2006年07月27日(木)変態不逮捕特権

愛知県のテレビ局と言えば俺の中ではCBC、だってCBC賞でシーイズトウショウが2回勝ってるから。それだけ。どうでもいいけどCBC公式サイトの番組表を見る限り
「16:50/イッポウ第1部 17:50/イッポウ第2部(イブニング・ニュース) 18:16/イッポウ第3部」となって2部だけ断り書きがあるのはJNN系列各局における
排他協定が存在してるから。要するに「JNNなんとかかんとか」と言う様に番組タイトル名にJNNとつけた番組をJNN系列各局は「必ず放送しなければいけない」
と言う決まりがあるから。だから17:50のイッポウ第2部は正確には「JNNイブニング・ニュース」となるのが正解。これは系列各局は必ず放送してる。
17:50から18:16までは「JNNイブニング・ニュース」これは全国のJNN系列局は必ず放送している訳で。制作そして発信は東京だけどな。やはり東京が中心なのか。

東京放送「16:54/イブニング・ファイブ 17:50/JNNイブニング・ニュース 18:16/イブニング・ファイブ」←JNNイブニング・ニュース制作局
中部日本「16:50/イッポウ第1部 17:50/JNNイブニング・ニュース 18:16/イッポウ第3部」←JNNイブニング・ニュースはイッポウ第2部に内包しての放送。
毎日放送「14:00/ちちんぷいぷい 17:50/JNNイブニング・ニュース 18:16/VOICE」←ちちんぷいぷいは3時間50分と言う超ロングラン枠。てかMBSの看板番組。

と言うのが主要3局の平日夕方の基本的な番組表なんで。やはり「大阪キー局でも東京キー局には勝てない」って言うのが良く分かる。
他の系列局でもこの時間は必ず東京発のニュースを放送しなさい!と決まってる。その辺は関東キー局「以外」を見ている住民の方が良く理解出来るかと。
関東キー局住民は「東京→東京→東京」愛知県民は「愛知→東京→愛知」大阪府民は「大阪→東京→大阪」ってなんなんだろうねぇこれ。とも思う様な内容でしょ。

そう言う訳でそんなお話でした。あーどうでもいいんだけど例のウンコボクサー改めキチガイボクサーなんだが身長体重のプロフィール見る限りチビなんだけど。
そんなチビがなんか偉そうな事やってんなぁと言う事で偉ぶれるのはバックに色々とついてるから。試合?KOされなければ。判定にまで持ち込めれば勝てるだろ。
だって八百長だし。レフェリーを買収すればいい。買収されたレフェリーを責めるつもりもない。高額の金を積まれたら誰だってぐらぐらと来るもんね。
とまむさんが同じ立場でもそうなる。「事後に貰う」のではなく「事前に貰う」のが大前提だが。その交渉が決裂したら真実をマズゴミに売ってしまえばいいだけ。

なんかもう東京放送って醜いな。俺その試合の放送時間があるんだったらローゼンメイデンスペシャルとかやってくんねぇ?とか普通に思う人間なんだが。
翠星石が大活躍みたいな事で。翠星石News23とかやるんだよ。訳わかんねぇ。そう言う訳でいずれにしても「終わってる」奴を相手にすんのもバカだなぁと。
まぁその裏には電痛なんですが。ジーコがポロリと「日本だけ午後3時からの超暑い時間帯にやる試合が2試合もある」って愚痴をこぼしたんだけど
それも日本時間を考えれば時差の影響で丁度視聴率を稼げそうな時間帯になるって言うのが理由だから。まぁ「日本代表監督を引き受けた」事自体がミスなんで。
だからオシムもミス。断れば良かったのにね。体よく使い捨てされて後はポイ捨てされるだけ。日本サッカー協会なんかウンコだろ。選手強化論が出て来ない時点で。

って言うか「はてな」がアメリカ行きねぇ。サービス使いにくいのに?みたいな事でアホやろとしか言い様が無いんだが。はてなアンテナの更新時間取得は無茶苦茶。
代表的なサービスでさえもこれだからな。とまむさんの場合は自分のサイトでRSSを配信してるから。むしろ俺としては「はてなRSS」の方を使って欲しいが
それ以前に俺のサイトの更新時間をチェックする奴がどれだけ居るのかと。まぁいいや。俺は自分の快適なアメニティの実現の為に指先を叩いて物を書くだけ。

県警本部捜査一課の捜査費虚偽請求問題を報じた15年7月23日朝。取材班はいつも通り県警本部に出向いた。
庁舎1階東端の記者室に入ると、珍しく誰もいない。県警トップの本部長室やナンバー2の警務部長室がある4階。記者たちはそこにいた。
鈴木信弘警務部長(当時)の部屋が会見場と化していた。取り囲んでいるのは十数人の記者。本紙の報道についてコメントを求めていた。

「高知新聞の記事は本当か」「県警の見解は」記者が鈴木部長に矢継ぎ早に質問している。鈴木部長は「捜査費をはじめとする予算は適正に執行されている」
という言葉を繰り返した。それで記者が納得するはずもない。さらに詰め寄る記者に鈴木部長は「報道は事実ではない」と本紙の報道を完全否定。
その理由については「取材の根拠が明らかでない。捜査一課の担当者に確認したところ問題はなかった」と述べた。それを聞いた全国紙の記者が

「高知新聞の記事に抗議はしないのか」と強い口調で迫ったが、鈴木部長は「捜査費の性質上、具体的な事実を指摘して抗議することは困難だ」と釈明。
理由は「捜査に支障を来すからだ。現時点ではこれ以上の調査の必要はない」と会見を打ち切った。以後、今日まで県警はこのスタンスを崩していない。
「捜査上の秘密」を盾に、一貫して本紙報道を否定し続けている。県警幹部が取材班に予告した「記事を出したら敵」の言葉はこの日を境に現実となった。

事件取材のため部屋に入ると、「高知新聞だけには言わん」「出て行け」と怒鳴る幹部。それだけではない。報道対象となった捜査一課を皮切りに、県警本部では
一部、また一部と高知新聞が姿を消していった。取材拒否の次は新聞不買だった。その動きは県警本部にとどまらなかった。高知署では幹部が交番にまで
「高知新聞を取るな」と指示した。あまりのひょう変に、報道対応を担当する県警本部の部署が、「報道各社には公平に対応するように」と県内各署に
指示を出したこともあった。そんな中での救いは現場の警察官の声だった。それまで話したこともなかった捜査員に

「おまえらの方が正しい。幹部が間違っている。遠慮せんと書け」と励まされた。声を掛けるのは、県警本部の廊下で擦れ違いざまだったり、トイレの中だったり。
幹部の目を気にしながらも、その気持ちがうれしかった。「高知新聞が報道した後も、幹部が『(偽造書類を)書いてくれ』と持ってきた。
県警がしていることといえば、『誰が高新に協力しているのか』という犯人捜しばかりだ。幹部は何も反省していない」と、匿名ながら
電話で訴えてきた捜査員もいた。疑惑を真っ向から否定する幹部。幹部の態度に憤る現場。警察という絶対的な階級社会の中で
たとえ小さな声でも取材班は現場の声を信じた。それは今でも変わらない。

県警の捜査費不正支出問題が浮上して5月末で丸1年を迎える。その間、地域課の仙波敏郎巡査部長(56)が現職警察官として
全国で初めて裏金づくりを実名告発。県監査委員による特別監査では、2001年度に大洲署で使った約12万7千円の捜査報償費(県費)が「不正支出」
と認定された。北海道や福岡県、高知県など全国各地で噴出する捜査費問題。愛媛新聞社が得た複数の県警関係者の証言を交えながら
この1年を振り返り、警察経費の実態と今後の課題を探る。2005年2月22日夕。「鉄壁の一枚岩」を誇る警察組織に反旗を翻し、実名告発した二人が
松山市内で初めて顔を合わせた。地元採用組では最高階級の警視長まで上り詰めた原田宏二・元北海道警幹部と仙波巡査部長。

歩んできた道は違うが、警察の将来を思う気持ちは同じだった。「(告発の)記者会見、落ち着いていたね。おれより立派だったよ」。
原田さんは対面するなり仙波さんの肩をポンとたたき、笑顔でねぎらった。仙波さんも会見以降続いていた緊張の糸が切れたかのように表情を和らげ
握り合った手に力を込めた。一つの目的を持つ者同士、会話も弾んだ。「現役とOBという立場の違いはあるが、いろいろ話をしたい。精神的に孤立しないよう
今後できる限り協力する」。支援を約束する原田さんに、仙波さんは心の内を明かした。「あなたが風穴を開けてくれていなければ(告発を)していたか分からない」

仙波さんは1月20日の告発会見で涙ながらに訴えた現場警察官の苦悩を、あたかも上司に進言する口調で再び口にした。
「不正にかかわった現場の人間は反省や後悔でいっぱいです。(市民から)税金泥棒と言われ、やる気も起こらない。だから検挙率も下がる。
まともな仕事などできるわけがない」 そして原田さんの方に向き直し、腹の中に納めていた本音をぶつけた。
「あなたは裏金を使った側だ。(偽名領収書を)書かされる人間の気持ちが分かりますか。なぜ現職時に証言しなかったのですか」

突然の厳しい質問に、原田さんは顔色ひとつ変えることはなかった。「本当にその通りだ。そうすべきだった」
自省を込めるようにうなずき、一呼吸置いて続けた。「今だからこそ(告発の)結果が出たのではないかなあ。現役時代には情報公開制度や
オンブズマンなどはなかった。あの時やっていたら、つぶされていただろう。まだ世の中に(内部告発を受け入れる)動きが出ていなかったから…」

本音と本音を出し合うことで、二人のきずなは強まった。警察組織は、警察庁を頂点とした巨大ピラミッド。二人は組織の強固な結束力を身に染みて知っている。
「幹部は組織防衛が最優先。悲しいことに、外からは組織の真実が見えない。同時に内からも外が見えていない」
原田さんは古巣の組織と闘い続け、正常化させることを誓い、仙波さんも握手で応じた。 対談後、二人は松山市内で開かれた捜査費問題の講演会に出席。
原田さんは市民に力強く訴えた。「仙波さんを支援することは、決して彼のためだけではない。内部告発者を守れる社会をつくれるか、市民が試されているのです」

2006年07月27日(木)01時01分54秒