいるかな?






ラクダムシ



全く止まらず…



おそらくムツバセイボウ



綺麗だね



ウバタマムシは数個体いた









アオスジアゲハ



やっぱりまだ早いね。 来月ならいろいろ来ていると思われる。


進んでいくと、大きめのトンボが飛んでいる。

下車すると、3個体ほど行ったり来たりバトルをしたり。

そっちに集中していると、そばに小さめのサナエが舞い降りてきた。






ダビドサナエ♀












サナエトンボは今年初の出会い。


さて、大きめのトンボは何者か? なんかよく見るトンボと雰囲気が違う。

ヤンマだとしたらなんだろ? オオヤマトンボかもしれない。

しばらく待って、ようやく近くに来たので一旦捕獲してみた。






あれ、コヤマトンボだ



やっぱり一旦捕獲してみるもんだ



元気なコヤマトンボは初遭遇



ドアップ〜



もう一丁









光の加減でちょっと露出がバラついちゃったけど

またいずれチャンスがあるだろう。

ヤンマ系もいいけど、エゾトンボ系もかっこいい。



目的地に到着。

時間が少しあるのでちょっと歩いてみる。






ヒモワタカイガラムシ



モリアオガエルの卵塊



ダビドサナエ♂






とりあえず、葉っぱを確保したので戻ることに。 時間も押しているし。


次の予定は、散策仲間のゆたかさんと一緒に歩く。

カミさんは午後用事があるので、家に送るため走っているとゆたかさんからメールが。

予定を30分早めることになったので、カミさんを途中の駅でおろして急いで向かう。


今日は夕方頃から夕立の予報も、すでに空は怪しくなり遠くでゴロゴロ鳴リ始めた。

ゆたかさんと合流してさっそく歩きはじめる。






ナガサキアゲハ



早々とアカシジミが登場



アカガネサルハムシ






風が強すぎて葉っぱが揺れまくり…

嵐の前触れか、かなりの強風になり撮影に苦労する。






クヌギカメムシ系



トビサルハムシ



クロボシツツハムシ



知らなかった道もあり、知っているゾーンもここを歩くとあそこに出るとか新しい発見も。

一人ではわからなかったことも知れたし、いい勉強になった。







アカスジキンカメムシ



現地ではあまり感じなかったけど、これは綺麗な方かもしれない






厚い雨雲も若干逸れていたが、いよいよこの周辺にも大粒の雨がポツポツと…

足早にと思いつつも、何かあると濡れながらも見入ってしまう。







シロコブゾウムシ



ヒメウマノオバチ



本降りになり雷鳴も大きくなる。

急激な気温低下で寒くなり、頭痛ガンガンになってきた。

そんな中、柵の向こう側にいるアカシジミを発見。

ゆたかさんが隙間から枝を伸ばして掴まらせ、苦労の末に手元へ引き出した。







アカシジミ



綺麗な個体



しばらく遊んでリリース



そばにいた虫たちを…






ハナアブ系の幼虫かな?



フタホシオオノミハムシ



とうとう本降り… 一旦撤収することにした。






現地ではクロホシタマムシと思い数枚撮るだけだったけど…



どっちかというとマスダクロホシタマムシの可能性の方が高いかも

ゆたかさんの写真で確認したところ、マスダクロホシタマムシでした



雨宿り中のアカシジミ  おとなしくモデルになってくれた



駐車場に戻ると雨は小降りに。

上空を鳴きながらホトトギスが飛んできた。

カメラを撮りに行っている間にいなくなってしまったが

ゆたかさんが木に止まったところを見ていて教えていただいた。






ホトトギス



これ一枚で飛んで行ってしまったけど、暗くて遠いなかこれだけ撮れればOKでしょう。


雨はほぼ止んだので、別のゾーンを歩くことに。

怪しい雲がまた迫ってきているので、 「歩いたらまた来そうですね」

と言ったらすぐに降り出した…






ミミズク



ゆたかさんは初見だったらしい 本日の感謝の意味を込めて、スタッフ一同頑張って探し当てました(笑)



この後さらに強烈な雷雨となり、今日はここで終了となった。

まだ知らないゾーンもあると思うけど、それは次回のお楽しみにしたい。


雨の中、いろいろ案内していただきありがとうございました。

いつもの場所と、ここにもたまにご一緒していただければ幸いです。









〜 散策レポ 〜  関東某所   12.5.29



  訳あって、都道府県は伏せることにしました…


某サナエトンボが生息しているのを知ったのが昨年の初秋。

今年のこの時期は見てみようと歩くことに決めていた。

だいたいの場所の情報しかなく、いろいろ歩いて探すしかない。


この辺でいてくれたらいいなという所から歩いてみるが、雰囲気はいいものの姿はなし。

数キロ上流へ行き、気になる所をいろいろ見てみるも見つからない。

ん〜、もっと下流なのか? いや、雰囲気的にもう少し上か?などと考えながら…






アヒル



今日は見つけるまで帰らない覚悟で、とことん歩こうと考えていた。

次に寄った場所で、石に止まるサナエトンボの姿を発見。 当たりかな?






違うな… けど、このサナエはなんだ?



ホンサナエだった  北海道で見た本種はずいぶん小さかったけど、この個体はけっこう大きかった






ホンサナエはここにいるのか。 本命とは違ったけど、かなり嬉しい発見だ。


辺りを見渡すと、いくつかのサナエトンボが飛んでは止まるを繰り返している。

近づくと、一目で本命とわかるトンボの姿。 ゆっくり接近する。






アオサナエ



探し始めて1時間ちょっと。 考えていたよりも早く見つけられた。

この河川にはそこそこいそうなので、ここから上流に行っても見られそうな気がする。






ここには3個体いたと思う









せっかくなので、一旦捕獲して手にしてみたい。

意外と俊敏で手こずったけど、静止している個体にそーっといったら捕獲できた。






綺麗で魅力的なトンボだ



今日は特別アップも増やしてみる


















♀の姿が見えなかったのが残念。

また会いたいトンボになったので、来年は♀も見られることを期待したい。

もう少し上まで歩いてみるのもいいかもしれないね。

ここではある程度の生息数はあると思われるけど、全国的には珍しい部類のトンボ

なので、いつまでも見られる環境が残ることを願う。


まだ時間は早いけど、充実感と遠征前で疲れを残したくないので

今日はこれで帰路に着いた。



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