〜 散策レポ 〜  東京・埼玉  08.8.22



 = 後半に追記あり =


今日は夏とは思えない肌寒さ。

結果的に、最高気温が25度前後だったようだ。 もう秋じゃん…

友人宅に荷物を取りに行く用事があるので、近くのポイントを数ヶ所歩いてみる。

ただ、この気温と晴れそうもない天気から蝶は厳しそう… トンボもいないか?

ヘビでもいてくれないかなぁと考えながら最初のポイントへ到着。






シロシタバ  散々歩いて撮影はこれだけかい…



思った以上のガッカリさだ… けっこう歩いたよ。 天候? ポイント?


車に戻った時にミンミンが鳴いていたので、ヤケクソ気味で撮影した。






ミンミンゼミ



逃げないね



近くにヒグラシ 宿られてるのって多いね



トイレに何かいるかなと一周してみた。






もうじきクスサンの季節



蜂の巣が… キアシナガバチ



接写



このポイントの上の方と、ヒオドシ幼虫を拉致った所も行ったが何もなし…

すごい惨敗感が漂う。

いくらなんでもこのままじゃ帰れないよな。

ということで、埼玉の池ポイントだけ見に行ってみることにした。


樹液場のスズメバチは、数が増えて凶暴になっている。

少し離れてても威嚇して飛んでくる。

なので、こいつらはスルーして池を見るも、トンボやヘビの姿はなし。

ん〜… 今日はどこに行ってもダメな日なのかもしれない。


田んぼの方へ向かう途中に少しだけ撮影。






カキバトモエ



モザイク必要?  う○こにコメツキも来るんだね



田んぼに来ると、シオカラトンボが無数に飛んでいた。

ちょっぴりホッとしたけど撮影は却下。






ザリガニが増えると生態系が不安…



オオスズメバチ給水中



田んぼはネットで囲まれていた。 鳥避けなのかな?

その中に外へ出られないギンヤンマがいたので、救出して少し撮らせてもらった。






ギンヤンマ

なんと、オオギンヤンマでした



ここで羽化したが、出られなくて困っている模様



ならば助けるか…



ネットの穴が開いている方へ誘導し、そこからなんとか取り出すことができた。






あら? 救出時に目を押しちゃった?



ドア〜ップ!



下からドア〜ップ!



ギンと言われると…?



手乗り〜♪



おとなしくしている



今回はギンヤンマ特集だね

オオギンヤンマ特集ね(笑)



この後、木の高い所へ飛んでいきました



13.5.29 追記

トンボに詳しい drpostman 様から、このギンヤンマはオオギンヤンマではないかとご教授いただき、
調べてみると確かにそのようだ。
腹部の斑紋の違い、後翅にうっすらと丸い褐色斑があることなどが特徴。
青い部分が濃くて鮮やからしいけど、この個体は羽化したばかりでまだ薄いのだろう。

南方からの迷トンボで、まず見られるものではないと考えていたので、同定の際に全く頭になかった。
ご指摘がなければ一生ギンヤンマとしていただろう。  drpostman 様、ありがとうございました。

※ 記事の修正はせず、追記のみにしたので読みづらかったらすみません… 5年後の大発見でした。



シオカラなんかも出られない子がいくつかいたけど、近づくと逃げるので救出不能。

ギンヤンマみたいにおとなしくしてくれてたらよかったのに。

ウスバキトンボはなんとか救出できた。






けっこう赤い個体



こんな顔



横でオオシオカラトンボが産卵中



足場代わりの板をひっくり返すと、5匹くらい巣を作っていた。

様子を伺って頭を出したり引っこめたり…

姿も含めてモグラ叩きゲームのようだった。







オケラは何度見ても可愛い



体調も良くなかったので、今日はこういう日と諦めることにした。






イチモンジセセリ



このゴマダラチョウ幼虫は寄生されてるっぽい



アオダイショウの脱皮殻



これは、獲物が罠にかかったと寄ってきたクモを食べようという作戦かもしれない



カマキリも成虫が出始めたね。 セミはツクツクが多数派になってきている。

夏も終わりを告げようとしているのが歩くたびに実感できる。

残り少ない散策シーズン、行ける時は行かないと後悔しそうだね。


夜回りルートが土砂崩落で未だに通行止めとなっているのがとても痛い。

早い復旧を望みたい。



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