〜 散策レポ 〜  東京  09.4.27



来週、よねだ氏が遊びに来るので、見たい種類の下見と行った事のない

上の方まで見に行く。


さて、良い天気で現地に向かったが、到着するやいなや怪しい空模様に。

気温も涼しく、ヒンヤリしていてなんかツイてない感じ。 風も強いなぁ…


イモリゾーンから見て回る。






カワトンボ






時折薄日が差すと暖かさが感じられる。






おっ、これは…



オタマジャクシとは一見違う。 魚でもない。

手が届く場所だったので掬い上げてみた。






トウキョウサンショウウオの幼生



生まれて間もない



エラが若干見える



お腹側



今度機会があったら、手のひらに水を溜めて、エラがわかりやすいように撮りたい。






羽化したてのシオヤさん









カツオゾウムシ



カツオブシに色も形も似ているからこの名前らしい



茶色いカワトンボはいくつかいたが撮り損ねた… 次回こそ!


ここは、ヤマトセンブリという希少な昆虫がいるらしい。

一時は絶滅したと考えられ、日本全国でもこの場所でしか生息していない!

と、言われていた。

現在、数ヶ所で発見されたようだけど、それでも貴重な昆虫であることに変わりはない。

先日も探してみたけど見つけられなかった。


今日は一度見てみようとけっこう凝視して歩いた結果…






いました!



ヤマトセンブリ



ヘビトンボの仲間だが、大きさはこんな感じ



晴れていれば、もっとバッチリ撮れたけど…




ピン甘ですが…



地味な昆虫だけど、こういう生き物がずっと住めるような環境でいてもらいたい。


今まで山道の上の方には行ったことがなかった。

雲っててトンボも飛んでないし、どうなってるのか登ってみる事にした。






ミヤマセセリ だいぶ擦れてきている メスかな?



ヤマトシジミ  ドアップ〜



手乗り〜 メスっぽい



普通の登山道って感じかな。

生き物の雰囲気があまりないのでおりてきた。


ちょこっと田んぼに寄ってみた。

前にあったサンショウウオの卵は、死んでいるのがいくつかあった。

ここって、山菜採りとかで田んぼの中に入ってる人が多いから、

その影響もあるのかな…






ヤンマ系



アメンボはラブラブ



ずっとどんよりしていたが、一瞬薄日が差してきて、トンボが一斉に飛び出した。

いないかなとずっと見てきたけど、ようやく姿を発見できた。






ヨツボシトンボ



今日はバッチリ撮れた






晴れ間があると蝶も飛び出す。








ツバメシジミ



待ってましたとばかりに日光浴



今日見たかった種類のもう一つも2匹飛び出した。






ウスバシロチョウ















アップ〜



比較的すぐに止まってくれる。

目の前に止まったので掴んでみる。






掴めた



こんな感じ




この後また曇ってきて、風がかなり強く吹いてきた。

あんまり楽しめない時間が多かったけど、見たいものはほとんど見れた。

今日のところは満足できたし、空を見るともう晴れなさそうなのでここで終わりに。






帰りがけ、違う場所で見れた  これはクロセンブリかも



我が家の駐車場付近、強風に煽られる大きな蛾。

道路の真ん中じゃ轢かれちゃうよ…

心優しい少年は、人目も気にせず植木に退避させてあげました。

君に鶴の心があるのなら、いつまでも待っているよ。






オオミズアオ♀ 昼に見るとなんか新鮮



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