〜 散策レポ 〜  東京・山梨  05.6.26



そろそろミヤマも出始めてる時期、仕事が忙しくなるのでなかなか行けなくなる。

やはり年に一度はミヤマを家で飼いたい。

あの独特の容姿、独特の動き、見ていて飽きない。

ミヤマが短命というのがものすごく寂しいが…



昼に炎天下の中で野球をやって体はダルダルだが、今行かないと後悔しそう

なのでちょっと無理してでも行きたかった。 そんなわけで悩まず山へ!

散策レポも簡潔ではあるが書いてみたいと思う。



まずは最初の橋。 ここが最近では良い結果が出ている。

まだ東京都だが、数年前に3個体同時に採集した期待の場所。

カジカガエルの泣き声がいつも聞ける。

この日は虫の飛びが悪かったが、久々に見た♂のこいつを見ることができた。






ヒゲナガカミキリの♂ 胸の赤いのはダニがビッシリ…



全体像 やっぱりヒゲなげ〜っ!!



ここではコクワしかいなくて次に進む。


いろいろと回ってみるがなんか蛾の数もいつもより少ないなぁ…

でもカブトはいくつか落ちているので期待はしてみたい。

しかし、一番の実績がある濃いポイントも丹念に見るがいなく…

ヤバい、気持ちに焦りが見えてきた。

もう少し行くとそのうち捕れそうな場所がある。

ここは♀を一度だけ確認した事があるが、いつも蛾がおびただしいくらいに

いるのでタイミングさえ合えばと思っている。 そして… 発見!!















ガビ〜ン… カラスめ…



60半ばサイズの悲惨な姿が…

捕れそうな時に捕れずにいてこの姿を見ると… ガッカリ度がアップする。

でもいることはいるんだなと前向きに考えたい。

ここは確実に飛んでくる。 いつかは捕れる!!



時間も1時近くになってきた、帰り道でもう一度寄り道しながら見ていこう。


途中街灯脇の溝を見ていたらあまり見ないカエルが…






これはどうやらカジカガエルのようだ…



カエルのサイトをいくつか見てきたが、カジカガエルで間違いなさそうだ。

あの綺麗な声の主はこんな姿をしている。 意外と地味だな(笑)


途中後ろから軽トラックが飛ばしてきた。 採集者ではなさそう、地元の人かな。

で、先に行かせたのだが、これが残念な映像を収める結果になるとは…






あ〜… 轢かれたて…



これがモリアオガエルか…

実物は初めて見るが、けっこう大きいのには驚いた。

大きさはヒキガエルほど、保護もされていたりして数は少ないのかな?

まだ微かに動いている状態でかわいそう。

元気な姿で見てみたかったカエルなんだけど…



ちょっと切ない気持ちになりながらも山梨から東京へ。

山道を下った橋でひっくり返っている物体が。


これは…!!










やっと逢えましたね



無事救助完了!



やっとのやっとで生きたミヤマにご対面できた。


ミヤマクワガタってアゴに指を入れても挟まないものだが、

こいつはなぜかガシガシ挟む。

初めて強く挟まれたけど結構痛いもんだ。 なんでこいつは挟むのか?


よく見てみると画像でもわかるように左中脚がなくなっている。

それが原因のようだ。

完品じゃないのは残念だけど、一応目標は達成できたので満足。

次は完品を、そして大きいサイズを。



その後はこれといって何もいなく、3時過ぎには帰宅した。

8月中旬までにあと何回かは来てみたいと思う。






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〜 散策レポ 〜   ミヤマ灯下採集  05.7.10



仕事が多忙だが明日は久々の休み。

昼の気温は34度くらいあり、夜も蒸し暑い予報。

次は月末まで来れそうもないので、これは多少の疲れは無視して

行くしかないでしょう!


日曜の夜とあって、時期的には他の採集者もたくさん来ていると思うが、

他の採集者には負けられない。

完品ミヤマを求めて捕られる前に、轢かれる前に捕ってしまおう。



今日は山道に入った途端カブトが数個体落ちている。

期待できるかな?

しかし、最初の橋で止まった時にチャリで地元採集者?が素通りして

先の街灯下を探し出している。

更に他の採集者も車で先の方に止めておりて見だした。

ま、しょうがない、これも想定済みのことだ。 ここは譲って先に行こう。



しかしこの日はカブトが目に付く。 いよいよカブト大発生期に突入したようだ。

前回ミヤマを捕った場所を目指したが、ここも親子連れに先を越されている。

仕方なく山梨側に入り、濃いポイントへ向かう途中、路上を歩いている大きい物体。

一目でわかるその姿。 轢かないように通りすぐさま車を止めてダッシュ!














やっと完品に出逢えました



先日の個体より少し大きめ。

金色の毛もだいぶ残り、出てきてまだ間もないのかな?

試しに指をアゴへ… やはり挟まない。

この前のミヤマはやはり脚が取れていた影響で凶暴化したんだろうな。

ちなみにそのミヤマも健在です。



これで俄然気分が盛り上がったのだが、採集したミヤマはこの1個体のみ。

気候条件はよかったけど、タイミングがやや合わなかったようだ。


他に画像を収めたかったが、当たり前の光景しかなかったのでほとんど撮らず…

こんなのくらいだった。






轢かれたカミキリの肉をムシャムシャ食うヤブキリ



ちなみに、橋で譲った車の採集者は帰りにも同じ場所で探していた。

でもその橋の真ん中にミヤマの轢かれた姿が…


ミヤマが捕れるのもあと1ヶ月くらい、これからは更に採集者が増えるけど、

あと2・3回は来てみたい。

ミヤマもそうだが、いろいろ画像も撮れれば楽しいんだけど…









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