〜 散策レポ 〜  東京   12.7.19



9日のリベンジへ…


3日前、ゆたかさんとなつさんがここへ来て、目的の蝶を見事に撮影されていた。

やっぱり9日はちょっぴり早かったようで、出ている今なら見られるだろう。

一つ不安は、私は細かい場所や隙間は目が良いけど、蝶目線となると意外とモロい。

ずっと前から自覚していることだけど、まぁ今回はきっと大丈夫でしょう。


早朝に到着して、今回は目的種以外はほぼスルーのつもりで登山開始。






目の前にいたから撮っておこう



これはあまり見ないから撮っておこう カオジロヒゲナガゾウムシ



ここはけっこう勾配があるので、一気に登っていくときつい。

アワブキや花などがあったら休憩感覚で足を止める。






スミナガシ若齢幼虫






なんかあまり見ないアブが遠くの花に止まっていた。






けっこう大きめ 調査中



背中はこんな感じ

ヨコジマハナアブと判明



オオオバボタルが飛んできた



目的地までまだ半分ほど… バテた(苦笑)






カラスアゲハ幼虫



もうすぐ蛹だね



ひたすら歩き、ようやくポイント周辺と思われる辺りに到着。

葉に止まっていないかチェックしていると、上の方にそれらしき物体が…


そうなのか? 撮影して画像を確認…




















トラフシジミ…



残念… そうかなと思ったんだけどなぁ。






スミナガシ中齢幼虫






このアワブキに大きめのアオバセセリの巣があった。






開けさせていただいたら、終齢と思われる大きい幼虫がいた



お〜、いいね〜 終齢は迫力がある












かなり気になる今日のこのフィールド…

懸念材料があり、見られる気がしなくなってきた。







アカタテハ






クワゴ幼虫



クロサワヘリグロハナカミキリ



ビロードナミシャク



サカハチチョウ



言い訳ではないが、今日ここで蝶を見つけるのはかなり困難な状況にある。

詳しく書くとポイントが特定される可能性があるので割愛させていただきますけど。

ちょっと貴重な蝶(と思い切んでいる)なため、申し訳ございません。

とにかく、今日ここでの散策は難しいのです。 日が悪かったかもしれない。


と、下山を始めた途端、素早く飛んできた蝶が木に止まった。

雰囲気はそれっぽいけど…


どう?



















ムラサキシジミ…



後ろ髪を引かれる思いで、あちこち見ながら引き返す。

そうそう、さっきのアオバセセリの巣が修復されていた。

あれから40分くらい経ったかな? 意外と早く直るもんだ。


しばらく下っていったら良いのをみっけた。

図鑑でしか見たことがないヤツ…















キヌツヤハナカミキリ



いいね〜






なんか独特



目的種は見られなかったけど、こいつが見られたのでとりあえず来てよかった

と思うことにしよう。

まだ昼前なので、下りたらいつものコースも歩いてみようかな。






ヨツスジハナカミキリ



先日いたのとは違う これはアカバハネカクシ



ウラギンシジミ産卵中










下山して休憩した後、いつものコースへ移動。

雷雨予報だったけど、午後になって怪しい雲が増えてきた。


歩いていくと、甲虫がブーンと素通りしていき、Uターンしてきたので落としてみた。






ベッコウヒラタシデムシだった






アカタテハの巣



こっちはミヤマカラスアゲハと先日のアサギマダラ幼虫が蛹になったか見るのが目標。

いつもいる辺りに1個体だけいてくれた。






ミヤマカラスアゲハ






綺麗だね



立ちション(笑)



アサギマダラの所に行ったけど…

あれれ? 食草ごとないんだけど…

目立つから誰か持っていっちゃった? 残念だ。






オオオバボタル






アオクチブトカメムシのお子さん



一気に暗くなり、今にも降り出しそうになってきたので帰ることに。

先ほどミヤマカラスがいた所に…






オナガアゲハ



さっきの子?と一回り小さい子



やっぱり綺麗な方をピックアップ



初めの不安が的中というか、蝶はなんかあまり縁がない。

でも、この種は見たいんだよな…

来年リベンジかな。 行けるようならもう一回チャレンジするかも。








〜 散策レポ 〜  東京   12.7.25



午後、時間がとれたので雷雨予報も再リベンジで行ってみることに。

調べてみると、夕方に活動が活発になるとか。


現地に到着する頃にはすでに空は怪しく、遠くでゴロゴロ鳴っている。

早いとこ登らなきゃ…






キシタエダシャク



マルウンカ



アワブキにスミナガシ幼虫の食痕があったけど、その葉にいたのはこやつ… だ〜れ?



天気が天気なので一気にポイントへ行ってみたけど、空が暗いせいか姿はなし。

先日のようないない要素はなかったけど…

はぁ、来年の宿題になっちゃった。


諦めていろいろチェックしながら下山していると、良いシーンに遭遇できた。

これだけでも一応来た甲斐があったかな。










アサギマダラ幼虫が脱皮していた



もうちょっと



脱げた〜



別の葉には一回り大きい幼虫



この草(イケマ)を自宅で挿し木できれば、いずれ幼虫観察をやってみたい。






林道を横切るミヤマ



さらに良いのをみっけ!

アサギマダラの脱皮シーンだけでもよかったけど

こいつのおかげで気分的にだいぶ救われた。






コバネカミキリ



過去、北海道でピンボケ写真しか撮れなかった






特徴的な翅 羽化不全ではありません



触るとやっぱり動きっぱなしでブレブレ(苦笑)



遠いけど… 目的種がなかなか見れないけど…

こういうのがポツンといてくれるとやっぱり魅力だ。

真夏や初秋もここに来たら、何かしら驚かせてくれるかもしれない。

また来よう。



ブラウザの戻るでお戻りください