〜 散策レポ 〜  山梨   17.8.20 〜 21



8月20日…


今日はなつさんご夫妻プレゼンツ。


先週ご一緒して、ゴマの所に行ってみたいんですよね〜と言ったら、

今回企画していただきました。

二週連続でポカはできないので、仕事終わりに待ち合わせ場所へ。

朝、無事に合流したけど、昨晩からの濃霧がまだ残ってる…

とりあえず行きましょうと進むことにした。


場所は有名な所だけど、ちょっとイメージしていたのとは違う感じだった。

とっても雰囲気が良いぞ!

ただ、しばらくは霧が続き、途中雨も落ちてきたりでどうなるか心配…


走っていくと、ヒメシロチョウが飛んでいたので、先を走るなつさん号へパッシングして

お知らせして停まってみる。






ヒメシロチョウ






この時点では会えて嬉しかったけど、この後は畑のモンシロチョウ状態で、

いたるところでたくさん飛び交っていた。

少ない蝶というイメージが付いていたので意外だった。


途中、気になる所や何かいたら停まるというスタイルで進む。






ツノゼミ



ずいぶん白っぽいけど、オビカワウンカでいいよね?



この時間ではまだ被写体であったヒメシロチョウ



しばらく走るも天気は一向に回復せず…

外周をグルっと回る感じで、時間的には一時間半くらい経過してた?

ミヤマシジミのポイントへ着くと、網を持った蝶屋さんが戻ってくるところだった。

なつさんご主人が蝶屋さんと談笑し、なつさんはスタスタとポイントへ。

私も後からポイントへ向かうと、なつさんがおいでおいでしている。





















ゴマシジミ



おっ、開く?



そうそうそう…



ナイスですね〜



ゴマシジミ♀



初めて見たゴマシジミはけっこう大きかった。

今日はゴマシジミが大本命だったので、もう大満足なのです。






ミヤマシジミもいた



けっこうヘロヘロ



もう1個体



ここでは2個体のゴマシジミを確認。

なつさん的には、ミヤマシジミのポイントでゴマがいたのは嬉しい誤算だったみたい。

次はゴマシジミのポイント。

できれば♂も見ておきたいな。






食草にゴマシジミ



これは♂だ



風がちょっと強く、食草が揺れまくりだったけどとりあえずは撮れた。

ここも蝶屋さんが数名行ったり来たり。

晴れてる日だと、たくさん捕りに来ちゃうんだろうな…






ムラサキシジミ



クロルリトゲトゲ (クロルリトゲハムシ)



なつさんご主人の方へ行くと、2個体いるよ〜とのことで、

その2個体がこちらへ飛んできた。

どうも求愛しているようで、♀が止まるとカップルが成立した。






♂くん、頑張りました!



ゴマシジミ



バシバシ撮るんだけど、全く構図が変わらないので…



角度を変えて



接写



初めてのゴマシジミで、交尾まで見られてラッキーだった。

♂の開翅が見れれば100%だったけど、そこまで贅沢は言えません。






産卵してる? それ食草じゃないよね?



ヒメアカタテハ



ルリタテハ



カシワの上に怪しいのがいたけど、ムラサキシジミだった



カシワ林である蝶を探したけど、それは残念ながら見つからず。

木を蹴ると、白っぽく見えるシジミが飛び出し…

飛び方的にはウラギンじゃないんだけど、白いのってな〜に?

あれじゃないかな?となつさんと話し、確認できなかったので来年の宿題に。



昼食を済ませて、某セセリのポイントへ移動する。

そのセセリは私は未見なので、いてくれたらいいんだけど…






ミヤマカラスシジミ



別個体



オオカマキリ



もう成虫が見られる時期だ



これは?



ミヤマチャバネセセリでした



いいじゃんいいじゃん



奥の方までズンズン進んでいったけど、某セセリは見られなかった。

時期も遅めだし、ここは捕られるのでだいぶ減っているとか…

諦めて戻るけど、なつさんご夫妻はどこへ?

ようやく姿が見えると、ヤマキチョウが飛んでいてこちらへ向かってきた。

止まりそうでなかなか止まらず、通り過ぎて行ったので追いかけたら

草の茂みの中へ入り込んで落ち着いたようだ。

しっかり場所を確認して、なつさんご夫妻へお知らせ。






ヤマキチョウ



なつさんご夫妻は、この後キベリタテハなどを見に行くと。

そこは来週歩く予定になっている場所なんだよな…

最後までご一緒も考えたけど、先週の謎トンボがまだ間に合いそうな時間。

私の昔から歩いている辺りから行けるようなので、その確認も込みで行っちゃおうか

ということで、なつさんご夫妻とはここでお別れすることになった。


本命のゴマシジミを見させていただいて、本当に感謝のひとことです。

また機会を作って、どこかでご一緒しましょう!

朝早くからありがとうございました。






なつさん号の下にいたアサマイチモンジ



ポイント近くの宿泊施設の名前を憶えていたので、ナビをセットして出発。

いい感じで進んでいたけど、途中でなんでこっち?という案内をしているので

無視して進んでいく。

いつもの辺りへ着くと、まだ一時間以上かかる?

うっそー!? これを行くんじゃないの?ということで山へ入っていき、

かなり走ると… あれれ? どこここ?

なんか全く違う方面へ出てしまったようだ。

もう夕方の時間だし、さすがにここから一時間半かけて行くのは…

明日ゆたかさんとそこへ行くし、このルートからの行き方は諦めた。

なつさんご夫妻と最後まで一緒に回ってればよかったなと後悔。


今日の寝床はもう決まっている。

たまに寄る池が通り道なので、そこだけ見て行こうか。






だ〜れ?



オニグモ系か



ジャコウアゲハ



他に当たり前のトンボくらいしかいないので終了。

この後は寝床まで一気に進んだ。






なんで膝元におるのだ!? シュボッ!



ゆたかさんからのLINEで、暗いうちには到着とのこと。

仮眠して夜回りしよっと。








昨晩が寝れなかったので、疲れていたようで4時間は寝ていたようだ。

ゆたかさんから新たなLINEが来ていて、0時過ぎには到着すると。

たぶんすれ違いそうだし、すれ違わなかったら戻ろうということでとりあえず出発。






トンネル内に入り込んだハクビシン



しばらく進むと、路上にヘビがいた。

たぶん踏まれてない感じだったので、バックで近くまで戻る。






おや、三太夫じゃないか!



今年初



他のヘビならともかく、マムシならやっぱり持たなきゃ。

ただ、周りによさげな枝が落ちていなく、太い草の茎で何とかならんかと押さえたけど

こりゃ危ないわ…

その時、押さえてるのを振り払って飛びかかってきた。

スッとよけたけど間に合わず、中指にかすってしまった。

もう怒った! 慎重に頭を踏んづけて確保!






んなろー! 指が痛いじゃないか!



異変が…



咬まれたわけではないけど、指に当たったのは事実。

中指から小指の三本が痺れてきた。






ここね



微量でも毒が入っちゃったかな?

数分経っても痺れは治まらず…

う〜ん、これは病院へ行った方がいいかな?


ゆたかさんに、「いつも一人の時だけマムシを見つけるんだから…」 とよく言われていた。

今回のマムシはそんなに大きくないので、とりあえずタッパに収納してそこへ置いて

山をおりることに。

この山の夜回りポイントの外灯にゆたかさんはいた。

とりあえずの事情を説明をして、あとでマムシをお土産に持って行くということで

この場を離れることにした。


しかし、ちょっと行くと楽しい自販機がある。

まだ手は大丈夫そうなので、そこは見て行こう。






トホシカメムシ



アミメケンモン



ミヤマっち



こんなもんか…


ゆたかさんと会った時は、けっこう冷静ではなかった。

ここで落ち着いて、マムシの毒を検索して調べてみた。

『咬まれて20分ほどで激痛・腫れてくる』 『出血が止まらない』 『6時間以内に』

さっきの出来事から30分は経過している。

痛いのはチクっとした感じだけで腫れてはいない。

出血は止まった。

っつーことは、病院へ行かなくてもいい?

痺れは相変わらずなんだけど、もう少し様子見でもいいのかな。

夜回りに行って、ヤバいことになってきてからでも間に合いそうだ。

ということで、マムシを集荷して寝床へ戻ると、途中の橋でゆたかさんと合流。

いろいろとご心配をおかけしてすんまそんということで私も参戦。






ウンモンスズメ



ミンミン



ヘビトンボ



ホント、今年は多い



怒りんぼくん



ほら!



ヒメクサキリっぽい



サビカミキリ



擦れまくりのエゾシモフリスズメ



タケカレハ



例のヤツを自由の身に。

タッパから取り出す時がこわいこわい…






ご機嫌斜めっております






もういいよと言ってるのに、しばらく草むらへ行かず



一旦寝床へ行き、車一台で夜回りへ出発。


散策レポ632へ続く…



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