観察レポ =テングチョウ=


08.6.2


先日のヒオドシチョウが無事に羽化し、リリースしに行ったらちょうどこの蛹を見つけた。

大きさがだいぶ小さい事からシジミチョウの仲間かと思った。

でも、シジミチョウの蛹ってぶら下がる?

下草に食草があり、蛹化のためにエノキに上がったとも考えられた。


エノキを食樹にしているシジミチョウが見当たらないので調べてみると、どうやらテングチョウみたい。

確かにテングチョウはエノキが食樹だ。 ほぼ間違いないだろう。 持ち帰って羽化させてみよう。



数日で羽化するものと思われる

夕方…


蛹が色づいてる事から、羽化間近なのかもしれない。 寄生されていなければ…

お尻の辺りの 『くた〜っ』 って感じが若干嫌な予感もさせるけど…

その部分だけが茶色いってのもなんとなく嫌だよね(汗) ま、信じましょう!



頭の方も黒っぽいから大丈夫?


無事にいってね

夜中…


早くも変化がありました。

夜中1時過ぎ、蛹のケースで 『ポトン』 という音がした。 蛹は羽化してないし…

で、下を見たらこういうことでした。






ショックでかっ…


これも自然界ってことはわかっているけど…


マジっすか? いやな予感的中か… しかも、寄生バエなの?

この小さい蛹の中では1・2匹しか無理だよね。 とりあえず1匹しか出てきてないけど。

あ〜、去年のクロアゲハの悪夢が蘇る。

ある程度覚悟はできていてもやっぱりショックです…。


今回はこのハエの幼虫は飼育しないで、このまま処分させていただきます。

土の所で処分するので、後は勝手に土に潜って羽化してくださいな…



あ〜、一日でこのコーナーは終わっちゃった…(汗)



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