〜 散策レポ 〜  東京・山梨  09.6.8



4月末の埼玉北部以来、川北さんと2度目のデート。

今回は、夜回りマイフィールドへご招待する。


一応の最大目標はシンジュサン。

今までの経験から、毎年6月半ばに見かけているが、

今年は虫の出が早めだし、探せばもう出てるんじゃないかという期待を込めて。

ただ… 天気が雷雨予報で、気温がけっこう低い。

去年も雨で中止になったっけ。


19時待ち合わせで、10分前くらいに合流。

ヘビ探しもお付き合いいただきながら、川北さんは蛾屋さんなので

気になる外灯はゆっくり見ていく。



現地到着。

気温はやっぱり低いけど、気温以外は風もなく良い条件に感じる。

けっこう虫は飛んでいるかな。

たまに雨が強くなるも、どしゃ降りは免れている。


東京側の橋も、大物こそいないがそこそこ数はいるので期待できるかも。






ちょっと気になった蛾  ヒメトラガ



開くとこんな感じ キシタバみたいになった



ヒロバカゲロウ系 こいつは好き



今日は時間がたっぷりある。 朝まで遊ぶつもり。

いつもはスルーする場所も止まって見てみよう。






クロスジヘビトンボが目立ってきた



山道に入っていくと…






何かいる…



車をおりて歩いてみる。






アライグマだった まだ子供… 親とはぐれちゃったのかな?



ウ〜ウ〜唸ってはいるが、怖いのか固まっている



ドアップ〜 できることなら抱っこしたかった



本来はここにいちゃいけない動物なのだが…

気持ちは複雑も可愛かったのは確か。

滅多に見れないものをじっくり観察する事ができた。



車は山梨側へ。


???

なんか東京側に比べると虫が少ないような…

なんでだろ? 何かあるんだろうね。

いつもは山梨側の方が濃いんだけど。






オオカギバ この蛾はシックで好き




今日会った最初で最後のクワガタ



日本軍  マルモンシロガ



アオオサムシ お食事中



期待の橋と自販機が玉砕状態…

この頃から空に月が出てきているけど…

ちょっとテンションが下がってきた。


大きく移動して、ヘビポイントへ行くも…






この子だけ…



ここは標高があるので肌寒いくらい。

ヘビには気温が低いようだ。


最後の期待はカジカガエルポイント。

ここでダメなら、今日は東京側しかダメな日なんだなと…


入ってみると、やっぱり少ないね。 ここにしてはかなり淋しい…

そんな中でポツポツといるのをチェック。






エゾシモフリスズメ



エゾスズメ



こんな顔



ここに来るまで、飛んでいる大きい蛾はオオミズアオばかりだった。

パッと見ると、向こうの灯りに何か飛んでいるが違和感を感じた。

あれはもしや…


すぐに上の方に止まったので探してみると…








出てた! 綺麗な個体



すぐに飛んで下に落ちた 絶好の撮影チャンス



翅をプルプル… 落ち着かずにこの後また飛んでいった



今年もシンジュサンを見ることが出来た。 出始めでとても綺麗な個体だった。

山梨側のこの状況から、今日は厳しいかなとちょっと心配したけどホッとした。

川北さんもバッチリ撮れたことでしょう。

最低限の責任は果たせてよかったよかった!


しばらく待っていたけど、高い所に止まって動かなくなった。






フトオビホソバスズメ



カジカガエル 今日は目立たないところに1匹だけ



時刻は午前になった。 戻りがてらいろいろ見ていく。

シンジュサンと共に、ムラサキシャチホコっていう目標もあるから。






これ、なんか珍しい蛾かもということで撮影  同定は川北さんにお任せ〜(笑)

コキマエヤガだそうです (Special Thanks : 川北さん)




怪しい人(笑)



期待の橋と自販機、時間が経って変化を期待。






クチバスズメ



雄鶏に見えた(笑)  ヒナシャチホコかな?

アカイラガでした (Special Thanks : 川北さん)




なんちゃらゴミムシ



チアリーダー(笑)  ありゃ、ボケちゃったね… たんまりいたのに、もう一枚撮ればよかった…



ツノアオカメムシ



ヨコヅナツチカメムシ 今年はよく見るなぁ



シロスジオオエダシャク  ヒロオビオオエダシャクとそっくりすぎるんですけど…



ギンモンシャチホコ



ウスイロギンモンシャチホコ



モモスズメ



ウンモンスズメ



ゴマケンモン… これはノーマルかな?



ちょろちょろはいたね。


アライグマの写真を撮ったあとに…

「帰りに轢かれてるなんて事がなければいいけどね」 って話をしてたんだよね…



ノーコメント…





東京側は、やっぱり虫の絶対数が多い。 山一つを挟んで面白いね。






キクビゴマケンモン



派手だね〜 マダラツマキリヨトウ



カギバアオシャク



オオカギバ



空はうっすら明るくなって来た。

時間が早くて行きは寄らなかったけど、帰りは見てみようと話していた

外灯へ最後に行ってみた。


そこには…






シンジュサ〜ン (手は川北氏)



ラストを締めてくれた。

朝の4時半まで9時間半お疲れ様でした、機会を作ってまたご一緒しましょう。

埼玉の北へリベンジにでも。



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