〜 散策レポ 〜  山梨   12.7.17



今年に限っては、7月でも休みがもらえている。

来年以降は無理と言われているけど…

せっかくのチャンスを無駄にすることはない。

多少疲れていようが出かけようではないか。

この時期の山梨は行っておきたい。 一番良い時期なんじゃないかな?


早朝出発し、ゆっくり走って8時過ぎには現地入り。

前回来た時は早くもオオムラサキの乱舞が見られた。

全て♂だったので、今は♀も加わりすごいことになってるかと楽しみにしていた。






やっぱり多かった



どこに行ってもこんな光景






しばらく見入ってたけど、前回もたくさん見たのでもうスルー状態。

それだけいるってことね。


今日の目標は、前回はやっぱり早かったカミキリ2種。

今日は両方とも見ておきたい。

6年前に初めてトラフカミキリ(バラしちゃった)を見つけた木に行ってみる。






キボシカミキリ



アケビコノハ幼虫



アケビコノハの幼虫は一度見てみたかった。

これだけでかなりテンションアップ。

トラフはいなかったけど、一昨年見た場所に期待して土場方面に向かう。






ここでアオカナブンを見たのは二度目






いい色してる



前回はちょろっとだけ虫が来ていた土場。

今日はわんさかいると思ったのだが…

時間がまだ早いから? ほとんど閑散状態… 予定が狂う。






大きいカブトムシ 後ろを歩いていたおじさんに持っていかれました



マエグロハネナガウンカ



この系統の種はお茶目な顔だ



ヒゲナガカメムシ



細い木だけど楽しい光景



ジャノメチョウ



オオムラサキ天国



いつも素通りしている場所になんとなく入ってみる。






ウスタビガの繭



ナツアカネかな?



ノコギリカミキリ



ジガバチ






自分より大きい幼虫を一生懸命運んでいた



モンスズメバチ



こいつは飛びかかってきた思い出がある



次はトラフカミキリの本命ポイント。

ここに行く途中が最近楽しいので、ゆっくりいろいろ見ながら進んでいく。






でっかい! これなんだ?



クチブトカメムシ系で似たのはいたけど…



おなかが特徴的

アカアシクチブトカメムシでOKではないかとのことです (Special Thanks : ゆたかさん)




アゲハモドキ幼虫



若齢は固まっていた



あっ、綺麗! セイボウだ



ミドリセイボウかな? 同定は難しいらしい



綺麗に撮れた



気になる場所がいくつもあるので時間をかけて何ヶ所も寄ってみる。






カメムシのお子様たち



モモチョッキリ♀



けっこう大きく、メタリックが綺麗だった






ゴマフカミキリ



あっ、前回そうとう悩んだヤツ… ナガフトヒゲナガゾウムシ



ヤバい、かなり楽しい。 この勢いでトラフポイントへ…

しかし、姿が全くない。

確かにイメージは8月の虫なんだけど、別地域では先日もう出ていたと

Mさんが情報をくれた。

ん〜、昨年は見れなかったので今年は必ずと思っていたのに… 残念だ。






ナナフシモドキ こんなに大きくなりました〜



求愛するも…



ミヤマアカネ



サシガメの幼虫に見えるけど、土台は古いカマキリの卵嚢のよう



キリギリス♀






そうそう、ハルゼミの声は消え、代わりにニイニイゼミとキリギリスの大合唱が。


次の場所へ大きく移動。

途中、工事をしていて適当に回り道をしていたら大きな池にぶつかった。

ここって、ゲンゴロウとかいそうな雰囲気…

今日はいいけど、今度探索してみようかな。






カイツブリ






チョウトンボ













カワウ



ピ〜って鳴いていたけど… ノスリ?



あれ? これ何イトトンボだろ?



初めはムスジイトかなと思ったけど、ホソミイトトンボだね



この池は毎回寄ろうかな



給水中



ちょっといい場所を見つけた気分。 少し脇に入るとこんな池があるなんて…

毎年通っていても、まだまだ知らないポイントは数知れずありそうだ。


この後も適当に進んでいくと山を登る感じになり、だんだん先が怪しい雰囲気に。

こりゃ行き止まりになると想像できたけど、環境は良さそうなのでそのまま進んだ。






カトリヤンマの羽化したての未成熟個体が10近くいた



こんな山の中の低い場所で固まっているんだと新発見



マユタテアカネ ノシメ型



予想通り、行き止まりになってしまった。 Uターンして、次の場所へ向かう。


散策レポ313に続く…



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