〜 散策レポ 〜 群馬・長野・山梨 14.8.18〜19 |
散策レポ469 の続き… 昨日が充実の一日だっただけに、今日も同じように満喫できるか楽しみでもあり不安でもあり… なんか7時前に目覚めちゃって、これ以上寝れなさそうなので活動を開始する。 とりあえず、しょぼしょぼしながらこの辺りを… |
![]() キボシカミキリ コカマキリ ![]() ここにもヤブキリ褐色タイプ ![]() |
さて、どこに行こう… この辺りから歩き始めてもいいんだけど、燃料を入れないともうスカスカ状態なので GSついでにミヤマシジミポイント付近から歩いてみようか。 林に入ればルリボシカミキリくらい見れそうだし。 |
入り口付近にウラギンシジミの幼虫 ここで蛹化はうまくないでしょ… まだ固まっていなかったので移動させた オオカマキリは、成虫の姿が目立ち始めた |
林ゾーンへ行ってみたけど… あれ? 違う場所だっけ? 少なくともここの林は虫っ気があまりない感じ。 |
ジャノメチョウ ![]() おっ、トゲグモ ![]() これは嬉しかった オツネントンボ オニヤンマ ここで休憩中 トガリシロオビサビカミキリ ![]() 林から出て、小さいクヌギの細い枝にノコがたくさんいた ![]() ![]() 林よりもこっちの方がいいみたい |
秋の狙い種 『赤いヤツ』 がいそうなポイントの下見へ。 うんうん、雰囲気はあるんだけど… 近々見られるかな? これといって撮影するほどのモノはいないので オオムラサキの卵 or 若齢幼虫探しへ移動。 |
ヨツボシカメムシ このカメさんに限っては、ネーミングがしっくりこない |
一時間近くいたけど、撮影したのはこれだけかい! 卵探しに集中していたのもあるけれど、結局卵も幼虫も見つからず… なんかパッとしないな… 昨日が楽しすぎたのかな? とりあえず、オオムラサキの卵探しは続け、今年成虫も見ていないのでそれも目標に。 あとは、ルリボシ・トラフ・タマムシはやっぱり見ておきたいかな。 昔からのマイフィールドをいくつか回ってみよう。 |
ミンミンゼミ 鳴いてます やっと!って思ったけど、ゴマダラチョウの幼虫でした ![]() なんとかオオムラサキの成虫は見れた ![]() もう数は少ない |
8月上旬までは壮観なほどに乱舞している場所だけど、今年はやっぱり少なかったのかな? この時期ならば、まだまだ♀は痛んでいない個体も多くいるはずなんだけど… 真夏のここを歩くのって久しぶりな気がする。 今日はかなり暑いけど、なんか歩いていて楽しいというか落ち着くというか… |
久々のミカドタイプ(ミカドミンミン) あっ… |
昨晩探そうと思っていたアカアシオオアオカミキリ。 正確に言うと、背の高いエノキを掻き分けた際に隠れていたのが落ちてちょこんと止まった。 地元の某所にもいるんだけど、車で行きづらい場所なのでここで見たかった。 4年くらい見てなかったからね… 良い写真を残しておこう。 |
アカアシオオアオカミキリ 掴むとジャコウの良い香りがする けっこうよく見ていたので今まで気にならなかったけど… 改めて見ると良い虫だね〜 日陰はボケ連発も、色はこっちの方が好き |
とりあえず目標の一つは達成。 今日のここまでの流れから、正直ホッとした。 真夏のここのゾーンはやっぱり楽しめる。 |
ミヤマカミキリ ミカドミンミン ヤマトタマムシもいた いいね〜 九州では多すぎて相手にされてないけど、関東近辺ではまだ重宝される ということで、たくさん写します ![]() ![]() おなか〜 |
だんだんと楽しくなってまいりました。 |
![]() 横からじゃわからん… ツマグロスケバの薄い個体だった ![]() ホオズキカメムシの卵かな? ボツの予定も、卵に寄生しているっぽい小さい蜂がいるので掲載 常連のハチモドキハナアブ あれ、けっこういるね 来年はオオムラサキの多い時期に来よう |
次は、ルリボシでもいないかと見に行ってみたけど 春にあった材がすべて撤去されていた。 やっと見つけた土場には… |
タマちゃん数個体が独占 |
ちょいと移動して別ゾーン。 ここも昔はよく通ってたなぁ。 ずいぶんと景観が変わっちゃったけど… |
ウラギンシジミ ![]() クワゴ 脱出済みの繭もあちこちにあった ![]() ゴマダラチョウ 鳴き声はなかったけど、ニイニイの生き残りもいた |
この一帯はトラフカミキリが期待できるゾーン。 場所的にいつもはスルーする古い桑の木があり、今日はなんとなく見てみることに。 |
![]() やっぱいたか いやいや、いいね〜 年に一度は会っておきたい ちょっとだけ早かった… |
だんだん充実してきたぞ。 春に来た時にちょっと入って行って、夏に来れば面白そうと思った場所。 入り口が雑草で封鎖されていたけど、掻き分けて入ってみる。 |
ミヤマアカネ セイボウみっけ! ホソヨツバセイボウ 綺麗だねー ![]() 松の木の幹に何か付いてるっぽいので撮ってみたら… |
マジっすか!? これ、一度見たいと思っていたけど、かなりレアなので会えないだろうなって思っていたヤツ。 まさかすぎて正直ちょっとパニくった。 5〜6mくらい上にいたけど、長い折れ枝を使っておりてきてもらった。 |
いやいや、コケオニグモと戯れられる日がくるなんて… いいねいいね〜 立派な♀です 当然手に乗せる |
コケオニグモはちょっと感動ものだった。 来年ここに来ても見つけられるかわからないもんね。 とりあえず、ここが生息地ということがわかっただけでもよかった。 ずいぶん遊んだので戻ろうとした時… 流れが非常に良くなってきたぞー |
ツノトンボ こいつもまだ数回しか会っていない 太陽光でも☆になる ♀は初めてかも 腹の様子から、産卵は済んでいるようだ いいねいいね〜 胸だけ見ると、おっかない猿に見えない? 見えないか? リリースしたら近くに止まった 落ちついたのでもう一枚 |
ヤバい… とっても楽しくなってきた。 午前までの展開はなんだったんだろう… オオムラサキの御神木がある場所なので、ここならば卵が見つかるだろうと思っていた。 それがメインで停まったんだけど、それ以上に楽しさ炸裂。 さてさて、卵を探してみよう。 |
路上はキリギリス祭り ![]() あっ、もう3齢? この2齢も脱皮寸前 |
卵どころか、2〜3齢の幼虫しかいない。 ということは、卵を探すなら、7月中旬には来ないと見れない計算か… しかし、上記2個体は、すでに寄生跡らしき黒い点が… そっか、遅すぎたわけね… 勉強になった。 先を少し進むと、何年も前から倒れているぶっとい木がある。 この材は、過去にいろいろと良いモノが付いていたので停まってみたい。 近づくと、だいぶ古くなっちゃったな…という印象。 キノコは生え、キマワリがいくつか歩き、なんか大きいのも歩いてる。 パッと見はミヤマ♀に見えるけど、ここでミヤマは見たことないなぁ。 ゆっくりと近づいていくと… |
オオクワじゃんか! |
マジ!?というか、うっそー!?というか… 確かにカワラタケが生えているけど、オオクワは倒木のイメージがないのでビックリ! この辺り一帯は条件の良い台場クヌギがこれでもかというほどに削られているので こんなところしか産卵する場所がないのかも… それも複雑だよね。 |
40oはないかな? 顎を見ると、新成虫ではないのがわかる いやいや、驚いた |
今日は一体どうなっちゃてるの? 陰でスタッフがドッキリでも仕掛けてるんじゃない? 個人的にはサプライズが続いて嬉しい限りだ。 最後に、赤いヤツが付きそうな場所がここにもあるので下見へ。 カトリヤンマもここで撮っているのでいないかなって思ったけどいなかった。 これだけ楽しませてくれたんだもんね、これ以上を望んじゃダメか。 |
通常タイプとミカドタイプのミンミン交尾 こうやって見ると色の違いがわかりやすい このカップルの子孫は、どちらのタイプが出てくるんだろうか? |
久々の真夏のこの地域。 最近サボっていたけど、目一杯のパワーを見せつけられた印象。 もう少し早い時期ならば、オオムラサキは乱舞してるし、ルリボシカミキリもいてくれるはず。 来年8月上旬の暑い日に、ここを一日歩く時間を作ろうと思った。 |
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