〜 散策レポ 〜  東京   14.4.28



世間では今日からGWのようで、そんな時は遠出したくない。

昨年の同時期に来た里山へ6つの目で今年も歩くことになった。






ニホンケブカサルハムシかな?



フタホシアトキリゴミムシ



コブヒゲカスミカメ



ヒメヤママユ 2齢



歩きはじめは曇り空で肌寒い感じ。

それでもようやく木々や原っぱは新緑が目立つようになってきた。






ムラサキシジミ






カワトンボ ここのはニホンカワトンボっぽい



でも、昨年に比べるといる虫がやや少なめ?

出方などを考えると、やっぱり今年はちょっと遅いかなという印象。






ヒメヤママユ 3齢  現在の我が家の幼虫もこの大きさ



ヒメクロオトシブミ



ムネアカアワフキ♂



ヒラタアオコガネ



ツマキアオジョウカイモドキ



つまんだりすると、赤いプニョプニョを脇から出すことはあまり知られていないらしい



Mさん通過、まーく通過、ゆたかさん 「いるじゃないですか〜」 こんな目立つのを二人もスルーしてた



この手のは… 調べた限りでは、ルイスザイノキクイムシっぽいかな?



それでもいろいろと見つかるようにはなってきた。

これからは楽しくなる一方だろう。






アカネズミかもしれないけど、調べるとスミスネズミというのが一番しっくりくる…



マスクをしたコンビニ強盗みたいなヤツ(笑) マダラメバエというらしい



ウスベニヒゲナガ



クロヒラタヨコバイ



ダンダラテントウ



こんなとこにベニカミキリが…



居候多いな…



ゆたか氏からのプレゼント



カタクリハムシ



クロボシツツハムシ



この辺りからようやく強い日差しになり、歩いていると暑い位になってきた。






ギンラン



シロヘリカメムシ



ウラギンシジミ♀



ボケちゃったけど… ミズイロオナガシジミの幼虫っぽい



キンラン



ジュウニヒトエ



ヨツモンクロツツハムシ



トゲアシオオベッコウ



クモ運びをMさんとバシバシ撮っていたら、横でゆたかさんが…


「あっ! あーっ… あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっ…」

とゾンビになっている(笑)


「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ… コミミズク〜っ…」



なんですと!? 逃げられたんですか?

飛んでいたのを捕まえようとしたらどこか行っちゃったらしい。


いるのがわかったのなら見破ってやろうじゃないか!

というわけで、どの辺に飛んで行ったかを聞いて、その辺りの枝を凝視していくと…












みっけ!



枝と体の色が合ってないから、今飛んで逃げた個体っぽいね



やったね!



みんなで撮影していて話が出たこと…

「鼻が短くない?」


そういえば、頭部のヘラ状がなんか短い気がする。

後で調べると、♂はちょっと短いらしい。


ならば、♀も見っけちゃおうともう少し探してみたら…







見破ったり! ストロボを焚くと色が違うけど…



自然光ではこんな感じ… 自分でもよくこいつを見っけたなと感心する



少し横から 



たぶん♀でしょ



今冬、幼虫も見たかったのでブナ科の枝をさんざん凝視していったっけ。

昨年初めて本種を見たのは灯下にきたヤツだった。

その時も嬉しかったけど、今回は見破った達成感があるのでまた一味違うね。

でもさ、コミミズクでもいいんだけど、顔はなんとなくカモノハシっぽくな〜い?






気分が良くなったので、ベニシジミも撮っちゃおう



ここはけっこうキンランが多い



いいね〜



トゲアリが何かを囲んで一生懸命引っ張っている イモムシか?



ゆたかさんの今日見たい虫の一つに、ツツジコブハムシがあるらしい。

ツツジが多いゾーンに来たので探してみるとすぐに見つかった。






ツツジコブハムシ



別名 ツツジムシクソハムシ



いろんなアングルから撮っちゃおう












触るとムシクソになった(笑)




ついでに、ニッポンヒゲナガハナバチ



とっくに昼は過ぎているのに、距離的にはそう歩いていない。

ま、いつものことだけど(笑)






シモフリコメツキ系



悪役商会



シオヤトンボ



カワトンボ



別のゾーンへ行ってみる。

もう一丁、なんか おっ!っていうのがほしいところ。






ホオズキカメムシ



ムネアカアワフキ♀



ルリタテハ 2齢っぽい



キバラヘリカメムシ アオリンゴの匂いが出なかった…



シナノクロフカミキリ



大量のヨコヅナさん 赤いのをピックアップ



なんか見たことあるような容姿だなと思っていたら、図鑑でよく見ていた初見種だった



ミヤマカメムシ 近似種がいるけど、こういう斑がないタイプは純正でOKっぽい



松を中心とした土場があった。

賑やかだったらいいんだけど、なんか見た感じは期待薄?






ヒメスギちゃんしかいないな…と思っていたら



おっ、なんかいいのがいるゾ〜



見た目でヒゲナガゾウムシ系とわかるも、こんな黒いのは見たことがない



調査の結果、キノコヒゲナガゾウムシの黒化型と判明



心霊写真仕立て(笑)



この後、パタッと虫影がなくなった。

夕方近くになると、この時期じゃまだこんな感じで寂しい…


で、一時間以上何も撮影せず、このまま終了かもと思い始めた時に

ゆたかさんがいいのを見つけてくれた。






ウシカメムシ



いると嬉しい






水牛チックに…



みっちり8時間歩いた。

疲れたけど、盛り上がりもあって充分楽しめた。

GW中にもう一度別所の近場を6つの目で歩くかもしれない。

ゆたかさん・Mさん、今日もお疲れさまでした。



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