〜 散策レポ 〜  東京・長野   13.10.7



今日は、ここ数年の宿題を片付けて、帰りに夜回りしてこようと考えていたけど

川北さんからのお願いと、面白そうな夜回りの企画にご一緒することとなった。

オレンジ色のヒメヤママユが見れるって… それは一度見てみたい。


お願いとは、川北さんのお知り合いである VIEWさんが謎カマを見たいと。

事情があるのでお断りしてるんだけど、川北さんの頼みじゃ断れないな。


私のポイントは、正直いろいろあって行きづらい面があるため

時間との兼ね合いもあり東京の産地へ行くことに。

東京ではまだ見たことはないけど、それなりの情報は把握済。


お二方と合流。 VIEWさんとは初対面である。

まずは、謎カマ探しに産地へ向かう。 昼に来るのは久しぶりだ。






ホシホウジャクに遊んでもらう

初っ端から…(汗) ヒメクロホウジャクでした (Special Thanks : 川北さん)



翅がカチっと止まって撮れないなぁ…



今日はこれでいいや…



三人で歩き出す。

ここは山梨と違ってとても歩きやすい。






コカマキリ



マエグロハネナガウンカ



ウラギンシジミ



ジッとしていて良いモデルさんでした



今日は撮ってあげよっか



クスサン



アサギマダラ



一瞬ドキっとした 一瞬だけね



あらら、ハラビロさんが…



クモも寄るに寄れないようで…



アカホシテントウ



三人それぞれ気になるところを見ていって、2時間ほど歩いたかな。

オオカマキリは少ないながらも見つかるんだけど…


とりあえず、把握している場所はだいたい歩いたので、ゆっくり見ながら戻ることに。














マジっすか…



1時間前くらいに通った時はなかったので、通り過ぎた後すぐに出てきた雰囲気…

アリがいくつかいるから、踏まれたてではないだろう。

あっちゃ〜… ホント虫はタイミングだね。


いることは証明された。

ここの個体数は多いらしいので、今後の楽しみは広がる。

帰り道も隈なく見ていくと…












東京産ヒメカマキリ






いると聞いてはいたけど、これも九州でしか見ていなかったので嬉しい。

残念ながら、民家の壁の上部にいたので写真だけ。


VIEWさんの期待には応えられずも、ポイントはわかったと思うので協力はできたかな。

ここでいずれ発見されることでしょう。

この場所もできれば人に教えないでいただければ助かります。




この後、横浜へ行くプランだった。

初めに一日のスケジュールを聞いた時、マジ!?って思ってた(笑)

しかし、時間の都合でここから一気に長野方面へ。 これもすごいけどね…


高速をかっ飛ばして長野県へ。

明るいうちにコンビニに寄って、ちょこっとポイントも見てみる。






クヌギカレハ



このヒメは、昨晩からずっとこの目立つ場所にいるのか?



ゴボウトガリヨトウ



川北さんが気に入ってくれたようだ 今日の仕事は終わった(笑)



夢中で撮影する蛾人



ストロボ使うと金になると言うので…



なるへそ、いいね〜



この後、薄暗い空で真っ暗になるまで某幼虫探し。

見つからなかったけど、火山地帯を歩いたことがなかったのでいろいろと新鮮だった。


まだ時間は早いけど、徐々に夜回りを開始する。






ケンモンミドリキリガ



ムラサキシタバ



いきなり大物が張り付いていた。

気温と湿度が高いので、今日はもしかしたら祭りになるかも!?


コンビニの駐車場でカマキリが轢かれていた。

ちょろっと報告したら、カマキリは標高800m以上では生活できないという情報が…

それは埼玉の話らしいけど、一応貴重な資料になるかもしれないので一枚撮っておく。

ちなみにこの場所は、1200mだか1400mらしい。






オオカマさん 瀕死体だけど、そういうことなのでご了承ください

他県では、1200mくらいでも見られるらしい ちなみに、この場所は1200mちょいだそうです
もしかしたら、日本で一番標高の高い所にいるカマキリだった可能性もなくはないですね
(Special Thanks : 川北さん)




ついでにクワゴ



そろそろ本格始動。

まずは、半端じゃないほどの硫黄地獄を味わいながら、標高2000mのポイントへ。






標高2000のゾウさん

クワヒョウタンゾウムシのようです (Special Thanks : Sodaさん)



数年前に手乗せした、コテングコウモリと思われる



いた! オレンジ姫



うんうん、違うね〜



オレンジ… ゴールド… ん〜、ゴールド姫と呼んでもいい個体だった。

なぜか♀だけがこの色になるらしく、標高を下げても見られるようなので楽しみにしたい。

もうちょっとこの辺りを散策。 さすがに高い場所だけあってけっこう肌寒い。






ウスズミカレハ



別個体 もっとしっかり撮っておけばよかった



もしかしたらレア蛾かもとのこと



普通種かもしれないけど… 報告を待つ

残念… フキヨトウで確定のようです (Special Thanks : 川北さん)



下山しながらいくつかポイントへ寄ってみる。

異臭騒動再び…(苦笑)






名前聞いたよね… 宣言通り覚えてない(笑)

シロクビキリガでした (Special Thanks : 川北さん)



ナカグロホソキリガ



標高1800のオニグモ



霧が濃い中下山。 いくつか寄ってみた。






エゾベニの期待も…



ベニシタバでした



エゾギクキンウワバの白線がないタイプ?



全く覚えてない(笑)

プライヤオビキリガとのことでした (Special Thanks : 川北さん)



モンキキリガ



普段あまり目にしないものも見られて個人的には楽しい。


さて、時刻は夜9時を回り、川北さん一押しのポイントへ。

何やら賑やかな雰囲気… 楽しみだ。






コクワ♀



たまに見かける程度のアオクチブトカメムシがわんさかいる



VIEWさんが糞虫を見つけた



♀か… 同定が…



頭部に角があるってことは、ゴホンダイコクコガネ♀かな?






さて、どこにいるでしょーか?

どこかに誰かが隠れているよ!






難易度3くらい



正解は、散策レポ420へ…



ブラウザの戻るでお戻りください