〜 散策レポ 〜 某所 15.6.15 |
散策レポ509 の続き… そのまま奥の林縁を歩いてみる。 グルっと回れるかなと思っていたら行き止まりになり… |
![]() マルアワフキとかかと思ったら、ゆたか氏は興奮気味 ![]() カタビロクサビウンカ だった 以前見た記憶もあるけど初見かも ![]() マスダクロホシタマムシ こいつがいると、現地ではますだおかだネタになる(笑) |
暗いし針葉樹ばかりだったのでこんなもん… 元の場所に戻り、再度ニセっ子を冷やかしたりしながら見ていく。 |
![]() 花にいるなら撮ってやるか… オバボタル ![]() こりゃいいやと思ってゆたか氏に献上したら、同じのを撮っていた ![]() カバイロアシナガコガネ こいつは初見だな ![]() YUTAKA's Presents |
地味なものでも初見種がいたりするから面白い。 この趣味は奥が深いなんてもんじゃないな〜などと考えてたとか考えちゃいないとか… |
![]() ミヤマヒトテンツヤホソバエかな? ![]() 小さいけど味のある テラウチウンカ ![]() ここまで完全スルーしてたけど、結局は撮ってしまった ![]() もう一度ヒメヒカゲを 気温が低いからか、開翅シーンは見られなかった ![]() ヒメアカタテハ ![]() ヤマカガシ ![]() ウリハムシモドキ ![]() 雰囲気は違うけど同上 ![]() 食物連鎖 ![]() オオチャバネセセリ ![]() オオシオカラトンボ |
お馴染みのメンツもポツンポツンと撮っておかなきゃね。 この時点で8時半過ぎ。 次は、昨年ゆたか氏が苦労して初めて撮影された蝶のポイント。 私は鹿児島で二度ほど見ているけど、本州では超レアみたいなのね。 ポイントの駐車場には、平日にも関わらずこの蝶狙いの車が数台停まっていて驚いた。 蝶屋のおばあちゃんが1個体はいるようなことを言っていたので歩いて行くと、 なんとなくそれっぽいのを発見。 止まるまで追いかけていくと、これまた撮りづらい所におりちゃって… |
![]() なんか見覚えがあるなぁ(笑) |
ここにもいるなんて聞いてなかったよ〜 |
![]() これも… ![]() こいつも… ![]() 飛んでいるのは ヒメヒカゲばかり |
個人的にはヒメヒカゲの方が初見だし、今後会う機会が少なそうなのでいいんだけど。 でもせっかくだから、1個体だけでも見つけようと歩いて行ったが… ふーん、そんなにレア度高いんだね… ゆたか氏は諦めモードになっていたので、本命に行こうかと話していたけど、 さっきの蝶屋さんが、「この前はそっちにもいたよー」 と教えてくれたので そこだけさらっと見ていくことにした。 すると、ゆたか氏が怪しい動きをして何かを追いかけて… 「いましたよー」 |
![]() ウラナミジャノメ |
ちょっと遠く、別角度から撮れる位置ではなかったので このワンカットのみだけど 確実に見ることが出来ました。 さて、ここまで見ようと思ったのは全て見れている最高の流れ。 いよいよ昨年苦労しまくった本命を見に大きく移動した。 昨年は見つからなかったけど、場所的に 『ここにいてくれたら楽なんだけどな〜』 的なゾーン。 見ていくと、ここにはやっぱりいないのかな? 雰囲気は良いんだけど… と、反対側で見ていたゆたか氏から声がかかる。 「いましたよー」 |
![]() ニシキキンカメムシ |
おかしいな、さっきここ見たのに(笑) 先に見つけてやろうと考えていたけど、初見のゆたかさんが見つけたということが 結果的によかったかな。 たぶんそうとう嬉しかっただろう。 ある程度満足いくまで撮っていただき、そのあとは交代で撮影タイム。 |
![]() 綺麗だね〜 ![]() いいねいいね〜 ![]() 個人的には、日陰で撮った時の色が好き ![]() ![]() |
もしかしたら、最初で最後の個体かもしれないので満足するまで撮った。 昨年(散策レポ457 を参照)の苦い経験があるからね… もう一ヶ所の 『ここにいてくれたらゾーン』 はちょっと入りにくいため断念。 あとは、この辺りをグルっと歩いてみるけど、昨年とは大きく違うある異変が… |
![]() ニシキキンカメムシ ![]() ここにも ![]() 昨年の苦労は一体なんだったの? ![]() 孵化間近の卵も発見 ![]() とりあえず、いっぱい写しておこう ![]() ![]() ![]() 孵化間もない幼虫 ![]() ツゲに依存するタイプで珍しいのかもと撮ったけど、たまたまここにいただけかもしれない 食草はわかってないようなので、たまたまいた可能性が… ウスベニコヤガでした (Special Thanks : monroeさん) |
予想に反してたくさんいる。 昨年はなんだったのか… もちろん、昨年の状況よりも今年の光景の方が嬉しいわけだけど。 嬉しすぎる誤算のため、今回はニシキキンカメムシだらけになります。 似たような画像が続きますけど、本来は貴重なヤツですのでお付き合いくださいまし。 |
![]() 交尾個体 ![]() 何カップルかいた ![]() ![]() 交尾器がくっついたまま? ![]() ![]() じーっ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 裏側は撮ってなかったっけ ![]() 死骸も落ちていた ![]() お食事中 ![]() シュワッチ撮影は、何度も試みたけど失敗 ![]() ![]() ![]() 歩いていた幼虫 ![]() ![]() ついでに クビアカトラカミキリ |
途中からは、撮りづらい位置のニシキキンは 「スルー!」 なんて超贅沢なことを言ってみたり(笑) いやいや、まさかの展開に驚いたけど、存分に楽しむことができた。 最後に現地の人とお話をしたけど、やっぱり今年は多いとのこと。 年によってバラツキはあるんだろうけど、昨年は大不作だったんだろうね。 ゆたか氏には昨年の苦労を一緒に味わっていただきたかったな… 今回はきっと満足していただけただろう。 各所で見たいものを見られてもう行く所がない。 内容的には十分すぎるほどなんだけど、まだ昼過ぎなんだよね… 途中で公園のようなものがあったらしく、そこを見ていこうかと。 最初のゾーンは虫っ気が全くなく、反対側のエリアへ行くとそこそこ雰囲気が良かった。 |
![]() シマヘビ ![]() こいつ、尻尾を振って鳴らしながらシューって気合い入りまくり ![]() 何度も追いかけてきて咬もうとしたけど、そうはいかないのねん ![]() ![]() 今まで出会った中で、一番ファイターなヤツだった |
雰囲気は良さそうだけど、他にはあまり生き物はいないかな… |
![]() お前一匹ぽっちじゃ つまみにもならん ![]() ヤマサナエ ![]() ラミーカミキリ ![]() 羽化不全がもったいない… セミスジコブヒゲカミキリ♀ ![]() ザリガニの死骸に興味を示すジガバチ ![]() クロアゲハ(心霊写真風) ![]() ヒメヒゲナガカミキリ ![]() 丸まっちゃった ジャコウアゲハ幼虫 |
朝から濃密な散策ができたので、後半戦はこんなもんでいいか。 しかし、この地域は作戦を練ればもっともっと何かがいそうな気がする。 来年もし行くことになれば、もっと遠くのあいつも見に行ってみようかな。 私は翌日仕事なのでここで帰るけど、ゆたか氏は明日も休みで、この後海に近いエリアへ 行ったらしい。 天気の兼ね合いで、残念ながら断念したそうだけど… 遠い場所ながらもゆたかさん、今回もお疲れ様でした。 さてさて… まだ終わらないよ(笑) ニシキキンカメムシは、食樹が手に入るようならば卵から挑戦してみたい。 しかし、いろいろと探してみたけど入手は厳しいようで… 今回、たくさんいたからといっても、この虫はやっぱり持って帰るのは躊躇する。 というか、持ってっちゃいけないなと思い込んでいる。 希少性はもちろんのこと、死んでしまったら色が変色するし。 今回、死骸も落ちていて、なるほど、こんなんなっちゃうんだね〜と納得した。 んで、そろそろ本題へ… そんな考えがあるので、成虫を持って帰ることは全く頭になかった。 しかし、落ちてましたよね? そう、死骸です。 死骸ならば遠慮せず持って帰ってもいいんじゃない? 変色してしまったニシキキンカメムシ、お湯をかけると色が戻るという話はよく聞く。 これを自宅で検証してみた。 |
![]() 持って帰ってきた死骸 |
50度くらいのお湯をかけてみた。 |
![]() 確かに少し色が戻った |
青い部分が残って、これはこれでとても綺麗な配色だ。 もっと熱いお湯をかけたら、生前に近い姿に戻る? ということで、沸騰したお湯をかけてみると… |
![]() あれ? |
逆に青が増えちゃった。 しかし、そのまま少し放置していくと… |
![]() 多少緑色が復活 ![]() |
熱すぎてもいけないのか? 冷めてきて緑が増えてきた印象。 とりあえず、色は元通りにはならないけど、多少復元するということはわかった。 お湯をかけるんじゃなくて、浸した方が良かったのかな? 翌日、そのまま冷蔵庫に保存したので、乾燥させた方がいいかなと思い取り出す。 すると、意外な結果が待っていた。 |
![]() 昨日よりも綺麗じゃん! |
生前とまではいかないけど、明らかに前日よりも良い色になっている。 これは湿気が残っているから色が保てているのか? 乾燥したら、また青に戻っちゃうのかな? そこまでの実験はやめておこう。 ※ 鹿児島の友人に持っていってあげる予定。 喜んでくれるかな? |
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