〜 散策レポ 〜  東京・山梨  08.5.18



春の蛾はもう遅いかな…

夜行性のヘビでも出ていないかなと、仕事帰りに山へ直行した。


さっそく小さめのヘビらしきものが… 木の枝ではなさそうな感じ。

ヒバカリ? タカチホ? 大きなミミズ?













ミミズかよっ…



伸ばせば25cm級



ちょっと行くとまたさっきと似たようなものが…

今度はどうよ? ミミズじゃなければいいな。
















またかよっ… 今度は30cm級



ちょっと山は寒い感じ。 蛾すらほとんど飛んでない。


今日は嵌ったか??






唯一と言ってもいい目立った存在



ドア〜ップ



上野原まで来たものの、このまま大月まで行ってもあまり期待できそうもない。

時間はまだ10時ちょい。

明日の夜から台風の影響があるようなので、今日は諦めて明日の午前に

出かけようと考えた。

でも、夜の自然公園をちょこっと見てみようと思い、そちら経由で戻ってみる。



昼間は何度か来たこの公園。 夜中はちょっと怖いね…

カエルがたくさん鳴いている。

とりあえず、マムシを踏まないように注意しながら慎重に歩く。


しかし、ヘビの姿はさっぱりない。

やっぱり少し寒いかな? 息が白いもん…

今回はここの夜中の雰囲気がわかっただけでも収穫。

真夏の夜にまた来てみようかな。



そうそう、帰る時に後ろから何かの視線を感じていた。

ライトで照らすと2つの光が…






こっちを見ている…



上の画像で見るとフクロウっぽく見えるけど、ライトを照らしながら歩いていくと

横に逃げていった。 何かの獣だね。

タヌキ? イタチ? アナグマ? そんなところか?



夜中のこういう場所は嫌いではない。

初めての時は多少ビビるけど、次回は大丈夫だろう。

というわけで、明日に備えて帰路に着いた。






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〜 散策レポ 〜  東京・埼玉  08.5.19



昨晩は消化不良な夜回りだったので、台風が来る前の昼過ぎまで歩いてみた。


まずは、埼玉の池のあるポイント。 ここは雰囲気的に好きな場所。

池の横にある資材置き場(?)にヘビの姿が… 少し遊ばせてもらった。






シマヘビ



基本の手掴み



気性が荒いね



1m20cmくらい






田んぼに向かって歩いていく。






クロマルハナバチ



キアシナガバチ



田んぼは相変わらずツバメで賑わっていた。






巣作りの土台集めかな?









蝶はジャノメ系が目立つ。






ヒメウラナミジャノメ



こちらは目がないね



おそらくクロヒカゲ



田んぼのベニヤ板をめくってみると、会いたかったものに出会えた。






オケラ



生きてる個体に会ったのは7・8年ぶり? たっぷり遊んだ。






可愛い






ドア〜ップ









ケラと遊んでる時に、田んぼの地主さんが話しかけてきたので少し聞いてみる。

ここにはシマヘビとヤマカガシとアオダイショウくらいしかいないらしい。

ヒバカリもいそうなんだけど… マムシは30年くらい見ていないそうだ。


田んぼに子ガエルがいたのですくってみた。






シッポがもうないね



ニホンアカガエル



倒木をひっくり返す。






オオミスジコウガイビル  これの巨大なのを見たい



いつもはここから埼玉の奥に行くのだが、今日は天気も微妙な事から

東京の昨秋に行った所へ。 一ヵ所は初めて行く場所。

下見も込みで新味が出ればとの思いから。






タイムボカン爆発(笑)  マイマイガ幼虫



ツマグロヒョウモン♀






悪役商会ことオオイシアブ



後ろから見るとなんかまぬけ



なんかカラフルな鳥が飛んでいた。 ん? カワセミだね。

かなり遠い木の上の方に止まったが、なんとか撮ってみる。






いたいた



マイカメラではこれが限界… 撮れないよりはいいよね



ベンチの下では、アリジゴクに獲物がかかっていた。






獲物はなんだろ?



みるみる地中に吸い込まれていく



樹液も出だしてきた。 これからは一段と注意しなきゃね。






オオスズメバチ



この木だけで3匹




約15cmまで近づいてみた




クワガタも活動開始



次に、初めて行く場所へ。 山になっていてとにかく広い。

とりあえず、花の咲いてる場所を探して歩いてみた。






クロハナムグリ



そんなに多くない種類らしいけど、ここにはかなりの数がいた



シロコブゾウムシ



ゾウムシ特有の死んだふり



熱愛中



セイヨウミツバチ



セセリチョウsp  どうもこの手のは同定が苦手…



ダイミョウセセリ



マドガ  強風でこの一枚しか撮れなかった



ヤマトシリアゲ  通称サソリムシ



ハナバチ系  調べてみたが絞り込めず…



かなり苦労したが、ニッポンヒゲナガハナバチの♀と判明  ♂はヒゲが長くて容姿も別種のよう



帰る間際にこの山の周りを適当に走ってみて、よさげな所を歩いてみた。

一本のエノキを見に行くと、明らかにタテハ系の幼虫2匹が幹を歩いている。

これはおそらく蛹化するために歩いているのだろう。 ならばお持ち帰り…


が、タテハ系でエノキを食う幼虫って?

オオムラサキとゴマダラチョウしか思い当たらなかった。






謎のタテハ幼虫



近くにはヨコヅナサシガメがうろついていた



帰って調べたら… ラッキーだったかも!



そう、ヒオドシチョウの幼虫だった。 羽化させたらここに戻しに来よう。


この子を早く持って帰って落ち着かせたいので、急ぎ足で帰宅する事になった。

この幼虫の様子は、観察レポでご報告しております。



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