2006年08月03日(木)普遍的では無い人参上

有益な情報しか提供したくないとか思うそんな今日この頃。とまむさんなんですがゼーガペインで思い出したのは各種テレビにおける画質比較のソースに使った事。
CGを使ってメカとかをグリグリと動くゼーガペインの場合動きが激しくなればなる程テレビが脱落していく様な気配。液晶プラズマブラウン管。小型中型大型テレビ。
全てを使って比較した。なんかそんな事を思い出した。格好のソースやね。格好過ぎてメーカーの実力差がはっきりと出てきてプチ感動。メディアは書かないけど。

「液晶テレビ。応答速度に関してはチップ処理で改善されて来た。しかし白浮きは相変わらず激しくて目が潰れる様な光量は相変わらず。パネルの品質も上下激しすぎ」
「プラズマテレビ。色合いに関しては文句なし。量販店では気づきにくいがファンなどの動作音と消費電力の問題、そして設置場所に関しての問題がついてまわる」
「ブラウン管テレビ。重いそして図体がでかい。欠点としてはその2つ。殆ど売られなくなったがD4端子HD放送対応ブラウン管テレビを安く買い叩くのが最良か?」
「ブラウン管テレビにはHDMIなんて乗せられないので将来的には端子の問題から無駄になる可能性も出てくる。その辺を覚悟。新品もまず無いので早期の修理も覚悟」
「液晶でもなくプラズマでもないテレビの登場が待たれるが開発スケジュール自体が既にもう二転三転。本当に出るの?と言う事で消費者は疑心暗鬼。価格も問題」

「テレビ放送はインタレース。プログレッシブも試験放送されていた時期があったが売国奴テレビとクソニーによってプログレッシブは潰されインタレースが残った」
「インタレースは画面の半分を書いて次のコマでもう半分を書く方法。プログレッシブは全ての画面を一気に書く方法。かみ砕き過ぎではあるが大まかに書けばこう」
「インタレースをそのまま表示してるのはブラウン管だけ。液晶やプラズマはプログレッシブに変換してから表示する。その変換が失敗すると動画に残像が乗る」
「デジタル放送をプログレッシブにすれば解決するのだが政治的な理由で潰された。大半の局が1440x1080で放送してる現状では1080iの解像度もオーバースペック」
「プログレッシブの方が高画質なのは如実。MPEG2の効率の悪さを考えれば1280x720で720pの方が解像度が低くなり圧縮量が少なくて済む分最悪でも今より有利」

「現状で売られてるテレビの中心的な解像度は1366x768、720pを若干アプコンする程度で対応可能。1080pは技術の進化に伴っての導入と言う事で十分」
「HD収録は現状テープメディアに残す以外は無理。ディスクが成熟してくればとも思うがAVC/HDの存在も出現した事によりビデオカメラ市場は現在の所カオス」
「HD収録が可能な予算潤沢番組がどの程度あるのか不明。地方キー局制作番組でもほんの一部。金の無い独立UHF局における再放送と通販番組に到っては絶望的」
「番組コンテンツに関しては大分低俗化が進んできているがそれ以上にマルチ編成を使っての工夫みたいな物もそろそろ考える時期に来ていると言うのが現状」
「マルチ編成にした所で広告配信モデルの収益は上がらない。幾らチャンネル数を増やしても1人の人間が同時に見られるのはせいぜい1つか2つ。限界がある」

「テレビのB-CASカードとレコーダーのB-CASカード。導入機材を増やせば増やすほどカードも増えてくる。これをまとめる手段が現状では無いので無駄になるだけ」
「レコーダーは次世代メディアで争っているがどちらも決定打を打てていない以上明確な答えが出ない。開発自体も難しくなっており早期のブレイクスルーも無理」
「コピーワンス番組のムーブ失敗で両方からデータが消える問題は最近になってやっとマズゴミが言い出した。しかし相変わらず歯切れが悪く期待は出来ない」
「コピーワンスをつけても信号が解除されれば意味がない。もはやコピーさせないではなく『コピーでさえも収益に変える』方向に転換しないと沈没するだけ」
「関西地方で放送されている番組を関東でも見たい、と言ったパラドックスな問題は現状では全く解消される見込みがない。渇望が違法コピーを助長させている」

「別モデルの構築で軸を2つに持っていく、と言う様な工夫をしなければ先行きが無い。人口減が如実になってきた場合過疎地域におけるテレビ放送は無駄になる」
「経営体力を吸われるのは広い面積を持ちなおかつ人口の少ない自治体にある地方キー局。秋田県、岩手県、宮崎県。この辺りを想像して書いている」
「山梨キー局と東京キー局の周波数を同一にして東京の放送を山梨はブロック。地方キー局の保護。この様な例もある。保護しなければ潰れる。だから強攻策に出る」
「東京キー局などの番組を殆ど右から左へ流してるだけの現状の地方キー局のビジネスモデルで長期に渡っての繁栄が可能だとは到底思えない。地盤が揺らいでる」
「消費者がテレビを買い換えても放送局が電波を発しない限りデジタル放送の受信は無理。中継局の建設でひいひい言ってる地方キー局に体力は残っているのか?」

現状においてのそれぞれの分野の問題をまとめると以上の内容。どれも明確な答えが出てきて居ないよね。だから「買わない方が勝ち組」と言う事でそんな結論。
そう言う訳で頭の中に残ってるゴミみたいな思考は全て破棄してからで無いと先へは進めませんよ?みたいな事も合わせて書いてこれからの新しい将来像。

とまむさんテレビって基本的に「生中継に価値がある」物以外は見ない。競馬中継を録画して後で見た所で結果はもう出ているし知ってるし。あまり意味がない。
野球中継だとかのスポーツ中継は主にこれに当たる。これ以外では単純な話違法アップロード動画を見ればそれでいいだけ。最近はそれさえも見ていないけど。
単純に「そんな物見る時間もない」と言う事で。活用するのであれば「YoutubeのトップからMost Viewedをクリック、後は人気のある動画をちょちょいと見る」
これが1番手っとり早い。テレビ局は何もかも現状の「まま」で向かおうとするので大株主でもない限り経営に口出しをするのは不可能。だとすれば
「経済制裁」これが1番手っとり早い。「テレビ局に金を与えるな」が合言葉になる。「兵糧攻め」「経済制裁」この2つがキーワードになってくる。

民放テレビ局の場合視聴率が全て。見られてる事は収益に変わる。そこに経済制裁を与えるとすれば「視聴率にカウントされない方法で見る」事にでもなってくる。
人気スポーツ中継のハイライトシーンを違法アップロードされた動画で見てそれで終わらせる。テレビ局の視聴率にはカウントされないが動画を見る事は出来る。
視聴率が下がれば下がる程立ち行かなくなるのが現状の民放の収益モデル。「見ない」事が最大の経済制裁となる。動画は違法アップロードで済ませればいいだけ。
最近のとまむさんはそれさえも見ていないけど。あくまでも「方法論」として書いているだけ。これとまむさんのメモだから。頭の中身を整理するメモだから。

人気のあるもの、に関しては「ブログでの言及率」「人気検索キーワード」辺りが参考になる。ネットが使える世代に限定される訳だが。暴論として吐いておくと
テレビしか見ない様なジジイババア。そして50代ぐらいの脳内が心筋梗塞になっている様な糞詰まりの人間が社会に影響を及ぼす様な人間になるとは到底思えない。
そんなグループの行動なんか「監視しなくても影響はない」ので「無視していい」と言う内容へと繋がっていく。人間を選択する。選ばれた人間そうでない人間。
と言うのは言い過ぎだが感触としてはその様な形になる。情報に関してはリテラシーの高い人間のみの選択で十分な資料になる。それだけ。いわば足切り。

それをちょっと齧っておくだけで十分。見ない事が最大の経済制裁。金を落とすな。民放以外では受信料だとか払うな。金を出すな金を出すな金を出すな金を出すな。
そんな感触。簡単に書けば「金にならない事業なんか誰もやりませんよ」と言う事で。金にならない事に気づかず事業をやってたらその会社は潰れるだけだから。

2006年08月03日(木)10時23分34秒