2006年09月11日(月)ビーバーバール

重要犯罪の捜査が難航する中、栃木県警は自動車のナンバーを自動で読み取る装置「Nシステム」の増強に乗り出す。手始めにコンピューターの
システム設計費として714万円を9月補正予算案に計上した。プライバシー侵害につながりかねないとの議論もあるが、県と県警は同システムの補強で
犯人逮捕に役立てたい考えだ。Nシステムは設置地点を通過する車両すべてのナンバーなどを記録し、コンピューターに一定期間保存する。旧南河内町の5億円
強奪事件をはじめ、さまざまな犯罪捜査で活用されている。今回予算案に計上するのは「簡易Nシステム」と呼ばれるもので、現行のシステムより
設置しやすいのが特徴。従来は道路上に門型の構造物を設置し、ナンバー読み取り用のカメラなどの機材を数台並べているが、簡易型は
既存の信号柱に取り付けられる。1カ所に1400万円かかった費用も900万円に抑えられるという。従来型は今年度末までに県内で30カ所に達する見通し。
簡易型は補正予算が成立すれば、来年度半ばにも運用を始める予定だ。県警によると「100カ所以上」の設置を検討しているが、設置個所は捜査上の秘密のため
明らかにしていないという。昨年12月に発生した今市女児殺害事件では、連れ去り現場から茨城県内の遺体の遺棄現場まで犯行に使用されたとみられる車の特定や
走行経路が分からず、捜査が難航する一因にもなっている。事件以後、県警は同システムの強化を強く希望しており、高速道路や国道、県道だけでなく市道などにも
範囲を広げる考えだ。県財政課も「安全・安心の県づくりや治安の向上という必要性にかんがみて、早急に対応しなければいけないと判断した」としている。
犯人の移動のみならず、一般市民の動きも網羅的に把握できるNシステムをめぐっては、東京都内の弁護士らが「移動を監視されるなどプライバシーを侵害された」
として国に損害賠償を求め提訴したが、最高裁で敗訴が確定した。一審の東京地裁判決は原告の請求を棄却したものの、Nシステムが数多く設置されれば
国民の行動に対する監視の問題が生じる可能性があるため「目的や方法を一切問わず収集が許される情報とはいえない」と乱用にくぎを刺している。

栃木県警はそんなバカな事やる前に自らの襟を正して国民にお詫びをきちんと行なうべきではないのか?もはや全国的に栃木県警なんか信用されていないんだが。
ついでに書けばNシステムで読み取った情報が流出しました!みたいな事も報告を受けている。ついでに書けばそれで「明確に」罰せられた警察関係者は居ない。

Nシステム(自動車ナンバー自動読み取りシステム)で収集したと見られるデータが愛媛県警の捜査資料流出に伴ってWinnyに流出してる事が判明した。
今回漏洩したのは 1999年の約10日間、約10万台分の情報で、Nシステムを利用して実際に特定車両の追跡を行ったと見られる情報も一緒に漏洩している。
Nシステムのデータは「アクセスする者を制限し、一定期間保存した後に消去される」とされており、今回どのような経緯で捜査員のPCに
データが保存されていたのか等に付いての情報は現時点で特に無いようだ。

と言う事で。俺の両親とかバカだからこう言う事知らないんで。まぁそれが「もはやこの国における普通の国民」なんだろ。情報過疎。それがこの国における国民。
なのでとまむさんみたいな「本当の情報を握っている」人間はある意味で非国民なんでしょうな。そんな事でも思ってみたりする今日この頃と。そんなお話。

2006年09月11日(月)11時45分51秒