〜 散策レポ 〜  長野・群馬・山梨   12.8.27〜28



散策レポ332の続き…


二日目、本日はMさんも合流して長野の山梨側から歩き始める。

まずはいろいろ鳥が見られるかもという方面から歩く。

さっそくツバメの集団がお出迎え。








たっくさんいた






もう少し早い時期ならば、ノビタキがじっとしているとのことだったけど、

子育てが終わったのか警戒心が強かった。






ノビタキの幼鳥?



別の子だったと思う



ホオアカもいた



これも若いっぽい









草原チックな場所なので虫の姿はあまりない。

ここから少し登っていくのでガラッと変わるかな?






吸い戻し



ミドリヒョウモン



可愛いやっちゃ



ゴジュウカラ



ちょっとだけ姿を見せてくれた



山の景色になるといろいろと見つかるようになる。






オニヤンマ



ウラギンヒョウモン♀かな?



ここはゴイシシジミがいくつかいた



同定に困るものが…



ツツゾウムシでどう? コゲチャツツの可能性もあります



ヒカゲ系の蛹  形からは ヒカゲチョウっぽいけど…



数羽の鳥がチラチラ姿を見せるけど、写そうとすると藪に入ってしまう。






ウグイス これも幼鳥みたい






歩いていくけど、これといった虫の姿はない。

暑いけど、なんとなく雰囲気は秋の気配。 ここは時期がちょっと遅いのかな…






イタドリハムシ



撮影対象があまりいない



ヤマキマダラヒカゲ



時間をかけたけど、戻って他に行こうということになった。

すると、Mさんが 「キビタキ!?」 と…







初めて見た  綺麗だった



遠かったけど見られてよかった



一緒にいたけど雌かな?



鳥にも詳しいMさんがいなかったら気が付かなかったかもしれない。

これも6つの目で歩くことの大きなメリットだ。






オオウラギンスジヒョウモン?



ジャノメチョウもこれだけアピールしてくれてたら撮らなきゃ



行きの時も、もしかしたら?とゆたかさんが言っていた蝶。

同じ場所で今度はしっかり確認できた。 初見の蝶だ。






キマダラモドキ



ちょっとずつ角度を変えて…









この蝶は、閉じてる方が絵になるかな?



いつもの調子で、ゆたかさんに 「アワフキいるよ〜」 と教えて、私も一応撮ったけど

後に大変なことになるかもしれないなんてちっとも思いもしなかった。






なんちゃらアワフキ



なんちゃらどころではなくなった(汗)



ゆたかさんが調べてくれて、オカモトホソアワフキ と判明したけど

これがほとんど発見例がない。

検索しても1つしかHITせず、そこに詳しい情報が記載されてあった。

勝手にリンクしてしまいますが、こちら の下の方に出ていますので

興味のある方はどうぞ。
(現在、閉鎖されたようです)



昼近くになり、いろいろと目にするようになってきた。






メスグロヒョウモン♀と…



ペアと思ったけど、翅にうっすらと紋がある  オオウラギンスジヒョウモン?






ノシメトンボ



別個体



スジボソヤマキチョウ



ヤマキチョウは、来週まで待ってくれと言われた(笑)



なんちゃらセセリの幼虫



最初の草原地帯に戻ってきた。






これ、綺麗に光っていた



普通にヨモギハムシかな?






ヒメシロコブゾウムシ



ここでもヤツに出会った。

標高の高い地域では普通にいるのかな?






蜂のようで蜂ではないけど蜂かもしれなくない



セスジスカシバ



他の蜂に擬態しているスカシバも今後の目標にしよう



最後に、鳥さんが遊びに来てくれた。






ノビタキ



ノビタキの幼鳥



ここから昨日とは別所の長野方面へ大きく移動。

昨日の盛り上がりから期待していたけど、この地域はなんとなく

もう遅いという雰囲気だった。






集団自殺…



蝶に詳しいゆたかさんでも、現地でわからなかった謎のセセリ…

大きく感じたけど、紋のくっきり出ているコキマダラセセリのようです (Special Thanks : ゆたかさん)



移動して池に寄るも、池というより釣堀だったのでさらに移動。

ヒメシロチョウを一度見たという場所へ。

標高が高いのにかなり暑い。 あまり目立ったものがいなかったけど…


あれ? あの飛び方はそうなんじゃ?

ゆたかさんに確認してもらって確定したのでみんなで撮影した。

ようやく盛り上がれる。






ヒメシロチョウ



逆光気味に撮った方がいい味出る  Mさん曰く、ジュディ・オング(笑)



表も撮りたいので、無謀にも飛翔撮影なんぞ…



こんなレベルで(笑) 曇りや薄日の方が綺麗に撮れそう



初見の蝶だけど、噂通りなんとなくひ弱な飛び方だった。

数は少ないようなので、いつまでも生き残ってくれることを願いたい。


ここの脇の林道を少し歩いてみることにした。






ツバメシジミ



ヒメアカネ



コノシメトンボ



何かいたら捕獲して呼び止め、「お待たせしました〜」 って手渡すという遊び(?)

がお約束になっている。 Mさんにはコメツキ専門(笑)

ゆたかさんとは最近よくご一緒しているので、脱線してマメコガネとかハサミムシとか

ノミハムシやアカハナカミキリなどと、そこらじゅうにいる虫を渡している。

なので、最近は呼び止めても期待されていないことが多いけど…

たまにはいいのも渡すんだじょ!










アカクビナガハムシ  これはなかなかいいでしょ〜



そんな調子でいつも歩いている。

しばらく進むと、なにやら胸騒ぎの予感…

ということは、あまりリアルに撮るのは........なシリーズだったりする。

しかし、今回どうしてもリアルにしか写せなかったので、気持ち悪いのを見たくない人、

身体の弱い人、夜なかなか寝つけない人はスルーを推奨いたします(笑)


それでも見たい人はそのままどーぞ。















シデムシ類が森のお掃除中  中には、多数のハネカクシもいた



一番下に大きいのがゴソっと… 取り出すとこいつだった



顔は可愛い クロシデムシ



夜、外灯に飛来しているところはたまに見かける






もう一種も



ベッコウヒラタシデムシ



横にクマのものと思われる糞があり、ほじるとこいつだけいた  コブマルエンマコガネっぽい



本日これが一番盛り上がったかも(笑)

その代わりに、かなり異臭がきつくて頭が痛くなった… 楽しいけどきつい。


せっかく盛り上がってきたけど、もう夕刻でそろそろお開きの時間。

しかし、一人だけで楽しませていただきました。








コガタかな









昨日が盛り上がりすぎたけど、今日も初見の蝶を2種見たり

鳥で楽しめたりで内容はよかった。

時期がもう終盤だけど、来年は早い時期からこういう場所を歩いてみたい。

まだまだ見たい種はいるし、もっといろんな出会いがありそう。






最後にもう一度ヒメシロチョウ  夕方になって気温が涼しくなってからいくつか飛び始めた



見つけるのは簡単ではないカンタン







来週も6つの目散策の予定。

今度は大きな目標があるので、ダメ元で気合いを入れていきたい。



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