2006年12月01日(金)出会えた奇跡にもう息が止まりそうだよ

三洋電機がオールスターゲームのスポンサーから撤退。そう言う報道がなされましたと。各種メディアで報道された。
これはどこかの「飛ばし」ではないな。事実として確定と。俺の意見は前の日記にも書いた訳なんだが「良くやった!」これに尽きる。理由は3つ。

「費用対効果の面で大損こいてるから」「スポンサードするんだったら他のスポーツの方が割がいいから」「アドバルーン効果が高いから」

以上。冠スポンサーって言うのは「企業名を宣伝したい」と言うのが理由。1回目2回目は目新しいけど3回目以降は企業名を冠にしても素通りされるのがオチ。
さて。3回目以降のスポンサードで企業の宣伝は十分に出来たでしょうか?出来てない。以上。もはや「名前がついてる事が当たり前」になって注目度は皆無。

簡単に比喩して書こうか。「男にチン×ンついてるぞー!」って言ってもみんな「ふーん」で素通りするけど「女にチン×ンついてるぞー!」って言えば「えーっ!」
となる。そう言う事。何が当たり前で何が当たり前でないのか。「当たり前」になってしまった物に人々は見向きもしない。それが人間の特徴そのもの。

もはや効果はないんだよ。もう十分に宣伝出来た。これ以上やる必要もない。

そして費用は年間で10億円程度掛かっていたそうで。1年に1回程度のイベントでそこまで掛かるのか。高すぎる。人々が見向きもしない様な内容に10億円?
すげえなそれ。バカ過ぎて。比喩して書くなら競馬の超穴馬単勝500倍近くの馬に全財産をはたいて馬券を購入した様なもんだろうと。「金の無駄」と言う話。

そして野球の構造そのものが変化した。

オールスター以外にも普通にセリーグパリーグは交流戦が出来ましたと言う事でセリーグ対パリーグが目新しくなくなった。
対決が当たり前になっているのが現状。そんな中で「オールスターそのもの」が果たして必要か?俺は不必要だとか思っているが。新鮮味を感じない。

そもそも日本のプロ野球「そのもの」に金を流し込む意味などあるのでしょうか?とも思うが。日本のプロ野球は「技術」は高いが「興行」としては終わってる。

・猫も杓子もゴミ売りゴミ売りだとか言ってゴミ売りばっかりに注目している歪んだ報道姿勢に放送内容。プロ野球人気とゴミ売り人気を一緒にするバカの乱造。
・土曜日日曜日もナイトゲームにして子供の観戦がしづらくなる様な日程を組んでばっかりいるチームがある。球場の移動距離もチームによってバラバラ。
・単なる「12球団のうちの1球団」のオーナーが全権掌握をしている様な明らかな独裁政権。まるでどっかの特亜の国みたいですね♪的な状況。

こんな「終わった興行」に誰が金なんか支払うんでしょうか。むしろ「今金を出してる奴らはお人好し過ぎる」と言った方がいい。

野球観戦に関しても例えばパックツアーの不足。情報の不足。球場に託児所が無い。テレビ中継は延長した挙げ句に最後まで放送できない様な体たらく。

こんな「終わった興行」に対して誰が興味を持つんでしょうか。選手が悪いと言うよりも「選手を取りまく環境が最低最悪」だと言う事で。
もう1度書いておく。むしろ「今金を出してる奴らはお人好し過ぎる」と思った方がいい。むしろ「撤退して当然」の「世界最低レベルの興行」だと実感しろ。

選手は悪くないだけに皮肉なもんだな。メジャー?それはどうでもいい。通用しなければオメオメと日本に帰ってくるだけだろ。日本の野球のレベルを伝える
エヴァンジェリストの旅立ちに関しては応援する事はあっても非難する様な事ではない。いわば大航海時代がやってきた!と言うだけの事。今の日本の野球選手の
メジャー大量流出と言うのは一過性の物。そもそも日本の球団だってマイナーリーグから選手を補強して獲得してきたじゃんと。今まで散々「借り」を作っている
日本のプロ野球。別に「貸し」があってもいいだろう?とか思う訳だが。別に戦争に行ってもう二度と帰って来ないかもしれない…。って言う
今生の別れではないんだが。今の日本のプロ野球選手のメジャー行きは今まで借りを頂いていたアメリカメジャーリーグに対する「恩返し」だとか思っているが。

人間って感情の生き物なんよ?それを大切にしなかったらそのツケは必ずやってくる。成功しなければ日本に帰って来てまたプレーするんだろうし。それでいいじゃん。
そう思うだけ。この辺を分かっていないクソバカ野郎が多すぎる。そう言う奴らは全員ギロチンで斬首して臓物をブチまけて猫のエサにでもした方がいい。

それを分かっていない勝谷みたいなバカ野郎がグダグダと抜かす訳ですな。あのホモ野郎が。そう言う訳で「日本のプロ野球にはイベント性など皆無」と。

スポンサードするんだったら他のスポーツの方が割がいい。サッカー?それもいいな。だが三洋電機は自社でラグビー部を持っている。
「1年に1回しかなくてしかも注目されなくなってきているオールスターゲーム」なんかよりも「自社の会社名を冠した強いスポーツ部」
の方に金を流し込んだ方がよっぽど効果が大きいだろ?と言う事で。チームが強くなればなるほど企業価値が高まっていく。その方が利口。

後はアドバルーン効果か。三洋電機のリストラ対策。今まで色々なリストラをやってきましたが効果がありませんでした。

株主辺りがそろそろマジ切れするんじゃねぇのこれ?とか思う様な状況で。「オールスターから降ります!」と宣言する事で
「三洋電機は改革するんです!」と言った「宣伝要素」が出来上がりましたね。実際に改革をやるかどうかは知らないが。

「アドバルーンとしての効果はあった」と言っていいだろう。本当にやれるのかそれとも嘘になるのかは知らないが。それはこれからの経営陣次第。

そして今回のオールスターゲームのスポンサーから撤退!と言う事に関して「三洋終わった♪」だとか抜かす奴がいる。企業の中身も調査しないで。
良くもまぁそんな事を言ってるな。てめぇの三洋電機に対するイメージってなんなんだ?としか思えない訳だが。企業を精査しないで企業を語るな。阿呆が。

俺の三洋電機と言う会社に対する評価は「商品自体は悪くないんだが宣伝で他社と比較して遅れを取った」と言う内容。これに尽きる。
使ってみたら案外便利。だけど存在その物が知られていな〜い。そんな商品が多すぎる。企業としてそれはまずいだろ。それが俺の評価。

例えば携帯電話。ドコモ向け端末で他社はもっさりなのに三洋だけはサクサクの端末です!どれだけの人がこれを知ってるんだ?前にもこんな内容を書いた。

例えば三洋の携帯電話。ドコモ向けにも納入している。そこで他社と比較して「動作がサクサク!」「他社はもっさり!」みたいな流れは当たり前になっている。
あくまでも「携帯オタク」の間では。一般人はそれを「知らない」と言うのがきついなぁと言う所。あんまりそれを表沙汰にすると他社から睨まれる。
と言うのもあるんだけどな。俺がこの間一般人と話をしている時に「とまむさんどの携帯使ってるんですかー?」みたいな話しになってきた。料金プランとかの
話をしていたからかなぁ。そこでとまむさんが「ドコモで三洋の端末使ってるよ」と喋ったら「三洋ってドコモにも出してたんですか!?」とか言ってきた。
…キッズケータイとかダメっぽいですよ?知名度とか無いっぽいですよ三洋さん?とか思った。他社のもっさり携帯をメインにするぐらいだったら
こっちの方がいいのになぁー。とか思った。そう言う訳で俺がその場で持っていたD901iSとSA702iを両方触らせてみた。うわっ!こんなに違いがあるんですねー!
とか言う事でその人が驚いていた。そう言うもんなのか。まぁD901iSは比較的前のモデル。とは言え903iシリーズとそんなに速さは変わらないから
「殆ど同じ」と思っていいよ。ともきちんと注釈は致しておきましたが?みたいな展開で。…そうか。もっさりとか言う事知らないんだ。とか思った。

例えばハイビジョン対応家庭用ビデオカメラ。他社がハイビジョン!ハイビジョン!と宣伝している割に「汚ねぇなこのカメラ!」としか思えないのは

ハイビジョンと言っても1080iだから。ぶっちゃけインタレースって言う時点で終わってる。現時点で「720p(プログレッシブ!)で撮影が出来るカメラ」
と言うのは三洋電機のハイビジョン対応Xactiだけ。720pと1080iなら720pの方が綺麗。それはもう映像オタの間だったら常識でしょ。そう思う。

解像度の比較としては1280x720と1440x1080。と言う事で実は松下とかクソニーだとかが喋ってる1080iハイビジョンと三洋電機の720pハイビジョンの解像度は
そんなに大きくは違わない。縦も横もせいぜい200ピクセルぐらいの違いでしかない。ハッキリ言って微々たる物。本当の1080の解像度は「1920x1080」だが

「解像度がでかすぎると保存できない」と言う事で。人間の目は縦の長さには比較的敏感だが横の長さには比較的鈍感。横に引き延ばしても違いが良く分からない。
それが理由。データが大きすぎて反映しきれない動画の映像は横の解像度を1440にして後でテレビで引き延ばす。結局「作ってる」んだよね。テレビの方が。

結局どこかしら歪む。それが現状の1080iの内容。悲惨。この一言に尽きる。アスペクト比が本当の「16:9」になっているのは720pだけ。
だから720pが最強と言える。インタレースとプログレッシブの違いは1コマにつき映像を半分記録するか全部記録するかの違い。
昔のテレビは映像送信のデータ帯域が不足していた。よって半分ずつ表示する事で目の錯覚を利用して残像を見せる事で動いている様に見せようとした。
それがインタレースと言う技術のミソ。でも今はそれをやる事もなくなった。どっかの売国奴テレビやどっかのクソニーの政治的な意図だけが理由で
今でもインタレースの方が主流になってしまっている。ただそれだけ。プログレッシブの方が高画質。映像扱うオタならみーんな知ってて当たり前の事。

それを知らない奴らが多すぎる。本当に綺麗なハイビジョン動画の撮影ができる家庭用ビデオカメラを出しているのは現状では三洋電機程度。
と言う事を果たしてどれだけの人間が知っているんでしょうか。携帯でもビデオカメラでも知名度が低すぎて売れないと言うのか三洋電機の負のスパイラル。

「業務用フリーザーのシェアは三洋がある程度のシェアを握ってその技術を家庭用の冷蔵庫にも応用している」
「斜めオープンドラムAQUAには小物や型崩れしやすいものなどをオゾンの力で洗うエアウォッシュの機能が搭載されている」

こう言った事が「殆ど」知られていない。と言うのが最大の弱点なんだが。さっさと特亜なんかとは縁を切って進出分野を絞って後は技術力をアピールするだけなんだが。

2006年12月01日(金)23時30分24秒