〜 散策レポ 〜  東京   12.6.25



今回は東京の北側にYMOが集結。

六つの目が揃い、軽快にテクノビートを奏でるのであった。

…といえばかっこいいけど、いつものようにてくてくのんびりーと歩くだけ(笑)


しかし、この三人が揃うと不思議と天気が良くならない。

結局雨は降らなかったものの、終日どんより暗い空模様だった。


雨男? ん? なんのこと〜?

ほら、前日までは雨予報だったけど、結局降らなかったんだから

そういう言い方はイクナイ!

もし晴れたとしたら、この三人が揃うといろいろ見つけまくって大変でしょ?

またゆたかさんのカードがいっぱいになって、「撮ったはずの画像がな〜い」

なんてなるから(笑) うまくバランスがとれているのです。 うん。

でも、一日中ピーカンの中でこの企画をやってみたいもんです。



と、どうでもいい前置きはようやく終わりましたので本編にいきま〜す。



8時集合でまずはゆったりと話し、20分くらいからスタート。






シロオビナカボソタマムシ






羽化中



コガシラアワフキ これがやたら多かった






いつもの調子で歩いていると、すでに数十分も経過している。

何百メートル歩いた? まだ200メートルくらい?

最後まで回れるのかなぁ(苦笑)






イモサルハムシ



緑・銅・瑠璃色と色彩豊か



オオニジュウヤホシテントウと思っていたけど、こう見るとルイヨウマダラテントウっぽい



ロングダンゴムシ(笑) ババヤスデの一種



ドウガネブイブイ



三者三様で得意分野がありそうだ。 見る目線がそれぞれ違う。

私はどちらかというと、隠れてるのを見つけるのが得意かもしれない。

一人で歩くと気付かないものが、この三人で歩くといろいろ見つけてしまう。

ん〜、この企画、回数を増やしていろんな場所を歩けばかなり面白いと思う。






リンゴマダラヨコバイ



イチモンジカメノコハムシの幼虫…でしたっけ?



ヤマトヤブカ 暇をみて何度か狙っていたら、一枚だけ見られる画像が撮れていた(笑)



現地でプチ盛り上がったチョウバエ  調べてみたら、イシハラクロチョウバエというらしい



ヤハズカミキリ 痛恨のピンボケ…



シュレーゲルアオガエル



オナガグモ



こうやって見ると、脚がなければドジョウみたい(笑)



フサヤガ (コフサヤガの可能性も有)



さっき一枚掲載したチョウバエ。 この日は大量に湧いていた。

暗い所にいてなかなかうまく撮れず、何度も写してようやくそこそこには撮れた。






この日、撮影枚数ではこの虫が断トツで多かった(笑)



もういいや…



昼を過ぎても空は暗いまま。

肌寒かったけど、最高気温は20度いかなかったようだ。

それでも何か見つけようと歩き続ける。






ムネクリイロボタル+α



ナナフシモドキもこんなに大きくなりました



トホシテントウ



路上にいた宇宙人… パッと見の印象がそんな感じ。






現地では見たことあるけどなんか違うと…



でもそうだった ヒメウマノオバチ♂



♂は目が大きい



ヒメウマノオバチを見るのは♀ばかり。

材に産卵しに来るので見つかりやすいんだよね。

♂は見る機会があまりないので、これはラッキーだったかも。

元祖ウマノオバチはもう数年見ていない。 来年は狙って探してみようか。







ヒゲコメツキ♀



ゆたかさんは、ケヤキナガ?としていましたけど、数年前に見たのはお尻が尖り赤がもっと濃かった



ここでは、ムネアカナガタマムシかな?としておきましょう 自信はないです(苦笑)



宇宙人クモこと、シロスジショウジョウグモ



今日は宇宙人によく遭遇する。


前回ゆたかさんとここを歩いた際に、ちょっと狙いたいポイントがあった。

もしかしたらアレが来るんじゃないかと。

今日は楽しみにしていたけど、この気温と天気じゃ…

三人で探したけど見つからなかった。

諦めかけたその時、Mさんの驚愕の一言…



「なんじゃこりゃ〜!?」 …的なお言葉





















いた!



アオマダラタマムシ



狙っていたのは材で、そのすぐ横の笹にちょこんと乗っていた。

産卵に来て、今日の寒さで飛べずここにいたのかもしれない。

一応、読みは当たったかな?

みんな一気にテンションが上がり、大撮影会が始まりました。






今年二回目






飛ぼうとはしていたけど飛べなかった



何度見てもいいね。 ヤマトタマムシよりも会える頻度は低いはず。

来年も一度は会えることを期待したい。



ちょっとした大物に出会い、元気になって先へ進む。






ホタルガ



裏からストロボを焚くと綺麗です



ハネナシコロギス



ゴマダラチョウの幼虫



その後、大物はなかなか現れず、やっぱり細かいところまで見ていくことになる。






カメムシのお子様たち



ナカボシカメムシ



ヤブカラシにいた  ブドウスズメの幼虫のようです



すごい顔だね…



威嚇汁?



オジロアシナガゾウムシ



綺麗だから撮っちゃう アカガネサルハムシ



グミチョッキリ… クチナガチョッキリ… その辺りだと思う






セアカチョッキリかな? だとしたら、あまり多くない種のようだ



ヤブキリはもう成虫がいた



巣作り中






なんちゃらタマムシ



これも不明… 小さかった



なんだかんだで楽しめるのもこのメンバーの良いところ。

誰も見向きもしないような昆虫でも撮影対象になる。

こういうのもけっこういいよ。






アカシジミ



ハートが2つ



クロモンサシガメ



一人でもたまに来るポイント。

トンボが全く飛んでないのがちょっと寂しかった。






ナガゴマフカミキリ



居候をピックアップ(笑)



ここでたまにしか見ないものを発見。 大きくて綺麗なんだけどね…

晴れていたら、ムカシヤンマはまだいるのか興味があったけど。






アオクチブトカメムシ



フォルムは好きです









どれも居候が多い…






ハートが3つ



アカシジミもそろそろおしまい



トラフシジミ夏型



チュウガタコガネグモ



エグリトラカミキリ



オジロアシナガゾウムシ



ウラナミアカシジミ



夕方が近づくと、さらに空は暗くなってきた。

ホント、雨が降らなかっただけでもありがたい。

場所によっては、ストロボが必須になってきた。






アトジロサビカミキリ



時期と場所から、アサマキシタバっぽいけど…



違ってたらご教授願います



野良烏骨鶏



個人的にあまり行ったことのないルートは、時間的に不可能になった。

ここで4時くらいだったかな?

この6つの目散策は、気合いの入ってる人向きです(笑)






黒いマルウンカ



ヨツスジハナカミキリ



ノミバッタ



カシルリオトシブミかな?



ムネクリイロボタル



最後に何か大物を期待していたけど、5時を過ぎて天気もこんなんなのでここで終了。

ほぼ歩きっぱなし、写しっぱなしで疲れるけど毎回充実している。

私も含めてもうみんな若くないので、元気なうちにこのメンバーで歩くのを楽しみたい。


ゆたかさん、Mさん、今日もお疲れ様でした。



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