〜 散策レポ 〜  栃木   13.9.30



9月も末日、今年の散策も残りあと僅か。 遠征はあと数回?

昨年初めて歩いた栃木の某河川敷に今年も行ってきた。

集合は8時だったけど、予算の都合で4時前に高速へ乗り、6時前にインターをおりた。

まだ薄暗い空… 散策も終盤と改めて感じる。


途中、気になった水路があったのでちょっとガサってみた。

北関東といえばタガメが見たい。 小5以来のタガメを一度撮っておきたい。

雰囲気は良いけど、場所的にはちょっと違うかな…と感じるも数十回ガサ入れするが

入るのは小魚にオタマジャクシ、そして大量のミズカマキリだけだった。






たくさんいた



集合場所にて、エビガラスズメに遊んでもらう



体を上下させて怒っております



ゆたかさんの到着が7時半近く。

Mさんは連絡が取れなかったらしく、二人で歩くことになった。


気温は思ったより冷え込みはなく、天気良くとても気持ちのいい朝だ。

まずはシルビアシジミのポイントだけど… あれ? 雰囲気が…

食草がほとんどなくてどうしちゃったの状態。

昨年撮ったからいいけど、ちょっと寂しいなぁ。

とりあえず、昨年のコースを歩いてみる。






ヒメアカタテハ



秋っぽい画像…



もう一丁



ミヤマアカネも成熟している



今日はちょっと苦戦しそうだ。 まだ時間が早いのが原因と思いたい。

歩いていくと、ゆたかさんが危うく踏みそうになるくらいジッとしていた…






ミヤマサナエ



今まで何故か見る機会が無かったけど、今年は二回目の出会い



ついでにクルマバッタを冷やかす






チョウセンカマキリ ちょっと痛々しい…



シルビアシジミが見れなさそうで、ツマグロキチョウは見ておきたいなと思っていたら

草むらに黄色い蝶が飛んでいるので追いかけた。

なかなか止まらず、ゆたか氏曰く、止まらないからキタキチョウじゃないかなと。

やっと止まったので確認…






ツマグロじゃないですか〜(笑)



葉っぱのおかげで少し中が見えた



その後、複数の黄色い蝶が飛び出し、全てがツマグロキチョウであることが判明。

画像は押さえたので、『数打ちゃ当たるってほど甘くないけど時たまイヒヒ作戦』 を決行。






おっ、まずまず?



いいんじゃなーい?



私のカメラでは上出来!






ちょっとご機嫌になり、辺りを見るとシジミがいたので確認。

ヤマトシジミかツバメシジミだろうと思いつつ、一応シルビアシジミかもと期待してみる。






ありゃ! シルビアだった









ゆたか氏に報告。

ポイントからだいぶ距離があり、これまでこの辺りでは見ていなかった

ようなので嬉しい誤算。

数はそこそこいるので、この付近のどこかに食草があるのかもしれない。


見れないかなと思っていたシルビアも意外な形で見れたので

気分は上々になってきた。






マクガタテントウ



スルーしっぱなしだったノシメさんも撮ってあげよう(笑)



ツマグロキチョウがいた草むらには、ヤツを探しに入っていったのだった。

想定外2種がいたけど、やっぱりヤツも見ておきたい。


探すも全く姿がなかったが、懸命の捜査でようやく身柄を確保。






ウスバカマキリ



いいね〜 画像を大きくしちゃお!



今年も会えることが出来ました






順番待ちのゆたかさんが、綺麗なショウリョウバッタモドキを持ってきたので交換。






まだ新鮮でピンクが綺麗












最後にもう一度ウスバさんをアップで



♀も探したけど、これ1個体しか見つからなかったので

時間を置いて戻ってきた時にもう一度歩いてみる。


ヤバい、楽しくなってきた。

種類的には多くないけど内容が濃い。

ゆたかさんが見たいカメムシも見つかるといいな。






ウラギンシジミ






ツマグロキチョウ




食草のカワラケツメイにて 枯れてたり生育不良っぽいのが多かった



ゆたか氏が長電話しているので、再度遊んでみる












いいじゃんいいじゃん!



ツマグロキチョウもそうだけど、シルビアシジミが思ったより多くいてくれて安心した。

地味ながらなかなか見れない蝶なので、今日は思う存分撮って遊んでもらう。






まだ新鮮に見える



手乗り〜♪



今日も 旨味成分を排出しております(笑)



まだ10時くらいだけど、もう帰ってもいいやって感じの充実感。

更なるいいものが出てきてくれることを期待しよう。






ツマグロキチョウの幼虫かも?と思ったけど、なんちゃらウワバかなんかみたい



コウスバカゲロウ



小ささがわかるかな〜?



水辺では… ツチガエルかな?



シマドジョウ まだ幼魚っぽい 水中はうまく撮れないね…



ツマグロキチョウ 吸蜜



この先、何やら工事をやっていて、でっかいダンプが何度も行き来しているのでUターン。

もうお腹は一杯になっているので、ウスバカマキリ♀と某カメムシ探しを中心に。






さっきの♂と思ったけど別個体 この子は黒紋タイプ



いいねいいね〜






結局♀は見つからなかった。

カメムシ探しに集中していたら…




あら…


ホント、君は神出鬼没な虫だね…




















ハッカハムシ



ゆたかさんの元へ行き突如のハイタッチ(笑)

訳のわからないゆたかさんを、満面の笑みでハッカハムシのところへご案内。


そう、私が昨年6月に撮って以来、一度見たいということでほぼ毎回名前が出ていた。

いつも歩くたびに気にしてはいたけど、探しても探しても見ることはなく…

昨年終盤に一度死骸は見かけたけど…

生きているのをようやくお見せすることができた。


といっても、私自身その時以来二度目の出会いなので、バシバシ撮っておきたい。

まずは、ゆたかさんにじっくり撮っていただき、満足したところで交代していただいた。






ハッカハムシ









日陰の方が模様がわかりやすいかな?



裏も綺麗とのことだけど…



うまく色が出なかった






たかがハムシかもしれないけど、6つの目では幻扱いの虫なので

もっとバシバシ撮影する。

興味のない人はスルーしてください、自己満足の世界です(笑)






食草と思われるシソ科の植物へ















何度も何度も交代で二人で激写






次にいつ見られるかわからないもんね。

もういいかなって思ったけど、やっぱりもうちょっと撮っておきたい。






蕾をガジガジ齧っているようです



この子はこれが食草なのかな?









何枚撮った?(笑)

もういいや、満足した。 30分くらい二人で撮ってたかな〜?

自分もそうだけど、ご一緒の人が満足するのを見つけられると嬉しいもんだ。

今日は久々に良い仕事をしてるな〜(笑)



時間は昼を過ぎた辺り。

いつもと逆方面に小さな池があるらしいので、その付近に行ってみる。

小さいけど雰囲気が良さそうなところだった。


と、シジミが飛んでいたけど、止まったところを確認してみると…





!?


ゆたかさんに報告。

これが意外や意外な嬉しい誤算的な存在だった。






ミヤマシジミ



この子は♀









辺りを探してみると、♂も複数飛んでいた



♂はなかなかジッとしてくれず、証拠画像しか撮れなかったけど



別個体の♀



ゆたか氏曰く、ここでの楽しみがまた一つ増えたとのこと。

今日はけっこうミラクル的なことが起こる日だ。






場所的に、トウキョウダルマガエルでいいでしょう



アジアイトトンボ



一応、違う種かもしれないと撮ったけど、やっぱりアジアイトトンボの♀かな?



昨年に比べると見れた種類は大幅に少なかったけど、内容としては昨年に負けず劣らず。

まだ1時だけど、今日は満足の早い解散となった。 ゆたかさん、お疲れさまでした。


これからはどんどん寂しい散策になっていくと思われる。

その中でも、少しでも何か光るものと出会えれば… もうちょっとだけ歩いてみたい。



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