〜 散策レポ 〜  静岡   17.7.10



毎年の如く、7月は基本的に仕事自体休みがないので出歩けないけど、

昨年同様そんなに忙しくない状況で、同僚が 「稼げないから遠慮なく休め」 とのこと。

ならば、この時期は遠慮なく休ませてもらおう。

そうはいっても激務には変わりなく、体力的にはだいぶ疲れが溜まっている。

朝起きれる自信がないので、9日の仕事終わりに現地へ行って寝ることにした。


途中、超のつくほどの濃霧の中、一ヶ所だけ寄り道した。






カブチン



ヘビトンボの季節



ちょっと期待してたんだけどな…

現地に到着し、寝る前の準備をしがてら、一応カメラを持って歩いてみる。






大きさ的に、コフサヤガかな?



オビカレハ



場所的に、珍しいヤツかもと一応撮影

ムラサキイラガでした (Special Thanks : monroeさん)



う〜ん、夜回りの良いポイントを何ヶ所か知っておきたい…

疲れていて眠気もあるのになかなか寝付けなかったが、

いつの間にか寝たようだ。








朝、あまり寝られなかった… 体調は持つんだろか…

しかし、気持ちいいほどにバッチリ晴れている。

今日は6つの目でこっち方面の新しい林道へ連れていっていただく。

全員揃ったところで、まずはここでの恒例となった綺麗なもの探しへ。






セアカツノカメムシ



オビカレハ



ここへ来るたんびにもう何年も見ているけど、目的のヤツは一度も見たことがない。

ゆたかさんがずいぶん前に一度だけ見ているので、いてもおかしくないんだけど…


食草がなんか見つからずで、やっとそれらしき草があったので、それを中心に見ていく。




キラリン---☆


目に入ってしまった。

思わず、「いた--------!」 と声を出したのであった。


















こいつです!



葉っぱを食べているので、食草に間違いなさそうだ



やっと会えましたね…



長かった…

ゆたかさんの写真を見て、一度見たいと思って何年経ったかな…

順番に撮影タイムを満喫し、待っている間に探すと他にも2個体いたので、

まずは別個体から手乗り〜






オオルリハムシ



この子は♂



うん、綺麗だ






いいねいいね〜



最初に見つけたのが♀のようで、皆さんの撮影は終了したようなので

こやつも手にお迎えしよう。






翅の下が凹んでるね



オオルリハムシ♀






裏っ側は光ってない



♀の方が若干大きい



いろんな角度から撮っちゃおう









だってさっ、ようやく会えたんだしさっ、今度いつ会えるかわからないからさっ… ←大昔の彼女風

見ている人には申し訳ないけど、さらにバシバシ撮らせてもらう。

もうね、今回はオオルリハムシ特集です。






第3の個体 食草にて












日陰でも撮っておこう



いいね〜


















とりあえず満足できたので、もう少しだけ先へ行ってみる。






ゆたか氏が興奮していた



けっこうなレア種のようです



ズグロシラホシカメムシ



Mさんはオオルリハムシをずっと撮っていてようやくこちらへ。

レアなカメムシのことを伝え、「交尾してるよ」 とのことなので戻ってみる。






おっ、ナイスです



こう見ると大きさの違いが判る?



広大な面積のこの場所だけど、オオルリハムシの食草があるのってほんのごく一部。

どこかにはあるんだろうけど、いつも歩いていても見てないんだよね…

とりあえず、局所的で数もそんなに多くないことが推測される。

で、以前ゆたかさんが見たのも朝早かったようで、今回も8時前。

朝早めから活動して、ちょっとしたら根元の方へ行っちゃうんじゃないかと。

何年もここを重点的に探していたけど、一度も見たことがなかったし、

ここへ来るのって、いつもはもう少し遅い時間だったから。

この時期の早い時間ならば、また会える可能性が出てくるかもしれない。






木原さーん ツマジロー



キイロクビナガハムシ



黄色くは見えないけど…



鼻くそ丸めてまんきんたん!



最初のオマケから超メガトン級のドッカンが来た。

ここはオオルリハムシだけが目当てだったので、今日歩く本命ポイントへ移動する。

もうおなか一杯だけど、いろいろ楽しめることを期待したい。



散策レポ621へ続く…



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