〜 散策レポ 〜  神奈川   13.5.14



昨日の茨城遠征でグロッキー気味…

しかし、起きて空を見ると快晴ではないか。 最高気温が28度になるとな?




行っちゃうか!


来週辺りを予定していたグリングリンなヤンマを見に急遽出発するのであった。






お馴染み、我が家のマスコット



想像していたより遠くて、2時間ちょっとかかって現地付近に到着。

しかし、手書きで書いておいた地図とちょっと違う…

ん? もうちょい行ってみよっか…


意地を張らず、お仲間のなつさんに電話でヘルプ。

すると、だいぶ行きすぎているとのこと…

ふぇ〜、一人では生きていけないタイプなのだと改めて実感した。


そんなこんなで戻ってまた迷ったけどなんとか到着。

停めた場所が遠かったようで、なんか公園チックな所に迷い込んだので覗いてみる。






ベニカミキリ



これだけかよっ!

ふぇ〜…


15分ほど歩いてやっと到着した。

なつさんに教わったポイントとなんか雰囲気が違うような気がしたけど、

他に見当たらないので入ってみた。






アオモンイトトンボ



ムスジイトトンボ



別個体



♀にもピントが合うように…



ゆっくり歩いていたら、目の前に本命が止まった。

慎重にカメラを向けて撮ろうとした瞬間、アカボシゴマダラの接近で飛び立ってしまう。

その後は近くを飛ぶも止まることなく、やっと止まっても見えない場所で…

暑い中だいぶ待った。 二時間ほどチャンスを待った。

でも、そんな状態が続き、せめて証拠画像でもとなんちゃって飛翔撮影を試みる。






なんとか見れるのがこれ一枚 逆光でうまく撮れなかった



網を持ってきて一旦捕獲して撮りたかったけど、昨日の散策で使用して

家に持ち帰っちゃったことを現地に着く直前に気が付いた。

もう… ばかっばかっ! 今日はこういう流れみたいだ。






アオモンイトトンボ♀の未熟個体



遠くにはショウジョウトンボの姿も



今日は諦めて帰ろうと、最後にダメ元で少し掻き分けていったら…






近くに潜んでたじゃん



アオヤンマ、綺麗だった。 一度バシっと撮っておきたいね。


帰るメールをなつさんにして歩いていると、ちょっと入っちゃっていいのか

わからん場所がやけによさげに見えた。

入れないことはないけど、ここって入っていいの?

なつさんに電話で確認してみると、その脇を入っていくのが本当のポイントらしい。

ありゃ、いたことはいたけど、違うポイントで長い時間張ってたってわけだ(苦笑)

入っていくのに問題はないらしく、下見も兼ねてサラっと覗いてみよう。







確かに数個体確認できた



ダイミョウセセリ



そっか… 今日はこういう流れなんだった。

なるべく早い時期にもう一度リベンジしに来てみたい。

山梨遠征を飛ばしてでも…








〜 散策レポ 〜  東京   13.5.20



晴れ予報だったけど… 何!? 雨!

二ヶ所ほどいきたい場所があったけど、これじゃダメじゃん。 予定が狂う。

今日はお休みにしようか、多少の雨でも某カミキリを探しに近場に行こうか

考えていたらゆたか氏からメールが来た。 アカシジミを探したいとのこと。

アメッシュを見ると、一時間後には止みそうな感じなのでご一緒することにした。


家を出る頃には本降りの雨も、現地に近づくにつれ弱くなり

現地では少し降った程度っぽい。

しかし、空はどんよりなので蝶には厳しいけど、せっかくだしなんとか見つけたい。


先に到着して歩いているゆたかさんをいろいろ見ながら追いかける。






キアシナガバチ






おそらく アトモンサビカミキリ



ケヤキにいたので、ドウイロチビタマムシかナミガタチビタマムシ辺り?

ヤノナミガタチビタマムシとのことです (Special Thanks : Sodaさん)



10分程歩いてゆたかさんと合流。

また雨が降ってきたので、開けた場所はパスして足早に木の茂る所へ移動。






カマキリの子がけっこう大きくなっていた



ヤツボシハムシは黒化型が出るとのことなのでそれかも



周りにはいくつもヤツボシハムシがいた



Before



After  モンキクロカスミカメ

オオモンキカスミカメでした 高山でしか見たことがないので全く頭になかった 近所にもいるんだね
(Special Thanks : ゆたかさん)




山…といっても丘が正しいかもしれないけど、少し登って先日楽しめた場所へ。






コジャノメ



ルリタテハの幼虫 2齢くらいかな?



先日初見で盛り上がった エゴシギゾウムシ



いいね〜









ゆたかさんがいいのを見っけた



これ、ホウネンタワラチビアメバチが有名な、チビアメバチ亜科の繭。

後ろには、寄生された幼虫の残骸が残っている。

調べてみたけど、種類が多くてどの種かはわからなかった。 持って帰ってみる?


とりあえず雨は止んだので、期待しながら先へ進む。






クヌギカメムシ系 個人的には秋のイメージの虫だけど、今日はたくさん目についた



綺麗なんだけどね〜…



ワモンサビカミキリ 撮影場所を譲る際に振動を与えたらしく落ちてしまい、ゆたかさんに悪い事しちゃった…



シマサシガメ



オオムラサキの幼虫 今我が家にいるのと同じくらいでかかった



なんちゃらクチカクシゾウムシでしょうか?

タカオマルクチカクシゾウムシでした (Special Thanks : Sodaさん)



悪役商会はこの子のみご出演



ダイミョウセセリ 雨の雫が今日の天気を物語る



ヨツキボシカミキリ 黄色部分が多くてレア種っぽく見える個体



キタテハ



一瞬だけ晴れ間があったものの、すぐに曇ってずっとそのまま。

アカシジミはきついなぁ…

もう夕方近いので、最後のポイントに賭けてみる。






木柵にも何かの幼虫がいるらしい



アリスアブ系



幼虫でもこいつは撮りたくなる アオクチブトカメムシ



目の前を飛んでいた ヨツキボシカミキリ



さっきのは黄色が多かったけど、これが普通の色合い



マダラアシゾウムシ



378回目になる散策レポの歴史で、おそらく初登場となる貴重なサビキコリ(笑)



クロハナムグリ 全国的には多くないとのことだけど、マイフィールドではどこでもよく見る



イノコヅチカメノコハムシ ゆたかさんが 「いると思うよ」 と探し始めるとすぐに見つかった



暗〜い木柵ゾーンを歩いてみる。






ミミズク



アリが齧っても動じない



こういう人工物に止まってないと見つけられないね〜



裏側



アトジロサビカミキリ



クロホソナガクチキムシかな?



ホホジロアシナガゾウムシ



初見かなぁ? 地味だけどなんかいいね〜






アカシジミはすでに発生し始めているはず。

この天気でどこかに隠れているんだろうね。

葉裏に隠れてるのを見っけようといろいろ見てみたけどダメだった。

もうすぐたくさん飛び出すので、次回の楽しみにとっておきましょう。

ねっ、ゆたかさん(笑)






クロアゲハ



キタテハの蛹



ヒオドシチョウの蛹



ヒトツメアトキリゴミムシ いつも止まらず撮らせてくれないけど、こんな日なのが幸いした



ゆたかさんご贔屓(?)の クワキヨコバイ系  クワキヨコバイの仲間だけで70種以上いるとか(苦笑)



ゴミグモ 巣はいくつかあったけど、ゆたかさんが主を見つけてくれたので撮影



背中からコマユバチが出てきてます風のセイヨウミツバチ



ウバタマコメツキがいるかもとベリっとしたら本当に出てきた 今日一番の傑作だったかも



アサマキシタバっぽい



本降りの自宅から出発して、ここまで楽しめたらいうことはない。

本命は見れなかったけど、なかなか充実した散策になった。

ちょっと頭痛がきつかったけど… 元気な時にまた歩きたい。


ゆたかさん、今日もお疲れ様でした。 次回は遠征の予定です。



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