〜 散策レポ 〜  山梨   12.7.17



散策レポ313の続き…


個人的には、こんな時期に夜回りできることはなかなかない。

無理を承知で高標高ルートへ走りだす。

ナビ頼みで走ったことのない道からいつもの方面を目指すも

ずいぶんと遠回りしているような… 8時近くになってようやくポイントに到着。

さすがにこの時期はクワガタ採集の人が多いようだ。 ちょっとテンションが下がる。






ヒロバカゲロウ系



これしか被写体がおらず、ドッとテンションガタ落ち…

気を取り直して次のポイントへ向かう。






道中、いつもは逃げる鹿がこの日は堂々と



外灯ポイント。

あれ? なんでこんなに飛びが少ないの?






ヒグラシ



これだけしか被写体がおらず、テンションどん底…

気温良く、湿気もある感じなんだけど… 時間かな?

今日満月? 雲があるので見えない。

しょうがない、大きく移動して夜の本拠地付近へ。






ミヤマクワガタ♀



期待の外灯もこれしか被写体なし…

不安な気持ちになりながら夜の本拠地を歩く。






トビイロスズメ



カバイロモクメシャチホコ



オオゾウムシ



オオアヤシャク



ハゴロモ系の幼虫がわんさかいた






ここはそこそこ数はいるんだけど、目立ったのがほとんどいない…

これじゃもうやってられんわ! 私の代わりに怒っちゃってください!!









ガゥ〜!



怒りMAX!



参った。 正直こんなはずでは…

次のポイントも期待せずに行ってみた。

すでに先行者さんがいて、クワガタを探している様子。

挨拶しようとしても顔を合わせようとせず…

ったく、コロギス連れてきちゃうぞ!






影になっているところにいるじゃん!



ちょうど飛んできた 見つからないように隠してあげた



セミはこれからが本番



落下した時に顔をぶつけた?



その先行者はとっとと帰って行ったが、わざとなのか気が付かなかったのか

シロスジカミキリをふん潰していきやがった。 まだ動いてるよ、可哀想に…

テンションガッタガタの中歩いていくと…






もう1個体いた












ドアップ〜



やっと夜の部でプチ盛り上がることができた。


大きく移動して、昔ながらのコースを回って帰ることにする。

と、途中の路上にヘビらしき姿が。 おっ、動いてるぞ。 誰だ?






シロマダラでした



ナイスポーズ









ニオイがきついので触りたくなかったけど、今年初モノなのでやっぱり手にとってみた。

撮影後に後悔したことは言うまでもない。

途中の駅で手を洗っていこうと思ったけど、うっかり通り過ぎて次の駅まで我慢。

この距離がまた長かった…


この駅、晩秋に終電がなくなった時間に歩いたことがある。

雰囲気はよかったけど、その時期の目的種には会えず。

ただ、真夏にくれば面白そうだなという記憶は残っていた。

手も洗ったことだし、どんなもんか歩いてみることにした。






ヒメホシカメムシ



たぶんこれと同じのが我が家にも来ていた シバスズ?

ヤチスズっぽいかな?



チャイロナガカメムシ



有楽町まではおいくら? ヒトツメオオシロヒメシャク



夜更かしベイビー



けっこう数は多い。 奥まで歩いてみるか。






アカエグリバ



ニイニイゼミ



モンホソバスズメ



あっ、これは撮りたい!



5mほど上に掴まっている。 電柱に登ろうとしたけど無理だった。

網を持ってきて一旦捕獲して撮影しよう。


と、戻っている時に… 騙されないんだからね!






君、そうでしょ〜?



そうだよね〜?



なんだ、枯葉か… いや、騙されん!



手乗り〜 ちょっと擦れてるので、リアルな枯葉には見えなかった






ムラサキシャチホコって去年見たっけ?

2年ぶりかもしれない  ←3年ぶりの出会いでした。

さて、網を持って電柱へ。






オオツノトンボ



やっぱりこの虫は好き












ヤバい、この駅楽しいじゃないか。

遅い時間にここを通ったらまた寄ってみることにしよう。


またまた大きく移動して、昔から通っていたコース。






セスジスズメ



ウスバカゲロウよりかなり小さい 体色も含めて、コウスバカゲロウと思われる






これで大きさが伝わるかな?



こやつは大きめで、翅に模様がある



ちょっと微妙だけど、ホシウスバカゲロウとしておこう



この手のは難しい…

シロハラホシウスバカゲロウでした



なんかオオツノトンボの死骸がいっぱい落ちている。

この時期がピークなのかもしれない。


今日はこれ以上望めそうもない。

タカチホヘビでもいればいいなと先へ進む。






オオエグリバ



ブドウスズメ



ミスジビロードスズメ



しかし、心ときめく大物は何もいなかった。

最後に東京側のいつものトイレに。

空振ったけど、そばの外灯を見に行ったらオオツノトンボが。

しかし、この個体は羽化したてなのか翅がピッカピカなので

最後の〆に登場していただこう。






すっごい綺麗な個体だった









今イチ新鮮さが伝わっていないのが残念



夜の部は一息だったけどなんだかんだ楽しめたし、一日心の底から充実できた。

次にこの地域に行くのは8月以降になるだろう。

また違う面々が賑やかに登場して楽しませてくれることを願いたい。



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