更にハルウララの名誉の為にも書いておくと休養前の5走における着順は2着3着5着4着5着。頭数はそれぞれのレースで9頭10頭9頭10頭10頭。
出走頭数は地方競馬の平均的な数。賞金も「25000,12000,5000,8000,9000(全て単位は円)」を持ち帰っている。だから賞金持ってくるって事で弱くはない。
競馬の場合における賞金の分配は馬主が80パーセント、調教師が10パーセント、騎手が5パーセント、厩務員が5パーセント。基本形はそう言った形。
障害になるとちょっとジョッキーに対する分配率が大きくなってくるが基本は変わらない。賞金を持って帰って来てくれるだけでも有り難いと言う感じではあるが
賞金額を見ていてもやはりジョッキーに対しては殆どお金が入ってこないと言うのが現状。馬から落ちて大怪我をする恐れもある訳でそう言った危険な職業だから
普通の人が入る保険には入れない、要するに消防士だとかと同じく「予め危険な事を職業にしていると分かっている人向け」の保険に入っておく必要がある。
あるいは騎手が集まってお金を出し合っての共同組合みたいな形でも作っておくとかしてお金をプールする。だから賞金の減額は相当な問題。
売り上げが落ちるってそう言う事。ただし地方競馬と言うソースは割とコンテンツとしては優良なんで。問題なのは馬券を売る所がないって言うだけの事。
あるいは「近くに馬券を売ってる場所があると言う事が知られていない」と言う事。ネット経由で購入とか言ってもそもそも壮年世代はネット自体やらない。
結局は「各自の地方競馬主催者」が「協力し合って馬券売場を共同建設」し「日程をやりくりして集中的に開催日が集中する事もせず」に「馬券を売る」
と言う方法しかない。この日記を読んでいるあなた、地方競馬ってどこにあるか知ってますか?名前を言えた地方競馬の馬券ってどこで売ってるか知ってますか?
と言う事で一般人には殆ど知られていませんよとなってくるんで。あー。ギャンブルなんて破産するだけじゃん!とか言われたら「それはセンスの問題」で
「たぶん競馬で破産しなくても他の方法で破産してると思う」と言う事でむしろ個人個人の能力と知識の問題の方が理由としては大きいんで。確かに大多数は負ける。
でも勝ってる人も居るんだよね。それが不思議。でも勝ってる人って馬券の買い方とか教えてくれない。だって教えたら自分が損するだけだから。こっそりと。
こっそりとやってるんですよ〜的な事で。んー例えば情報をリークしてもらう。土曜の京都のあのレースの人気馬危ないで、脚元がガタガタしてるのに使うってさ。
みたいな事聞いて「金にはならへんよ、それよりもな、あのなんとか厩舎のなんとかって馬今回調教方法変えて絶好調らしいで?こうときや?」みたいな内容を
教えてもらって金に変えるって事で。まぁインサイダー取引に近い物ではあるがそもそもまともな方法でやってたら儲からなくても当然なんでそう言った方向で。
結論は「ハルウララは弱くない」なんで。長い事走り続けるだけの体も必要だし。ダートは目に砂が入ってくるんでやる気をなくしてズブズブと沈む事もある。
目に入った砂は真水で洗浄した後に軟膏の抗生物質を眼球に塗り込んで殺菌をする。そうしないと目に悪い。そう言ったダートの砂にも耐えて走る訳で。
無事是名馬とは良く言った物だわ。元々競走馬の脚は速く走る為に細くなっている訳でその分脚に重力の負担が掛かってくる訳なんで。脚を故障した馬の数って
今累計で何頭ぐらいになるんだろうね。誰もデータ取ってないから知りようがないんだけど。だから無事に走って回ってくるだけでも有り難い事。
まぁそれだったら競馬なんてやらなければいいじゃん、って事にもなるんだが雇用関係とそもそも生産したサラブレッド達はどこへ行けばいいんだ?って事になる。
良く「馬のショー」とかやってる所もあるけどあれはアンダルシアと言う品種であってサラブレッドとはまた違う品種の馬。ショー向きではないでしょと。
そう言う事を考えると「仮に馬産を辞めるとしても段階的に辞めない限り非常に強い影響が出てくる事は避けられない」って事で。これ以上競馬場が減ると
米余り、ならぬ馬余りが起きてますます処分される馬が増えてしまう。それは避けなければいけない問題。関係ないけど最近野良猫が増えてるよね。
去勢をしないで飼ってた人間が手放して野良になってそんじょそこらで性行為をやってじゃんじゃか子供を増やすと言う問題。もしも保健所が活躍しなければ
この国は国中が野良猫だらけになってしまうと言える程。だから基本は去勢が必要になる。痛々しい話だけどな。俺がペットを飼わないのもそれが理由。
結局人間の道楽であって「命を引き受ける」事がどれだけ重い事なのかを分かってないで飼おうとしてる奴が多すぎる。それなんで話にならない。
せめて引き取り手があればとは思うが引き取り手って本当に少ないんで。「まず無理」と言ってもいい程に最近は引き取り手が居ない。命って何?と改めて思うわ。