〜 散策レポ 〜  長野・山梨   13.5.27〜28



散策レポ384の続き…


相変わらず車ではよく眠れず… 少し冷えたこともあるかな。

6時過ぎに目が覚めた時、ゆたかさんがもう起きていたので

この付近がどうなってるかの確認も含めて目覚めの散歩をした。






ミミズク



禁断の恋…



オオメカメムシ



トビイロツノゼミ



ウスバシロチョウ









オオチャバネセセリの幼虫



夏から初秋にかけて、この辺りを歩いたら面白いかもしれない。


空はどんよりしている。

天気予報ではこれから崩れる予報なので、早めに目的地に向かう。

昨日、想定外のヒメシジミがすでに出ていたので、もしかしたらアサマシジミも

出ているかもと本日急遽向かうことになったのだ。


ポイント周辺… 昔、クワガタのポイント探しでよく走った地域だったので懐かしい。

ちょっと入ったところにアサマシジミのポイントがあったんだね。






おサルさん



群れで行動していた



さっそく歩きはじめるけど、天気と気温で飛ぶ蝶の姿はなし。

止まっているところを探すしかないけど、発生していない可能性もあるよね。






モンギンスジヒメハマキ



キスゲ系でしょうか… 目立っていた



ヤエンオニグモ



セグロベニトゲアシガ



慎重によ〜く見ていったけど姿はなかった。 発生はまだか?

諦めモードになりつつも、反対側のポイントは開けているので歩いていくと…












目立つところに…



「ここにいるってば〜」 とばかりに、アサマシジミはちょこんと葉にくっついていた。

初見で見る機会は多くなさそうな種なので、今日はたくさん撮っておこう。

似た画像が多いですけど、ご了承くださいまし。






アサマシジミ









開翅



開くと黒っぽさが目立つのね。 ゆたかさんと交代で何度か撮った。

順番待ちの間、他の個体がいるか広範囲で歩いてみたけど

いたのはこの個体のみだった。

本当に羽化したばかりの第一号だったのかもしれない。


では、もうちょっと撮っておきましょう。






ヒメシジミよりも大きい



























帽子に止まった (Photo : ゆたかさん)



記念撮影 (Photo : ゆたかさん)



目的が達成されて満足した。

このポイント、数年後はなんか大丈夫?という雰囲気も漂っていた。

今後もずっと見られる環境であってほしい。


近くに材が置いてあったので、移動前に軽く見てみる。







昨日見たアカネカミキリかと思ったら…



そっくりな アリモドキカッコウムシだった



現地でもそう思ったけど、やっぱりヒメスギカミキリっぽいなぁ…



間違っていたらご教授お願いします



オオルリ・ヒメ・アサマを見たので、クロツとミヤマも見に行こうという話に。

まずはクロツのポイント…






脱出した卵はあった



ウスキホシテントウの黒化型?

はっきりわからないけど、学名 coccinula quatuordecimpustulata のようです

ジュウシホシテントウとなったようです




こちらはちょっと薄目も通常タイプ



ジュウジナガカメムシ



GW頃がちょうどいい蝶なので、すでに産卵して孵化までしている状態のようだ。

ミヤマシジミのポイントに移動することに。

ただ、強風になり、ポイントの方角を見ると真っ黒な雲が… まずいぞ。


到着すると雨はまだ大丈夫そうだ。

しかし、昼前だというのに暗くなって冷えてきた。


あと…

カメラのバッテリーが非常にまずいことになっていた。

なるべく電池が消耗しないように枚数制限をしたので、当たり前すぎる種の撮影は

スルーしました。

撮り直しも控えたので、甘い写真が多くなっていたり… ご了承ください。






マルアワフキが多かった



アカヒョウタンハリバエ



このハエ、綺麗(?)で特徴があったけど、初めは和名が見つからず

海外サイトばかりが出てきた。

調べていくうちに、アカヒョウタンハリバエという和名を見つけた。

ブチヒゲカメムシに寄生するようだ。


ミヤマシジミの姿がない。 というか、食草自体が…

今後ここは大丈夫かと心配になる。

こんな天気だけど、林内を見るのも楽しみにしていたので行ってみる。






やけに黒っぽいけど… アトモンサビカミキリ?



これはヒメナガサビカミキリ



ゆたかさんがいいのを発見! 触角がカールしてる



セミスジコブヒゲカミキリ 左右の翅の色が違うっぽい  初見と思ったら、昨年鹿児島で見ていた




エビイロカメムシ この種は幼虫も見てみたい



ここにもいた クリストフ…



シラホシカミキリ






さすがに材には来ていないけど、細かいところまで見ていくといろいろと見つかる。

暑くて晴れた日に来たら、一日楽しめるんじゃないかな…


と、突如目に入ってきたいいもの!






トラガ 交尾個体



普段は飛び回ってなかなか止まらないけど、これはチャンスだ



いいね〜









なかなかいいものが見れた。 その調子でどんどん歩いていく。






ゴマフカミキリ



ウスモンカレキゾウムシ



キイロクビナガハムシ



ヒゲコメツキ



マダラアシゾウムシ



ヨツキボシカミキリ



ツマジロカメムシ



ヒシカミキリ 今年はよく見かける






ヤナギハムシはどうなっているだろう?

予想としては、カメノコテントウの幼虫とバトルってる場面も想像していたけど…






ヤナギハムシ 前蛹



ヤナギハムシ 蛹



幼虫の殻に乗っかる形でいるみたい



すでに新成虫も…



予想以上のスピードで進んでいたらしい。

まさか、もう新成虫が出てきてるとは…

まだまだ勉強になる事ってたくさんあるね。






シロオビゴマフカミキリ



モクメシャチホコのお子さん



オオモンキカスミカメ 最近いろんなところで見かける



毛虫から寄生バエの幼虫が脱出中…



餌食はマイマイガのようだ



いつ降ってもおかしくない空だけど、とりあえずは持ちこたえている。

ラストスパートでいろいろ見ていこう。






ムネアカクロハナカミキリ



胸が赤いので♀



ブドウスカシバ



産卵っぽい



絵になってる?



カワラバッタの幼虫



反対岸も見てみようと、最後にちょこっと移動してみた。






ん? こいつはちょっとわからない…



アトジロサビ? そのうち判明するかな?



シロヘリクチブトカメムシと思ってたら、シロヘリカメムシだった



ここでマイカメラの電池がプッツリ。 時間的にもちょうどいいのでここで終了した。

今日に限っては、晴れていたらもっとすごかっただろうなという印象。


二日間ご一緒いただいたゆたかさん、お疲れ様でした。

またどこかへ行きましょう!



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